ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

8月28日の臨床実践塾 : よく頭が痛くなり、眠たいし、痩せない時の治療は?

2016-08-16 12:07:09 | 診断即治療と虹彩学

 帽子をかぶる範囲が冷たいような感じがして痛い 



先日来られた娘さん(社会人)の話ですが、「肩や背中が凝って頭が時々痛い、、、、、。痩せない!」と訴えていました。
一緒に来られた彼女のお母さんが言うには、「この子は、時間があったら寝ているんです」ということでした。
ニコニコした顔をしていましたが、どこか疲れた感じがありましたので、「もしかして」と、脳疲労の診断をしたら、案の定脳疲労の反応がありました。

その反応をスタッフにも知ってもらうために、2人のスタッフにも確認してもらいました。
この診断は、手指の敏感さが要求されるのですが、この患者さんは非常にわかりやすかったので、スタッフにも確認してもらったわけです。

※脳疲労とは、九州大学名誉教授の藤野武彦医博が提唱した言葉ですが、その診断方法はまだ確定されてないように思われますので、私は「脳の軽い炎症」を「脳疲労」と判断しています。

藤野武彦医博著『脳の疲れをとれば、病気は治る!』が出版されたのは、2010.02.17で、その著書にはメタボリックシンドロームと脳疲労のことは書かれていますが、「脳疲労の原因は脳の炎症」とは書かれておらず、脳疲労の原因を、
過剰なストレス⇒脳疲労⇒五感異常⇒食行動異常⇒肥満(メタボリックシンドローム・生活習慣病)と解説しています。
また、脳疲労の研究者である(独)理化学研究所分子イメージング科学研究センター・センター長の渡辺恭良先生も、「脳科学と社会」「脳科学と教育」「非侵襲的脳機能計測を用いた意欲の脳内機序と学習効率に関するコホート研究」などを発表していますが、平成16年の資料なので、その段階では「脳疲労と脳の炎症」に付いては述べられて居ません。

しかし、時代が進んだと言いますか、研究者が増えたと言いますか、次第に「脳疲労は脳の炎症」という考え方が出てきたようです。
たとえば、2014.11.01に出版された、『実験医学・増刊号「炎症」』羊土刊に、「炎症疾患としての肥満/メタボリックシンドローム」という項目があり、
【従来、メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積を中心として糖質代謝や血圧の異常が集積する、文字通り「代謝症候群」として捉えてきたが、近年では、その病態に「慢性炎症」が深く関与することが注目されている。感染や外傷に代表される急性炎症と異なり、メタボリックシンドロームは、発赤、発熱、腫脹、疼痛などの特徴を認めないが、炎症性サイトカインやケモカイン、種々の炎症細胞など急性炎症と共通のメカニズムが病態に関与する】という一節があります。

炎症性サイトカインとは:サイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質の一種で、ほかの細胞に情報を伝える役割を持つ)という生理活性物質で、炎症反応を促進する働きを持つ物質のことである。
ケモカインとは:体の炎症部位や特定の細胞から分泌されるタンパク質で、特定の白血球細胞表面Gタンパク連結型受容体に結合し、特定部位への誘因や体内での移動を引き起こす。

この『実験医学・増刊号「炎症」』の一節で、藤野武彦医博著『脳の疲れをとれば、病気は治る!』で語られた「脳疲労」の原因は、「脳の炎症である」ということができると思います。(もう既に証明されているかも知れませんが…)

さて、それで、その娘さんにはどのような治療をしたかと言いますと、オステオパシーで頭蓋骨を整えて、軽く経絡を整えました。
ただ、頭蓋骨を調整するときに、顎関節の歪みもありましたので、ついでに顎関節も調整しておきました。

そして治療を始めて10分程度で「脳の炎症感」を確認したら、すでに炎症反応は消えていて、治療が済んでから、

「どう? 頭はすっきりした?」と聞くと、

「目が、目が凄くはっきりしています」と応えていまして、待合に移ってから、彼女のお母さんにも、

「目がはっきりしているわ」と話していました。

私は頭の状況を聞きたかったのですが、「目が」、「目が」と目のことばかりを話していました。
それでも、「目が良くなったと言うことは脳が良くなったということだから、ま、いいか」と、それ以上は訊きませんでした。

