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パウエル米FRB,利下げは一時的調整、継続利下げを否定し、NYダウ33ドル安、一方、ジョンソン英首相、北アイルランド訪問、猛反発と英BBC(学校で教えてくれない経済学)

2019-08-01 08:25:03 | 経済学
米FRBは30,31日、FOMC会合を開き①政策金利を0.25%引き下げ、②量的緩和2ケ月前倒しで打ち切りを決めた。パウエルFRB議長は会合後の記者会見で「①今回の利下げはサイクル半ばでの調整である、②継続利下げのはじまりでない」と語った。利下げ継続を期待していた市場は失望、コンピューターによるプログラム売りの影響も加わり、31日のNYダウは一時、480ドル以上値下がりした。恐怖指数VIXが16.12ポイントへ16%上昇した。

31日NY市場はダウは前日比333ドル、1.2%安、26,864ドルで取引を終えた。ナスダックは8,175,1.2%安、S&P500は2,980、1.1%安と全面安で取引を終えた。NY外為市場では1ドル=108.74円、1ユーロ=120.46円、1英ポンド=132.16円で取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル57.89ドルと小幅安、NY金は金利低下を受けて1.3%下げオンス
1,413.30ドルで取引を終えたと31日付けブルームバーグ電子版は伝えた。

7月31日付けWSJ紙電子版は「①米FRBは政策金利を0.25% 、一時的措置として引き下げたことを指摘した。NY市場では失望売りが出た、②米議会はボーイング737MAX墜落事故後リスク管理の徹底をFAA(米連邦航空局)に求める法案をまとめた、③中国経済の減速が継続している」と伝えた。NYタイムズ紙電子版は「米FRBは2008年来初めての利下げを決めた。亡易戦争及び世界経済の先行き鈍化を防ぐためだと語った」と伝えた。英フイナンシアルタイムズ電子版は「パウエルFRB議長は今回の利下げは中間的な調整だ」と語った」と伝えた。

8月1日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCはトップニュースとして1963年までは洪水、熱波の記録は残っていない。気候変動の影響は疑う余地はないと専門家はみている。英気象庁には一日5,000から1万件の問い合わせが入る。ヨークシャー州では洪洪水の数が急増、平均気温が毎年のように上がってきている。」と伝えた後「ジョンソン英首相は31日スコットランドを訪問した。ジョンソン首相を支持したのは民主統一党のみだった。アイルランドと北アイルランドとの国境管理を一時的に先延ばしするバックストップ条項にジョンソン首相は拒否している。EU委員会が受け入れる余地が全くない。大混乱が起こると地域住民から猛反発を受けた。」と伝えた。

8月1日朝放送のドイツZDFは「31日開かれたドイツ連邦議会で①電気自動車への切り替えを促進する、②マネーロンダリング規制を徹底することを確認した、②ドイツの7月の失業者が227万5、000人へ増加した。景気減速の兆候が出ている、ドイツ議会は米国が提唱する湾岸地域有志連合に不参加を決めた。ドイツが湾岸委に軍を派遣する意味がないからだとドイツ国防省は記者会見で語った。」と伝えた。日本は国際情勢に関する関心が著しく低い。世界から見れば結構な国に見えるだろうが世論はお構いなしのようだ。(了)

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