ＮＹ原油一時バレル40ドル割れ、一方、米大統領選候補者支持率、クリントン氏52％トランプ氏48%へ

民主党大会後逆転:米ABC(学校で教えてくれない経済学）


週明け8月1日のNY原油市場では世界的な原油供給過剰を材料にWTI価格が一時バレル
39ドル台へ値下がりした。後戻し同40.06ドルで取引を終えた。6月高値から22％下げたと2日付ブルームバーグ電子版でMarkShenk記者が書いた。1日のNY株式市場では原油安がエネルギー株の売りを誘いＮＹダウは27ドル安18,404ドルで取引を終えたとAnna-LouiseJackson記者が書いた。NY外為市場ではドル買戻しが入り、1ドル₌102.44円、1ユーロ＝114.33円で取引された。NY金は小幅高オンス1,351.40ドルで取引を終えた。一方、2日付けWSJ紙電子版でJonHilsenrath記者は米大統領選に配慮せず、9月に利上げする用意が整えば利上げすると米FRB当局者が語ったと書いた。米FRBは7月27日のFOMC会合では当面の米経済見通しは「強い」と指摘したが「利上げ」に対する手がかりを提供しなかった。

日本時間、8月2日朝7時半からのABCテレビは米大統領選、共和党大会直後の支持率はクリントン氏45％、トランプ氏48％だった。民主党大会直後の世論調査ではクリントン氏52%トランプ氏43%とクリントン氏が逆転した。米ABCは民主党大会で演説したイスラム教徒で仲間の命を守って戦死した兵士をトランプ氏が米ABCとのインタービューの際侮辱した発言が影響した。民主党党委員長のメールがハッカー攻撃を受けたがロシアが関与していたとみられている。トランプ氏はロシアを擁護する発言を行ったことも影響したと解説していた。

ドイツZDFはシリア、アレッポ郊イドリブでロシア軍ヘリが撃墜され兵士3名司令官2名が死亡したと伝えた。フランスF2はアレッポ市内へ人道支援物資投下の帰路ロシア軍ミグ8型ヘリが撃墜された。ロシア軍ヘリの撃墜は初めてではなく今回で4回目と見られると伝えた。ロシアテレビはミグ8型ヘリが墜落、乗っていた5人全員が死亡した。アレッポでの人道物資搬送帰路だった。地上からのロケット弾を撃ち込まれた。遺族にお悔やみが述べられたと伝えた。

フランスF2はポーランド訪問の帰路機内で同行の記者団に対して、ローマ法王はイスラム教と暴力は全く無関係である。テロ事件とイスラム教徒を結び付けることは全くないとと話したと伝えた。フランスF2は有志連合はＩＳ最大拠点で100万人の一般市民が住むモスル攻撃態勢に入った。隠し撮りビデオによればモスル市内の一般道路には見せしめのための遺体がぶら下げられている状況はいつも通りだが加えて町家の壁に「抵抗」を意味するミールの頭文字アラビア語のＭの一字が複数個所に書き込まれていると紹介した後、最近、ISに対する抵抗勢力がモスルに見られ始めたと伝えた。フランスF2はアメリカ統合本部長がトルコエルドアン大統領と会談する様子を映していた。NATO空軍機はトルコ空軍基地からシリア攻撃をしている。トルコとアメリカとの関係悪化を避けたい狙いがあると伝えたあと台湾,蔡総統が、人口の2％50万の台湾少数民族に初めて謝罪したと伝えた。（了）