ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ECB理事会金融緩和も市場は無視、NYダウ5ドル安≪学校で教えてくれない経済学)

2016-03-11 12:22:07 | 経済学
ECB理事会が3月10 日開かれマイナス金利幅の拡大、債券買い入れ額増加などの一連の金融緩和策を発表した。ところがドラギECB総裁が声明文発表後の記者会見で「現時点での見通しだと、一段のさらなる利下げが必要だとは考えていない」と述べた。記者会見直前まで1ユーロ=1.08ドル台までユーロが下げていた。会見後1ユーロ=1.1212ドルへ反発したあと1ユーロ=1.1175ドルで取引を終えた。NYダウは記者会見前までは130ドル上げていた。記者会見後180ドル安へ急落したが、あと前日比5ドル安、16,995ドルと前日比ほぼ横ばいで終えた。一時1ドル=112円台まで円が買われた。記者会見後1ドル=113.16円、1ユーロ=126.48円で取引を終えた。11日ブルームバーグ電子版で「記者会見後、マーケットは、ECBによる利下げは今回で打ち止め」と判断したと書いた。NY原油(WTI)は小幅下げバレル37.84ドル,一方NY金はオンス1,272.80ドルへ値上がりした。

11日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ECBは10日理事会を開催し、一連の金融緩和策を発表した。中央銀行の預金金利を現在のマイナス0.3%を0.1ポイント下げ、マイナス0.4%とした。政策金利を現行の0.05%を0.00%へ引き下げた。限界貸出金利を現行の0.3% を0.25% へ引き下げた。ECBの月間債券購入額を現行の600億ユーロを800億ユーロに拡大した。」と紹介したあと、ドイツ銀行関係者がドイツZDF記者のインタビューに対して「効果はない。貸し出しは今までも増えていない。この先も増えないだろう。」と答えていた。一方、ドイツZDFはECB金融緩和に関するニュースのあと3月13日(日)実施されるザクセンアンサルト、ライラントプファルツ、バーデンビュルテン3州地方選挙はアメリカ大統領予備選になぞらえて『スーパーサンデー』と呼ばれると伝えた。調査機関INSAによれば現時点で支持率はCDU29%,SPD15.5%、Afd19%,左派党20%となっている。連立与党のSPDが大きく支持率を失った。一方、メルケル首相の難民政策に反対を唱え、移民排斥を掲げ3年前に結成されたAfd「ドイツのための選択肢」が急激に支持率を伸ばして第3党に躍進している。「3州の選挙結果は来年のドイツ連邦選挙結果を占う試金石とも見られている」と11日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」キャスターが総括していた。

11日朝放送の「ワールドニュース」ではアルジャジーラが「シリア政府軍、反政府軍、ISとの戦闘で9日も市民6名が死亡した。シリア停戦合意は守られていない状態が続いている。」と伝えた。ロシアテレビは「キエフのロシア大使館に火炎瓶が投げられた。西側メディアは報道していない」と伝えた。英BBCは「カメロン首相が『英国がEU離脱すればポンドが急落する。様々なマイナス面が出てくる』と連日国民に説明に全国を回っている。」と伝え「最後に決めるのはイギリス国民だ」と総括していた。フランスF2は「フランス政府はテロ対策のため軍予備役を現在の2万8,000人を4万に増やすことを決めた」と伝えた。シンガポールCNAは「ミヤンマー大統領候補がよやく揃った。スーチー氏側近のティン・チョー氏が選出される見通しだ」と伝えた。世界の動きに目を離す事は出来ない。(了)

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スタッフ講習の内容をスタッフ以外の人にも・・・臨床中に解説 (連載3)

2016-03-11 08:07:00 | 診断即治療と虹彩学

 記事とは関係ありませんが美味しいコーヒーでした(^_^;) 



 連載1   連載2  連載3   連載4  連載5


昨日は休診なのですが、和歌山から来る患者さんを治療しました。
「寝違えで朝起きるときも痛くてスッと起きることができない。左の肩も挙げると痛いし、左の膝も痛いです」とのことです。
問診をして、脈を診て、脊椎診をして、スタッフに解説をしました。

「この寝違えの直接の原因は、胸椎上部の歪みなので、それを取れば、その場では治りますが、すぐに再発します。理由は、この胸椎の歪みの原因が左の腎だからです。それを証明するには、左右の腎査穴を押えてみるとわかります」
と言いながら、スタッフに脊椎上部の歪みを確認させ、次いで仰臥になってもらい、左の腎査穴を軽く押さえたら、
「いたー!!!」と叫びました。

「ほらね!」という顔をしながら、
「でも右の腎査穴はそんなに痛くないですよ」と続いて右の腎査穴を押えたら、患者さんから、
「痛くないです」と声をかけてくれた。

「それで、その腎を整えるのにはどうしたらいいかということになりますが、いろいろな方法があるので、最初にやるのが、本人に腎が原因であると言うことを知ってもらうことです。先ほどの腎査穴でもわかりますが、腎査穴は鍼灸師には通じても患者さんには通じませんので、直接腎臓を軽く押えます」と言いながら、お腹から左右の腎臓を押えたら、左の腹部は硬く感じられますが、右のお腹は軟らかいので、今度は本人に確認してもらうために少し強く押しました。

左のお腹から腎臓を押すようにしたら、患者さんは片目をつぶりながら「痛い!」という顔をしています。
今度は、右のお腹から腎臓を押えるようにしたら、患者さんはビックリしたような顔で、顔を左右に振っています。

「ここは痛くないでしょ?」と言うと、

「ぜんぜん」と答ました。

次は治療の解説です。

「では、これをどうするかというと、まず本人にも腎臓が原因だと言うことを確認してもらうために、お腹からジワーッと腎臓を押していきますが、嫌われてはいけないので、強く押しすぎたらダメですよ」と、そのまま腎臓を押えました。
時間にすると1分ぐらいでしょうか。

そして、ちょっと柔らかくなったのを確認してから、
「これだけでも軽くなっていますよ」と言いながら、起き上がってもらって首や肩を動かしてもらい、痛みを確認させました。

「あ、はい。軽くなっています」と言うので、そのままFAT(軽いタッチで行なう関節調整療法)で調整しました。

FATは、「軽く触れる」という感じなので、患者さんにすれば何をしているのかわかりません。
この方も、FATを使ったら、後を向いて「何してるの?」と言う顔をしていました。

FATの時間は1~2分です。
それから再び首や肩の痛みを確認してもらったら、
「だいぶ軽いです。楽です」と答えていました。

それから、スタッフに向かって、
「治療効果を持続させるためには、陰査穴や背部兪穴まで治療していたほうがいいですよ」と言いながら、陰査穴や背部兪穴を治療しました。
そして起き上がってもらい、再度首や肩の痛みを確認してもらったら、左肩のほうが少し残っているようでしたので、横座りになってもらい、鍼ではなく指を使って骨格矯正鍼を施しましたら、ほとんど治りました。

これで治療は終了ですが、何故腎臓がおかしくなったのかも説明しました。(後日に解説する予定です)

スタッフには、治療をしながら、これ以上説明する必要はないだろうと思うほど解説を加えましたので、それ以上は説明しませんでした。

この方法が、現在計画している「実技講習」(スタッフ講習の内容をスタッフ以外の人にも)の方法です。




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