スリットランプでの虹彩撮影 （8月26日の臨床実践塾）

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

画像クリックで動画が再生されます

ここ3年ほど虹彩撮影をしていませんでしたが、少し時間が作れるようになりましたので、虹彩撮影を再開しました。
※ こちらから虹彩撮影のお願いした場合は無料ですが、お客さんから虹彩撮影をっ希望された場合は有料になります。

鍼灸大学で教えている先生が、デジカメでの撮影方法を考え、デジカメでも上手く撮影できるようになったのですが、今回は眼科仕様のスリットランプでの撮影方法を掲載させて頂きました。
デジカメでの撮影は、お願いすれば再度講習をしてくれると思いますので、人数が集まりしだい、検討致します。

虹彩撮影で難しいのは、光の当て方（光源）と瞼の開け方です。
この動画ではスリットランプを使っていますので、光の角度は問題ないのですが、虹彩撮影では必ず「光源の問題」に突き当たります。

2分程度の動画ですので、興味のある方は覗いてみてください。（^_^;）

7月の臨床実践塾では、このスリットランプを使って虹彩を撮影しましたので、8/26の臨床実践塾では虹彩の撮影はしませんので、ご了承ください。
このカメラを会場まで運ぶのは大変だからです。

子宮筋腫とスクレラのサイン （8/26臨床実践塾）

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

ヘアピンカーブとカプセル化への進行　

スクレラ分析には、いくつもの「新生物サイン」がありますが、上の写真は「子宮筋腫」の方で、最初は大きいので7㎝ほどあったのですが、現在は3㎝ぐらいになっています。
スクレラでみると、二つの新生物サインがあります。

赤丸で囲んだ部分ですが、一つは血管の先のほうで、つぼみのようになった部分です。
これは、まだつぼみにはなっていませんが、カプセル化が始まっていると観ます。
カプセル化されると、代謝が落ちますので、多少の不具合が出てきます。

もう一つは、血管がグニュッと曲がったところで、全体的にみると「ヘアピンカーブ」のように見えます。
血管がこのようになるのは、ホースが曲がったのと同じと考えるので、血液循環の悪さを現しています。
これも新生物のサインです。

子宮筋腫はエコーで観るとわかるので、わざわざスクレラ分析をする必要は無いかも知れませんが、「改善されているかどうか」を観るためです。
というのは、病院は行きたがらない人も多いので、そのような方のために何かの基準を作っておきたいのです。

「基準を作ってどうなるんだ！」と言われると、言葉がありませんが、基準を作っておけば、鍼灸治療の方法や食事指導の方法を検討することができるからです。
「分析」ですので、治療にはなりませんが、スクレラに出た変化で「治療方針」を定めることができるわけです。

東洋医学は科学的ではない部分が多いのですが、科学で見えない部分を見ることができます。
たとえば、鍼灸の「経絡」なんてものはその典型的なもので、経絡とか経穴というのは、実際に何千年も診断と治療に使われてきましたが、未だに科学で解明されていないそうです。
ですから、科学で解明できないのは「すべて切り捨てる」というのは乱暴というものです。
いや、乱暴と言うより、「患者さんの心を知らない」人のやることです。

患者さんにすれば、「治りたい」という心が優先するからです。
そのための指針があるのとないのとでは、安心が違うと思います。
何かの指針があれば、安心できます。
良くなっていたらそれでいいし、悪くなっていたら「頑張ろう」という気持ちになるからです。

8/26の臨床実践塾 では、このような「スクレラ分析」を勉強します。
と同時に、分析結果に従った治療方法も含めていますので、翌日からの臨床に役立つのではないかと考えています。

米中貿易摩擦緩和期待からＮＹダウ110ドル高、一方、イタリアジェノバ高速道橋崩落事故後「フランスは大丈夫なのか」の声とフランスＦ２（学校で教えてくれない経済学）

「米中貿易交渉の行き詰まりを終らせるために米中首脳会談を11月開催をはじめロードマップを用意したと両国の外交関係筋が同時発表した。」と17日付のWSJ紙電子版でLinglingWei,BobDavis両記者が書いた。17日のＮＹ市場はWSJ紙の報道を歓迎、NYダウは110ドル高、25,669ドルで取引を終えた。「17日発表のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回ったが株価市場は米中貿易摩擦改善期待にかき消された」と18日朝放送のブルームバーグは総括した。NY外為市場ではドルが売られ、ユーロが反発、対円では1ドル＝110.53円、1ユーロ＝126.60円で取引された。NY原油はバレル65.89ドル、NY金はオンス1,184.10ドルオンス共に小幅に反発した。

18日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2はイタリア、ジェノバ高速道路橋崩落事故をトップで伝え「フランスは大丈夫なのか」と問いかけた。「35年間補修されず放置されている橋が多い。ある村では年間の道路補修費予算は年15万ユーロのみだ。うち国が10万5,000ユーロ、県が1,500ユーロ、村が3万ユーロ出す。県は公営住宅へ予算を優先的に回している。橋の補修は後回しだ」と語る村の職員の声を紹介していた。フランスF2は「水の事故で今年命を落した人がフランス全体で6月末、1,758人に達した。フランスでは6人に1人が泳げない。老齢化で高齢者の死亡が増加している。水泳指導員の不足もある。ある小学校では泳げない子供が48％を占める。」と伝えた。

18日朝放送のドイツZDFはドイツ連邦議会では移民法改正の議論の中で専門技術資格者に限り海外送還を適用除外することが決まった。まだ正文化は出来ていない。ドイツでは数十万人の専門職が不足している。AfD（ドイツのための選択肢）は移民政策の路線変更だと強硬に反対しているが左派党ほかの野党は態度を軟化させた。ドイツでは特に介護士不足の深刻化が目立っている。」と伝えた。18日朝放送の英BBCは「英国では290万人が電子タバコを使用している。このうち50万が減煙を目的としている。一方、95％が電子タバコが安全だと考えておらず、バスなど公共交通機関での電子タバコは不許可」と伝えた。

18日朝放送のロシアテレビは「プーチン大統領は18日、メルケル独首相と会談、シリア問題、ウクライナ問題を討議する。メルケル首相は「ロシア抜きではシリア問題は解決できない」と語った」と伝えた。18日朝放送のアルジャジーラは「トルコ最高裁は米牧師ブラントン氏解放を却下した。同牧師はスパイ行為とトルコ民族戦線支援県嫌疑で拘留されている。トランプ大統領は「トルコはアメリカ人牧師を拘束している。トルコはアメリカの友人でない。」と語った。エルドアン大統領は米国製アイフォン使用を禁止した。エルドアン氏は米国製アイフォンの最大の愛好者としてよく知られている。」と伝えた。韓国KBSは
「国民年金資金の枯渇期限を2086年へ2年前倒しした。低成長と高齢化が進む。」と発表した。一方、直近7月の雇用者数は昨年同期比5,000人増にとどまった。」と伝えた。（了）