ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

神戸赤十字病院、土井智文先生大いに語る(スケッチ&コメント)

2017-05-29 17:52:43 | スケッチ


土井智文先生大いに語る

江嵜企画代表・Ken



循環器内科専門医、神戸赤十字病院、土井智文先生の講演会が5月27日(土)午後2時からよみうり神戸ホールで開かれ楽しみにして出かけた。開演20分ほど前に会場に着いた。既にほぼ満席、会場の様子をいつものようにスケッチした。

土井先生は1961年,兵庫県相生市生まれ、今年55歳、赤穂で研修をはじめ、92年から六甲アイランド病院、2010年から神戸赤十字病院循環器内科勤務、医者として32年目を迎えましたと話を始めた。ほのぼのとした語りがまず印象に残った。

土井先生は会場のプロジエクターに日本人の死亡原因の円グラフを映した。日本人の死亡原因1位は悪性新生物つまりがんで約30%です。2番目に多いのが心疾患つまり心臓の病気で約15%あと肺炎9%、脳血管疾患8%と続きます。年齢が高くなれば心疾患は増える傾向にありますと説明された。

悪性新生物(ガン)では肺、胃、肝臓、すい臓、前立腺、乳房、胆のう、皮膚等の部位が挙げられる。しかし、心臓のガンは極めて少ないと確か聞こえた。

土井先生は32年間の私見ですがと前置きして、心疾患の対応は、動脈硬化を遅らせることと話された。そのためにどうするか。それにはタイトルの副題にあるように~心臓にやさしく、血管にやさしく~日々の生活を送ることに尽きるのではないかと、質問時間入れて午後4時までの講演を通じて教えられた次第である。

土井先生の説明の中で、心臓に負担がかかると心臓の壁が厚くなるという言葉が出てピクリとした。私事で恐縮だが、今年1月ロスへの団体ツアー参加を決めていた。どうも最近階段の上りがきつく感じていた。老化による肺機能低下のせいだと思い込んでいた。ところが専門医に心筋肥大症と診断され旅行直前キャンセルを余儀なくされた。

土井先生はプロジェクターに体全身の造影剤投入前と後の映像を複数の症状に分けて解説された。足の先から頭の先まで血液が流れている。一ケ所でも血流に異常が出ると即全身に影響すると説明された。その一つに足のむくみを挙げられた。

むくみの説明では体重が増える場合、水が溜まって増えることがよくある。急に体重が増える場合は専門医の検診を受けた方がいいとアドバイスされた。おかしいなと感じたら専門医に見てもらうのがいいでしょうとの話のとき、医者の処方薬で疑問が出たら正直に先生、おかしいですと言われた方がいいと話された言葉も印象に残った。患者の立場では中々言えないことだ。今回のような話を聞くとそれだけでも心疾患が治るかもしれない。

夜トイレに立ったときふらふらする。そんな時はいったん腰を下ろす。血圧を安定させることになる。男性の場合、便座に座っておしっこをするのも大事だ。とにかく血管にやさしく、心臓にやさしくしてやることが大事なのだろう。

2時間の講演内容を紙一枚に書ききれない。土井智文先生のお人柄にもよるところ大なのであろうが、講演が進むにつれて、会場がほのぼのとした雰囲気に変わっていったことを実感した。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日の臨床実践塾も楽しかった (ノ`v`)ノ

2017-05-29 09:59:39 | 診断即治療と虹彩学
今までの「診断即治療」の記事は、 FC2ブログ に移行していきます。


手技での心臓病の予防や応急処置法



昨日の臨床実践塾では、「エネルギー療法」の秘伝中の秘伝となることを説明しました。
エネルギー療法は、いくつかの種類があるのですが、根本的には同じと考えていますので、その方法をお話したわけです。

「首が辛い」という方の背中に手を当てて(手を当てなくてもいい)、10~20秒ぐらいで、

「はい。首を動かしてみてください」と言うと、首を動かしてから、

「あ、楽です。さっきまでこちらに動かすと痛かったのですが、痛みがなくなりました」

その後、全員に両手を高く挙げてもらい、肩の痛みなどを確認しましたら、お一人左腕を挙げるのが辛そうな方がいましたので、

「痛いの?」と聞くと、

「ええ、こうして手を挙げると、ここが痛いのです」と言うので、前に出て来てもらって、

「ちょっと指を貸してみて」と指1本を摘まみ、そのまま10~20秒ぐらいしてから

「はい、先ほどのように挙げてみて」と腕を挙げさせると、

「あ、はい。はい。」と楽になったことを表情で表現していました。

でも、どちらも、私が指で少し触れていたので、これではエネルギー療法の真髄が伝わらないと思い、

「これは触っても触らなくても一緒ですから、今度は一切触らずに調整しますので、見ててください」と、全員に横座りをしてもらい、座り難い方がはっきりわかると思われた方をモニターにして、骨盤矯正をして見せました。

「はい。座り難い方に座ってください」と、座り難い方に座ってもらい、それから座りやすい方との比較をしてもらいます。
それから、「では矯正しますね」と言いながら、10~20秒経過した後に

「はい。先ほどのように座り難い方を確認してみてください」と言うと、左右の座り方を確認してから、笑顔になって頷いています。
座りやすくなったのです。
でも、他の参加者には、具体的に、どこが、どのようになったかは分かり難いので、私が質問しました。

「先ほどの座り難いというのは、どういう感じだったのですか?」

「はい。こうして座ると、左の腰が突っ張っていたのですが、それがなくなりました」

そういう実技をしながら、エネルギー療法での最大のポイントと思われることを何度も、何度も、話しておきました。
多分、おそらく、他のセミナーでは教えないと思われる内容を話したのです。

100万円でも売れば売れる内容です。

ですから、きのう参加された方は、ウン十万のセミナーを受けたのと同じ価値があったのです。
それを参加者の皆さんが感じたかどうかはわかりませんが、エネルギー療法の真髄を伝えたつもりです。
でも、一回ではやり方を覚えただけで、実際に活用するには訓練が必要ですので、9月までは毎月、エネルギー療法の訓練を行ないます。

そのために、会場も広い部屋を準備しました。

ただ、エネルギー療法では、解剖・生理・病理の知識を持っていたほうが有利になるので、解剖・生理・病理を織り込んだ実技講習をしながら、エネルギー療法の訓練をしていく予定です。

たとえば、上の写真は、狭心症などのある方の発作予防と緊急処置法の実技をしているところですが、最初にモニターになってくれて方にも、「頚椎鍼」という新しい七星鍼法と合わせてこの手技を行ないましたら、首を回したり倒したりしながら

「いやー、楽やわ、全然違いますねー。ユルユルになりました。もの凄く気持ちいいです」
と表現していて、講習の最中に何度も同じこと言っていました。
そして、場所を親睦会に移しても、その話をしていました。
※ 頚椎鍼も頸椎異常にかなり効果のある治療法ですので、相乗効果と考えてください

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする