【特報】マクロン氏、仏大統領選で勝利―ルペン氏、が敗北認める、8日朝付けブルームバーグ電子版

（学校で教えてくれない経済学）


7日投票日のフランス大統領選の決選投票で、独立系のマクロン前経済・産業・デジタル相が極右政党・国民戦線（FN）のマリーヌ・ルペン氏を破って勝利した。ルペン氏が敗北を認めた。世論調査各社の予測によると、得票率はマクロン氏が65％、ルペン氏が35％。マクロン氏が仏史上最年少で大統領に就任する。」と8日付けブルーミングバーグ電子版が伝えた。

8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は「7日午後8時、フランス大統領決選投票がただいま終わりました。予想得票率はマクロン候補65.1％、ルペン候補34.9%。予想得票はマクロン氏2,100万、ルペン氏1,100万票。マクロン候補支持者の集まり「前進の党」は喜びの声で湧いています。マクロン氏は39歳。フランスの今までで最も若い大統領です。今までは1974年に選ばれたディスカールデス単大統領の48歳でした。

マクロン氏は「フランス国民は私に信頼を捧げることを決めました。心からありがとう。その一方で国民の分裂、その人たちの不安、不満に耳を傾けます。あなたたちの安全を守ります。私はその責任があります。私はヨーロッパを守ります。ヨーロッパの価値観を守ります。ヨーロッパに再び楽観的気持ちを呼び戻します。フランス人、一人一人、家庭にチャンスを取り戻します。今後5年間、強い決意をもってフランスのために尽くします。フランス人万歳、フランス共和国万歳。」と勝利演説で話す様子をフランスF2はテレビ画面に映した。

一方ルペン氏は敗北を認めたあと「私に投票してくれた1,100万人のフランス国民にお礼を申し上げます。歴史的な出来事です。フランス大統領選の第一回目の投票でフランス国民はフランスの古い政党を解体させました。次の総選挙で国民の審判を受けます。そのために国民戦線は国民の期待に見合ったものにしなければなりません。根本的に変換しなければなりません。今後に向けて数ケ月間準備に入ります。フランス国民万歳、フランス共和国万歳」と語る様子をフランスF2は映した。

8日朝、アジア外国為替市場で、日本時間午前6時現在、ユーロが買われ、1ユーロ＝1.1019ドル、1ユーロ＝124.50円、1ドル＝112.97円で取引されていると8日朝放送のテレビ東京、モーニングサテライトが伝えた。（了）