ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

対応経絡の診方と「腹七」の使い方 (連載11)(5/23からの臨床実践塾)

2017-05-13 15:11:00 | 診断即治療と虹彩学
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腹七の診断



七星鍼法の基礎は、七星論(人体惑星試論)で、身体の各部を七星に分けてあり、痛みの出る部位で、「どの臓腑の異変」というのがわかるようになっています。
ですから、脈診やその他の診断の出来ない人でも、七星論を使うと、それなりの治療ができるのです。

ただし、「肩関節の治し方はこうだ」「膝関節の治し方はこうすればいい」というようなものではありません。
「この関節に症状や痛みがあるなら、この臓腑にも関係している」「この頭痛の原因は肩こりと関係していて、その肩凝りは腎臓が原因の肩凝りだ」というように、深掘りするのが七星論だからです。

そして、その深堀した原因追究から考えて、経絡を選んでいき、一穴鍼法(一つのツボで症状や痛みを取る方法)を使うときは、さらに選んだ経絡から一つのツボを選んで治療するのです。
ただし、一穴鍼法は、それだけで治療を終わるのではなく、パフォーマンス的に使います。
何故なら、一穴鍼法だと戻るのが早いからです。

これから話す症例は、七星鍼法での診断のお話ですが、具体的にはこのように使いますという説明のために話をするものです。

イベントの企画などをされている方ですが、大きなイベントが終わったらしく、体調がかなり崩れた状態でやってきました。

「先生、もうあきませんわ。めまいは出るし横腹は痛いし、ふらふらして辛いです」

といようなことを言っていました。
そこで脈診をすると、「脾虚」が出ていましたので、
「ああ、これならそういう症状が出てもしかたないな」と思いながら、脾虚の説明をしました。

それから、左脇腹の肋間を探ったのですが(脾虚があるとこの部に痛みが出る)、「くすぐったい」と言いながら、体を逃がしていました。
そこで、脾虚(脾臓が弱っている)ことを本人にも気付いてもらうために、上向きに寝てもらい、腹部への七星配置での「土=脾・胃」を押さえました。
すると、顔をしかめながら「痛い!」と言いました。

そこで、対応穴の説明をするために、腹七(腹部に配置した七星)の「地=心包・三焦」も押さえましたら、こちらもやはり痛がります。
その理論は、拙著『人体惑星試論奥義書』に書いたのですが、臓腑には対応経絡というのがあり、片方の経絡に異変が出ると、対応している経絡にも異変が出るのです。
対応経絡は以下のようになっています。

任:督、水:火、金:木、地:土

これを腹部に配置すると、以下のようになります。

腹部七星の配置図(向い合わせところが対応経絡)


それからスカルセラピーで整え、念のために鍼もして治療を終わったのですが、起き上がりながら、その方は溜息をつきながらこう言いました。

「はーー、だんだん生き返ってきました。ハ―!」

脾虚というのは、水=腎・膀胱、金=肺・大腸、地=心包・三焦、火=心・小腸、木=肝・胆が疲れた状態でもありますので、とにかくだるいし、何をする力が出ない状態ですので、その方の言う「生き返ってきました」というのはわかるような気がします。
きっと、イベントの企画から立ち上げまで、寝る間を惜しんで一生懸命にやったのだと思います。
お疲れ様でした。(^-^)

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米国経済に減速感、NYダウ22ドル安、NY外為ソル売られ、1ドル₌113.33円、トランプ大統領の

2017-05-13 11:59:05 | 経済学
コニー長官解任も影落とす(学校で教えてくれない経済学)


「4月の米小売り高や米物価指数が予想を下回った。米国経済は予想したほど加速していないとの懸念が強まったとして12日の米株式相場は下落した。NYダウは22ドル安、20,896ドルで取引を終えた」と13日付けブルームバーグ電子版でLuWang記者が書いた。12日のNY外為市場はドル指数が3日続落した。米小売り高と物価指数(CPI)が予想以下だったことからドルが売られ、1ドル=113.33円、1ユーロ=123.88円で取引された。CPI統計発表後に市場で6月の米利上げ観測が後退した。米国債が買われ利回りが低下、ドル売りへ転換した。シカゴ連銀のエバンス総裁 はインフレの下振れリスクが引き続き政策金利の見通しを曇らせていると発言したと13日付けブルームバーグ電子版でAlexandriaArnold記者らは書いた。12日、NY原油(WTI)はバレル47.84ドル、NY金はオンス1,226.20ドルと共に小動きに終始した。

13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCはトランプ米大統領のコニーFBI長官解任のニュースを取り上げ「トランプ大統領発言がころころ変わる。これは大統領自身がロシアの米大統領選介入で自ら関与していたことを隠すためではないか。FBI長官とのやり取りは録音されていなかったのか。」とホワイトハウス記者会見で大統領報道官に迫る様子を映していた。13日報道の米ABCは「トランプ大統領はロシアの介入問題はFBIが捜査継続を検討すると語った。トランプ大統領はFBI長官に捜査対象に自らが含まれていないかと3度確認したとNBCとのインタビューで答えた。FBI長官代行はFBIは職務を継続していると議会で証言した。なにかおかしいのではないか。」と伝えた。

13日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で「弾劾のシステム」の著者のアラン・リクトコン教授は「トランプ大統領がロシアとの共謀事実が判明すればトランプ大統領が弾劾される十分な証拠になる」と語る様子を映していた。ニクソン大統領は当時検察官を解任した。その後ニクソン大統領による電話盗聴が発覚、ウオーターゲート事件に発展、ニクソン大統領失脚につながった。今回もトランプ大統領とコニーFBI長官とのやり取りが録音されている可能性がある。何が起こっても驚かない状況だ」と話していた。12日朝のモーニングサテライト出演の堀古英司氏は「NY株式市場が高値を更新するか疑わしい。コニーFBI長官解任問題はこのまま収束するとは自分には思えないからだ」と話していた。

13日朝放送のスペインTVEは「世界74の国と地域で既に4万5千件サイバー攻撃されている。英国の25ケ所の病院の電子カルテが攻撃された。スペインでは通信会社が襲撃され5万7千件に上る」と伝えた。英BBCは「25の英国の病院がサイバー攻撃された。身代金を要求している。」と伝えた。カタールアルジャジーラは「エルドアントルコ大統領はトランプ大統領との会談でクルド軍へのアメリカの武器供与はトルコの意思に反すると伝え翻意させると語った」と伝えた。韓国KBSは「中国での一帯一路フオ―ラムに韓国代表を送る。北朝鮮も送る。南北対談の可能性がある」と伝えた。日本はここでも影が薄い。(了)

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