米FOMC議事要旨発表後NYダウ74ドル高、一方、英マンチエスター事件関連で英国で5人身柄拘束と英BBC、

比ミンダナオ島で戒厳令（学校で教えてくれない経済学）


「米FOMCの議事要旨が24日発表されたあとドルが下落した。6月利上げは既定事実であることが改めて確認される一方、米国でのインフレの進展が減速した可能性を複数のFOMCメンバーが指摘していた。」と25日付けブルームバーグ電子版でDennisPettit記者が書いた。NY外為市場で対円では、1ドル＝111.48円、1ユーロ＝125.05円で取引された。NYダウはFOMC議事要旨発表後上げ幅を広げ、74ドル高、21,012ドルで取引を終えた。議事要旨発表後の米株反発について、25日付けブルームバーグ電子版でOliverRenick記者は「米FRBは3月会合の議事要旨に『一部の参加者は株価に関して、非常に高い水準だと捉えた」との記述が今回の議事要旨で削除された。』と書いた。NY原油（WTI）はバレル 51.36ドル、NY金はオンス1,253.10ドルと小動きだった。

24日付けWSJ紙電子版でコラムニストAnjaniTrivedi氏は「米格付け会社ムーディーズが中国債券の格付けをAa3からA1へ1段階格下げした。『中国株式会社』と同国の銀行に投資している人への警告に耳を傾けるべきだ。」と書いた。25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で上海、東方衛視は「ムーディーズは中国格下げを発表した。中国は安定成長に向けた過程にある。中国の取り組みに対する過小評価だ。」と批判した。豪ABCは「ムーディーズが中国格下げを発表した。1989年以来である。中国財政省は過小評価だと非難した。」と伝えた。

一方、マンチエスター事件関連では25日朝放送の英BBCは「ロッド英内相はアベディ容疑者の兄、弟含め家族4人を逮捕、背後関係などを捜査している」と発表したと伝えた。ドイツZDFは「爆弾を製造したものが背後にいると見られている。ドイツではサッカーイベント、プロテスタント教会500周年記念祭を控えている。記念祭ではメルケル、オバマ会談も予定されている。警戒が強化される。」と伝えた。豪ABCは「英国政府は5,000人の兵士を配備し警戒を強化すると発表した。豪州では軍投入には異論がある。」と伝えた。フランスF2は「英政府は英国で5人、リビアで2人の身柄を拘束したと発表した。背後関係を捜査している。」と伝えた。米ABCは「アベディ容疑者の単独犯行でないと断定、容疑者のアパートなどを捜索した」と伝えた。

フイリピンABA-CBNは「ドゥテルテ比大統領はミンダナオ島に戒厳令を発動した。マラウイーグループと政府軍との戦闘で政府軍兵士3人が死亡した。今回の反乱はドゥテルテ大統領とプーチン、ロシア大統領との会談途中で伝えられた。ドゥテルテ大統領は急遽帰国した。」と伝えた。ロシアテレビは「プーチン大統領とドゥテルテ比大統領と23日会談した。プーチン大統領は武器供与を約束した。ミンダナオ島での反政府活動が発生、ドゥテルテ大統領は急遽帰国した。戒厳令がミンダナオ島に発動された。ドゥテルテ大統領は戒厳令を比全土に拡大する可能性を示唆した。」と伝えた。アルジャジーラは「トランプ大統領はローマ法王と23日会談した。トランプ氏は法王の話を静かに聞いていた。」と伝えた。（了）