ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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エルドアン、プーチンと会談、原発、天然ガスパイプライン建設、野菜、果物輸入解禁、トルコ向け観光

2016-08-10 13:32:25 | 経済学
再開決める≪学校で教えてくれない経済学)


「日本の明仁天皇が8日、生前退位の意向を遠回しに表明した。父親の裕仁天皇のように議論を巻き起こすこともなく、世間をにぎわせることもない。彼の次に皇室の伝統を維持しつつ国家の名目上のトップを務めることになるのは、息子の皇太子徳仁親王(56)だ。日本が様々な難題に直面し、グローバル化が進む世界でアイデンティティーを模索する中での即位となる」と9日付のWSJ紙電子版でMichiaelAuslin氏の寄稿文を紹介していた。一昨日から天皇退位の問題は海外メディアも関心を持ちながら紹介している。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」ではトルコ、エルドアン大統領が9日、ロシ
アサンクトぺテルブルグでロシア、プーチン大統領と会談したことを英BBC、ドイツZDF
フランスF2,カタール、アルジャジーラ、国営ロシアテレビが時間を割いて報道していた。
ドイツZDFはニューストップで取り上げた。「ロシアはトルコへの経済制裁を取り下げた。
ロシアとトルコの関係は新たなスタートを切った。ロシアはトルコでの原子力発電所建設
とガスパイプライン建設を援助することが決まった。禁止されていた野菜、果物の輸入が再
開される。」と伝えた。ロシアテレビは「エルドアン大統領が9日プーチン大統領と会談し
た。7ケ月前には全く考えられなかった。エルドアン大統領はク―デター後、真っ先にプー
チン大統領からお祝いの電話をもらったことにお礼を申し上げたいと話した。昨年11月事
件の後400万人トルコへの観光客が10万に減っていた。両国の間で原発と天然ガスパイプ
ライン建設が決まった。シリア問題については改めて協議することとなった」と伝えた。フラ
ンスF2は「プーチン大統領はシリア問題については一切触れなかった」と総括した。アル
ジャジーラは「今回の両首脳会談で昨年11月以前の状態に戻した」と総括した。英BBCは
「アレッポでは25万の市民がISの盾に使われたままの状態だ。アサド対反政府軍の争い
は過激化の一途にある。プーチンが中心的役割を演じているが、エルドアンとの会談では、
シリア問題に言及はなかった。会談は経済問題が重視された。」と解説していた。

ロシア関連では少し古いが8月2日付けWSJ紙電子版で「クリントン氏のメールハッキン
グに次いで米民主党全国委員会から流出したメールでもロシアが関与していた。クリント
ン候補に有利に進むように党幹部が動いていたのだ。党全国委員長が辞任に追い込まれた。
米大統領までさらなるサプライズがあるだろう。プーチン大統領の対米情報戦での勝利で
ある。」とL.GordonCrovitz氏が投稿していた。トルコとの関係での今回の電撃修復もロシ
ア国民が今何を求めているかを察知してのプーチンが仕掛けた早業の一つと見られている。

9日NY市場では外為市場で英ポンドが1ポンド=1.30ドルを1.5ケ月振りで割り込んだ。
今後の政策如何ではさらなるポンド安が見込まれる。日本円は1ドル=101.87円、1ユー
ロ=113.20円、NY原油は米エネルギー情報局が米国の2016,17年の原油生産見通しを上
方修正後売られバレル42.76ドルへ反落、NY金はオンス1,346.65ドルへ小幅上昇した。
NYダウは商い閑散の中ほぼ横ばいの前日比3ドル高、18,532ドルで取引を終えた。(了)

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