ＮＡＦＴＡ交渉進展期待からＮＹダウ続伸、一方、トランプ大統領は「キム委員長との関係は良好だ。ギクシャクさせているのは中国だ」と語ったと韓国ＫＢＳ（学校で教えてくれない経済学）

カナダとのNAFTA交渉合意期待の流れから29日、ＮＹ株式市場は堅調を持続、NYダウは小幅ながら60ドル高、26,124ドルで取引を終えた。NY外為市場では株高に連動してドルが買われ、1ドル＝111.71円、1ユーロ＝130.78円で取引された。NY原油（WTI）はバレル69.51ドルと小幅続伸、NY金はオンス1，211.50ドルと小幅下げた。

30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「マケイン上院議員の葬儀が29日、家族友人はじめ地元アリゾナ州市民が多数参列して行われた」とトップで伝えた。韓国KBSは「北朝鮮とアメリカの関係がぎくしゃくしているのは中国がむつかしくさせている。「米中貿易交渉がうまくいっていない影響だろう。自分とキム委員長との関係は良好だ。キム委員長は素晴らしい。2人の良好な関係を維持したい」とトランプ大統領はホワイトハウスで語った。一方、文韓国大統領はポンぺオ米国務長官の訪朝中止が決まり、当初予定した南北首脳会談の9月第1週開催を第2週に延期して引き続基準を進める意向である。米国務報道官は米朝首脳会談の前提は表線半島の非核化だと談話を発表した。」と伝えた。

30日朝放送のドイツZDFは「逮捕状の中身がネット流失してドイツ内相が窮地に立っている。捜査の過程で多くの人の手に渡ることから起こったと見られる。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツザクセン州ケムニッツでドイツ人2人がシリア人とイラク人難民に襲われうち1人が死亡する事件が26日起こった。29日、住民同士のデモに発展した。」と伝えた。30日朝放送のNHK/BS「キャッチ！世界のトップニュース」のキャスターは「メルケル政権は移民難民制度の見直しを迫られている。ドイツのための選択肢が先の連邦議会選挙で野党トップの議席を確保、メルケル政権の難民移民政策に強硬に反対している。今回の暴力事件はメルケル政権に新たな打撃となる」と解説していた。

30日朝放送のロシアテレビは放送時間のほぼすべてを使いプーチン大統領の年金制度改革に関するテレビ演説に使った。同放送によると「プーチン大統領は「年金受給開始年齢を63歳から60歳に修正する。年金受給前に解雇した雇用主に罰則を強化する。2019年の平均年金額1万4,400ルーブルを2024年に2万ルーブルに増やす」などと語る様子を映した。「キャッチ！世界のトップニュース」のキャスターは「プ―チン大統領の年金制度改革に対して国民の間で批判が高まり、各地でデモが多発していた。プーチン大統領の支持率が大統領選直前の70％が60% 台に低下していた」と解説していた。

30日朝放送のフランスＦ２はフランスの2018年4～6月期のＧＤＰ成長率が当初予想の1.3％がわずか0.2%にとどまった。」と伝えたあと「塩分を多く含む製品を作る食品メーカーに課税強化法案がフランス議会で審議されている。塩分をとりすぎるとガンが増加、医療費増から国家財政を圧迫すると主張している。炭酸飲料メーカーに課税強化したが炭酸飲料消費削減につながらなかったと今回の課税強化に反対意見も多い。」と伝えた。（了）