ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

阪神私立学校親善音楽会風景(スケッチ&コメント)

2018-08-12 21:26:19 | スケッチ


阪神私立学校

江嵜企画代表・Ken



第64回親善音楽会が、8月6日(月)午後2時30分から、自宅マンションから国道2号線沿いに徒歩7~8分にある東灘区民センター、うはらホールで開かれた。母校の甲陽学院も参加すると知り、楽しみにして出かけた。正直、今回のような演奏会があり、しかも64回である。恥ずかしながら会の存在すら知らなかった

灘も甲陽も六甲も受験校としてはよく知られている。勉強だけ出来ればそれで済むほど世の中甘くない。歌も歌える。楽器も演奏できるこどもたちもいることを少しでも多くの人に知ってもらういい機会と思われるが、PRがお上手でないのかもしれない。

会場で配布されたチラシ見開きのページに「今回は昨年まで参加していた神戸女学院が不参加、灘、甲陽、六甲、親和4校5団体による合唱,器楽演奏です。単独演奏では、各団体のそれぞれ違った編集、選曲、個性的な表現をお楽しみください。また、2つの合同演奏は、親善音楽会の名の通り、異なる学校の生徒が音楽を通じて親睦を深め、ともに楽しむことが出来る貴重な機会です.」と書いていた。

灘校グリークラブがプログラム1番に登場した。配布チラシによれば2008年の創設である。高校生25人と中学生9人で活動している。練習は中高合同で、先輩後輩の枠を超えて和気あいあいと練習に励んでいる。昨年、灘創立90周年記念音楽会で2000人の前で歌った。男声合唱のための「夢をあきらめないで」含め3曲を演奏した。いずれも女性シンガーの楽曲だったが男声合唱で歌った。清涼感溢れる歌で、爽やかな気分になった。こういう演奏を聴くと灘校に対するイメージを変えたくなる。

2番手に甲陽学院グリー部員17人が登場したところを舞台にいれて、会場の様子をスケッチした。会場にはおそらく部員の父兄家族であろう、結構、お年を召した方の姿も多く見られた。配布チラシによれば今年は1年生5人を新たに迎え、ああだ、こうだと言いながら楽しく練習しているとあった。三好達治作曲の移ろう四季と三好達治の半生をふまえて「わが古き日の歌」を歌った。精一杯歌っていたというのが正直な感想である。

3番手に六甲学院音楽部が登場した。高校生13人、中学生19人で、メンバー不足に悩みながら活動しているとチラシにあった。NigelHess作曲のNew London Pictures」を歌った。精一杯歌っておられた。

4番目に甲陽学院アンサンブル部が登場した。今年は一年生を17人迎え総勢35人の編成で高昌師作曲「埴生の宿」を演奏した。力強い演奏が印象的だった。5番目に親和中学、親和女子高等学校の器楽学演奏を聴いた。今年は17人の新入部員が入り72人で活動している。70人以上の楽団員が、舞台いっぱいにして、チャイコフスキー作曲「モーツアルティアーナ」を元気よく演奏した。

ここ数日、こちら神戸も夜になるとようやく気温が30℃以下となり、ほっとしている。当演奏会の開催日、8月6日は、演奏会が終わった午後4時は日傘持参で助かる猛暑だった。爽やかな演奏会を楽しむことが出来感謝している。(了)

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七星論での治療テクニックはこうして生まれた (8月26日の臨床実践塾)

2018-08-12 11:28:05 | 診断即治療と虹彩学
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腰痛とスクレラ・僧帽筋の関係
 
僧帽筋の起始は
上部は、後頭骨上項線、項靭帯に付着。
中部は、T1~T6の椎体の棘突起、棘上靭帯に付着。
下部は、T7~T12の椎体の棘突起、棘上靭帯に付着。



スクレラを観ると、七星論での「宙・水・金・地・火・木・土」のどの臓腑の異変かがわかります。
だとすれば、異変のある臓腑の経絡を使えば症状が取れるはずです。

たとえば、上のイラストは僧帽筋ですが、仮に「腰痛」が出ていたとして、スクレラの「宙」(そら)に流れる血管に何らかのサインが出ていた場合、その腰痛は、もしかしたら「宙」が関係していることが想像できます。
とすると、最初のチェックで、脊柱起立筋なのか僧帽筋なのか、腰方形筋なのか、腸腰筋なのか、殿筋なのか、あるいは腹直筋なのか、などと考えると思います。

考えたら次は何をするかというと、簡単なテストをします。

七星論を学んだ方はすぐにわかると思いますが、「宙」ですので、任脈・督脈を使うわけですね。
いや、ちょっと待ってください。
いきなり「任督の治療」はしません。
もしかしたら、肝臓や腎臓の異変が関係しているかも知れないからです。

・・・・・・

そこでテストです。
腸腰筋が関係しているのなら小腸経で変化が出るだろうし、腸骨筋や殿筋が関係しているなら大腸経で変化が出てくるはずです。
テストに使うツボは指で押して構いませんので、査穴を指で押さえて動きを診てみます。

さて、小腸経でも大腸経でも変化が出ないとなると、どうしましょう。

スクレラの「宙」の角度に異変が出ているのなら、迷う必要はありません。
僧帽筋の起始・停止を考えて指で押さえてみてください。
「あれ?」と思うぐらい腰が軽くなっているはずです。

日々の臨床では、わかっていることなので、そこまで細かくテストはしませんが、時には患者さんとコミュニケーションをとるために、細かくテストをすることもあります。
私がよく使うのは、僧帽筋上部ですが、先日は腰椎でテストそしてみました。
結果は、「軽くなりました。軽いです」と言っておりました。

たいしたことはしてないのですが、私が驚くぐらい変化があったようでした。
何をしたかと言うと、患者さんに寝てもらい、僧帽筋下部の起始部を動かすように、軽く引っ張ったのです。(引く角度があります)

七星論を組み立てるときは、このようなテクニックは知らなかったので、直接僧帽筋起始部を揉んだり叩いたりしていたのですが、カイロやオステオパシー、筋膜リリースなどを勉強している間に、筋肉や関節の動かし方が変わってきたのです。(^_^;)
このテクニックを使うと、何の痛みもなく、瞬間的に矯正ができるので、しばらくこのテクニックの研究をしてみようかと考えているところです。

8月26日の臨床実践塾でも、簡単に実技公開をしますが、詳しくは9月に計画している「七星論での特殊鍼法」で、論理的に説明するつもりです。

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