最近、目に特化した治療の開発を行なうために、自分の頭蓋骨をいろいろ動かしていたのですが、面白いことに聴力が上がってきたようで、今まではテレビの音量を「28~30」にしていたのに、このところ「22~25」のほうがうるさくなくていいのです。
頭蓋骨を動かすと聴力も良くなることは、患者さんの治療でわかっていたのですが、自分で具体的に感じたことには感動しました。(笑)


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週明けNYダウ59ドル高、原油WTIバレル45.74ドルへ続伸、原油高歓迎、ロシア株過去最高値更新

2016-08-16 10:57:39 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


16日朝放送のフランスF2はジャマイカ出身のボルト選手が9秒81でリオオリンピック、100メートル陸上優勝画面をトップで紹介していた。そのあと8月15日、フランス各地で開かれたミサの様子を映していた。フランスF2は著名な観光地でブルサ禁止を呼びかける様子を紹介していた。イスラム過激派によるテロでフランス人の多くがイスラム教徒に神経質になっていることが伝わる。ドイツZDFはドイツとロシア両国外相が15日会談、シリアとウクライナ問題を討議した。しかし、双方意見の違いをはっきりさせる結果に終わったとトップで伝えた。ドイツZDFはドイツでは高齢化が進んでいると紹介、連邦議会が年金支給開始年齢を69歳まで引き上げる案を出した。政府は67歳を堅持している。一方連邦政府は、高齢化に対処して、移民を昨年100万人受け入るなど移民に門戸を開放しようとしているが、ここへきてテロ事件続発で効果は出ていない。ドイツZDFは「特にドイツの大企業、株式指数DAX上場の30企業に移民忌避の傾向が顕著にみられる」と伝えていた。

韓国KBSは朴槿恵大統領が韓国解放記念日の8月15日に演説、北による核開発の推進は孤立を深めるだけだと強調したと伝えた後、「その他」の問題については「未来志向で」取り組むと述べたと紹介していた。明らかに慰安婦問題を避けたとみられる。英BBCは米大統領選共和党候補トランプ氏は自分が大統領になればアメリカとの国境検閲を強化すると15日の演説で再び強調したと伝えた。米ABCは15日朝放送の画面も中身も同じでルイジアナ洪水の様子を紹介していた。他にニュースがなかったのか.それとも単純なNHKのミスなのか。米国関係のニュースでは16日付けのWSJ紙電子版でMikeSpector記者が「排ガス不正問題で、米司法省、VWの犯罪証拠を入手、同社と和解交渉に入った」と書いた。同じくWSJ紙電子版でRyronTau記者が「ジョー・バイデン米副大統領は15日、民主党米大統領選候補、クリントン氏の集会にはじめて参加し、トランプ氏について『アメリカ合衆国の大統領としてどこから見ても全く不適格』と切り捨てた」と書いた。

週明け15日のNY市場では、NY外為市場でFOMC議事録発表を控えてドルが売られ1ドル=101.23円、1ユーロ=13.24円で取引された。NYダウは先週末比59ドル高、18,636ドルで取引を終えた。16日付けブルームバーグ電子版でAleksanndraGjorgievska記者は「資産運用者は米国債より株式を選好している。年初は株式を敬遠して現金を積み上げていた。トーンが変化してきたと専門家はみている」と書いていた。NY原油(WTI)は続伸、バレル45.74ドルで取引を終えた。ロンドンブレント相場も同48.35ドルへ続伸した。ブルームバーグ電子版でMarkShenk記者は 「産油国が相場安定策を協議する。ロシアが「必要なら」協議に参加する可能性を見せたとの見方がある。一方、会議はまだ先の話だ。何らかの手係りを得ようとしているだけだ。50ドルが近づけば失速するとの見方もある」と書いていた。ブルームバーグ電子版に「15日、ロシア株価指数が1,977.28と過去最高値を更新した。」と出ていた。NY金相場変わらず。オンス1,344.85ドルで取引を終えた。(了)

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