ＮＹ原油ＷＴＩ、6日間続伸、在庫減と産油国協調の思惑でバレル48.22ドル、米利上げ期待後退、ドル売り進む

（学校で教えてくれない経済学）


樹齢100年高さ20メートルの巨大な松の木が根元から折れ、たまたま民家のそばを走行していた機関車に当たりめり込んだ。死亡者は確認されていないが多数の乗客が負傷する事件がフランス東部で18日起こった。フランス国鉄は松が民家の持ち物のため国鉄は責任を問われないと当局が話す様子を19日朝放送のフランスF2が映していた。フランスF2は「エルドアン、トルコ大統領クーデター以降、容疑者として投獄されている。刑務所の収容スペース不足で3万1,000人が保釈された。クーデターに関与したとみなされると容赦なく逮捕される。18日には従業員1万4,000人の企業経営者が逮捕された。逮捕者は6万人以上の公務員、ジャーナリスト1,100人も含む。粛清は拡大一途。」と伝えた。

ドイツZDFはアサド政府軍と反体制派軍と戦闘が日々続けられている。爆弾は雨あられと落とされる。国連は監視団WFPを送っているが民間人死傷者の数は増え続けている。18日ロシアがアレッポに限定して突然48時間の一時停戦を申し出てきた。従来は1日3時間の停戦のみだった。アレッポには90万人の一般市民が攻撃の盾として利用されていると伝えた。ドイツZDFは「今年に入りドイツへの移民流入はほとんどない。EUとトルコとの間で結ばれた協定の結果ではない。ギリシャ、レスポス島にある難民キャンプにはトルコへ送還されず足止めされている。ギリシャ政府が人命が保証できないとしてトルコへの送還に同意していないからだ」と伝えた。ロシアテレビは「リオ・オリンピンク、ウエートリフティング銀メダリストにドーピング反応が出てメダルをはく奪されたと伝えた後、米国人、リオ・オリンピック選手3人が暴漢に襲はれたと虚偽申告した嫌疑で出発直前既に搭乗していた飛行機から降ろされ身柄を拘束された」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「ロシア、シリア政府軍の空爆で連日子供女性を含む一般市民に死傷者が出ている。反体制派のメディアは空爆で顔面に重症を負った5歳の少年の顔写真をインターネットで送信、世界中に拡散されている。時を同じくしてロシアはアレッポでの48時間停戦を決めた」と伝えた。中国CCTVは「米領グアムから3機種の米戦略爆撃機全てを同時に演習に参加させた。グアムを起点に半径2,000キロの南大西洋をカバー出来る。明らかに中国を念頭に置いた行動である。」と伝えた後「李克強首相はミヤンマー、スーチー国家顧問と会談した」と伝えた。韓国KBSは「脱北した駐英公使の子弟が通っていた学校では2月前から同校生徒と交流が途絶えていた。」と伝え「同公使は脱北者を先頭に立って取り締まる立場の人間だった。驚いている。」と語る様子を紹介していた。英BBCと米ABCは米五輪選手が身柄を拘束された事件を詳しく報道した。

18日NY市場ではドルが3ケ月ぶりの安値を付けた。対円では1ドル＝100.17円で取引された。ドルは対ユーロで売られ、1ユーロ＝1.1354ドルまで下げた。ユーロは対ドル、対円で買われ1ユーロ＝113.41円だった。NY原油（WTI）は原油、ガソリン在庫減、産油国協調を材料に買われバレル48.22ドルで取引を終えた。ブレントオイルも上げ同50.89ドルで終えた。NY金はドル売りを材料に小幅高オンス1,355.85ドルで取引を終えた。（了）

脳疲労の治療実験 ： 頭蓋骨、頸椎、臓腑、経絡 (8月28日の臨床実践塾)

　きみたちの歪みのポーズを見ていると羨ましいねぇ　

昨日は面白い実験をしました。
電気を使った身体の矯正です。
痛くもかゆくもない方法です。

被験者は、たまたま「腰が痛い」と来られた鍼灸師の方です。
診ると、軽い「脳疲労」を感じることができましたので、その方に被験者をお願いすることにしました。
最初に実験をする断りを入れておきます。

「ちょっと実験したいのですが、モニターになってもらってもいいですか？」

「ええ、いいですよ」

「ありがとう。でも最初に何をやるかを説明すると、気を遣っていい結果になるようにする可能性がありますので(笑)、　何をするかというのは説明せずにやりますね。痛くもかゆくもないし、治療の流れの中に挟んでいきますので、結果が出るまで何をしているのかわからないと思いますが、多分面白い結果が出ると思いますよ」

「はい」

ということで、実験を始める事にしました。
腰痛なので、股関節や仙腸関節、肩関節、脊椎などの動きも調べます。
それから頭蓋骨療法をして、頭の下に電気を置き、切皮程度で陰査穴へ刺鍼しました。

これで10～15分程度の時間が流れます。

はい、これでおしまい。(笑)

「えっ！」と思った人は、鍼灸治療を受けたことのある方だと思います。
何も感じなかった人は、鍼灸治療を受けたことがない方かも知れません。

それから起きてもらって、先ほどと同じように、股関節や仙腸関節、肩関節、脊椎などの動きを調べますが、注目するのは両足を同時に持ち上げて腰の曲がり具合を診る検査ですので、最初に両足を持ち上げてテストしました。
そして足を持ち上げると同時に、その方は女性ですが、

「おおーっ」と声をあげていました。

傍にいたスタッフも、「ええー？」という顔をして見ていました。

それで、後の検査をする必要はなかったのですが、とりあえず簡単に検査をやっておきました。
それから説明です。

「今やった実験は、脳が整うと体の歪みも整うだろうという仮説でおこなったのです。つまり、あなたの場合なら腰の歪みですが、整いましたねー」と言うと、
「ええ、電器を当てたときから腰が楽なってくるのがわかりました」と話していました。

さー、ここからが問題です。
傍で見ていたスタッフも納得させなければならないからです。
理由は、頭蓋骨療法や陰査穴も使ったからです。
というのは、一穴鍼法でも腰痛は治せるので、もしかしたらスタッフは、「鍼で治ったんじゃない？」と疑っていると考えたからです。

そこで、そのモニターになってくれた方が帰ってから、スタッフの歪みの検査をして、ベッドに寝かせ、頭の下に電気を置いて、何もせずにそのまま放置しておきました。
ちょっと長めで15分程度置いたと思います。

そして、再び検査です。
スタッフは、

「あははは」と笑うだけでした。

どちらかと言うと腰が硬い人でしたので、「まさか自分は変化しないだろう」と考えていたのが、意に反したからだと思います。
そして、

「曲りますね。おもしろいですね。僕、ほんとに腰が硬いんです」と、やっと先ほどのモニターの変化を納得したことを話しておりました。

実はこの治療法は、「目や頭の治療」と一緒に行なう方法で、私が一人で何度もテストした結果が良かったので、患者さんやスタッフにもやってみたのです。
自分で実験していても、あまりに簡単なので笑ってしまいましたが、被験者がいると、こんなにも楽しいものかと思いました。

そして決心したのです。
「よし！　今度の臨床実践塾でも希望者がいれば実験してみよう」と。