ECB理事会が3月10 日開かれマイナス金利幅の拡大、債券買い入れ額増加などの一連の金融緩和策を発表した。ところがドラギECB総裁が声明文発表後の記者会見で「現時点での見通しだと、一段のさらなる利下げが必要だとは考えていない」と述べた。記者会見直前まで1ユーロ=1.08ドル台までユーロが下げていた。会見後1ユーロ=1.1212ドルへ反発したあと1ユーロ=1.1175ドルで取引を終えた。NYダウは記者会見前までは130ドル上げていた。記者会見後180ドル安へ急落したが、あと前日比5ドル安、16,995ドルと前日比ほぼ横ばいで終えた。一時1ドル=112円台まで円が買われた。記者会見後1ドル=113.16円、1ユーロ=126.48円で取引を終えた。11日ブルームバーグ電子版で「記者会見後、マーケットは、ECBによる利下げは今回で打ち止め」と判断したと書いた。NY原油(WTI)は小幅下げバレル37.84ドル,一方NY金はオンス1,272.80ドルへ値上がりした。
11日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ECBは10日理事会を開催し、一連の金融緩和策を発表した。中央銀行の預金金利を現在のマイナス0.3%を0.1ポイント下げ、マイナス0.4%とした。政策金利を現行の0.05%を0.00%へ引き下げた。限界貸出金利を現行の0.3% を0.25% へ引き下げた。ECBの月間債券購入額を現行の600億ユーロを800億ユーロに拡大した。」と紹介したあと、ドイツ銀行関係者がドイツZDF記者のインタビューに対して「効果はない。貸し出しは今までも増えていない。この先も増えないだろう。」と答えていた。一方、ドイツZDFはECB金融緩和に関するニュースのあと3月13日(日)実施されるザクセンアンサルト、ライラントプファルツ、バーデンビュルテン3州地方選挙はアメリカ大統領予備選になぞらえて『スーパーサンデー』と呼ばれると伝えた。調査機関INSAによれば現時点で支持率はCDU29%,SPD15.5%、Afd19%,左派党20%となっている。連立与党のSPDが大きく支持率を失った。一方、メルケル首相の難民政策に反対を唱え、移民排斥を掲げ3年前に結成されたAfd「ドイツのための選択肢」が急激に支持率を伸ばして第3党に躍進している。「3州の選挙結果は来年のドイツ連邦選挙結果を占う試金石とも見られている」と11日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」キャスターが総括していた。
11日朝放送の「ワールドニュース」ではアルジャジーラが「シリア政府軍、反政府軍、ISとの戦闘で9日も市民6名が死亡した。シリア停戦合意は守られていない状態が続いている。」と伝えた。ロシアテレビは「キエフのロシア大使館に火炎瓶が投げられた。西側メディアは報道していない」と伝えた。英BBCは「カメロン首相が『英国がEU離脱すればポンドが急落する。様々なマイナス面が出てくる』と連日国民に説明に全国を回っている。」と伝え「最後に決めるのはイギリス国民だ」と総括していた。フランスF2は「フランス政府はテロ対策のため軍予備役を現在の2万8,000人を4万に増やすことを決めた」と伝えた。シンガポールCNAは「ミヤンマー大統領候補がよやく揃った。スーチー氏側近のティン・チョー氏が選出される見通しだ」と伝えた。世界の動きに目を離す事は出来ない。(了)
11日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ECBは10日理事会を開催し、一連の金融緩和策を発表した。中央銀行の預金金利を現在のマイナス0.3%を0.1ポイント下げ、マイナス0.4%とした。政策金利を現行の0.05%を0.00%へ引き下げた。限界貸出金利を現行の0.3% を0.25% へ引き下げた。ECBの月間債券購入額を現行の600億ユーロを800億ユーロに拡大した。」と紹介したあと、ドイツ銀行関係者がドイツZDF記者のインタビューに対して「効果はない。貸し出しは今までも増えていない。この先も増えないだろう。」と答えていた。一方、ドイツZDFはECB金融緩和に関するニュースのあと3月13日(日)実施されるザクセンアンサルト、ライラントプファルツ、バーデンビュルテン3州地方選挙はアメリカ大統領予備選になぞらえて『スーパーサンデー』と呼ばれると伝えた。調査機関INSAによれば現時点で支持率はCDU29%,SPD15.5%、Afd19%,左派党20%となっている。連立与党のSPDが大きく支持率を失った。一方、メルケル首相の難民政策に反対を唱え、移民排斥を掲げ3年前に結成されたAfd「ドイツのための選択肢」が急激に支持率を伸ばして第3党に躍進している。「3州の選挙結果は来年のドイツ連邦選挙結果を占う試金石とも見られている」と11日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」キャスターが総括していた。
11日朝放送の「ワールドニュース」ではアルジャジーラが「シリア政府軍、反政府軍、ISとの戦闘で9日も市民6名が死亡した。シリア停戦合意は守られていない状態が続いている。」と伝えた。ロシアテレビは「キエフのロシア大使館に火炎瓶が投げられた。西側メディアは報道していない」と伝えた。英BBCは「カメロン首相が『英国がEU離脱すればポンドが急落する。様々なマイナス面が出てくる』と連日国民に説明に全国を回っている。」と伝え「最後に決めるのはイギリス国民だ」と総括していた。フランスF2は「フランス政府はテロ対策のため軍予備役を現在の2万8,000人を4万に増やすことを決めた」と伝えた。シンガポールCNAは「ミヤンマー大統領候補がよやく揃った。スーチー氏側近のティン・チョー氏が選出される見通しだ」と伝えた。世界の動きに目を離す事は出来ない。(了)