ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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夏の甲子園、ベスト4、地元兵庫代表、明石商業対大阪代表、履正社の試合が待ち遠しい(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-08-20 06:28:46 | スケッチ
夏の甲子園も大詰めを迎え、8月20日、午前9時から地元兵庫代表、明石商業が強豪、大阪代表、履正社と対戦する。体調不良で止む無くテレビ観戦する。今年の夏の甲子園は、記憶の範囲では、欠かしたことがない開会式も行けず無念だった。なかでもスケッチが出来なかった。甲子園スケッチは、当欄でも結構人気のようで、愛読者からいただいた暑中見舞いにも楽しみにしていると書かれていた。ありがたいことだと感謝の気持ちで一杯だ。

近くの喫茶店では履正社が明石の主戦投手、中森をガンガン打ちまくって勝利するという見方が多かった。ただ、喫茶店のマスターは接戦に明石が持ち込めば十分勝利のチャンスはあると冷めた見方をしていた。勝負は水物である。試合前の予想は誰でもできる。試合をするのは選手である。ところが、今年の明石商業の夏の甲子園初めてのベスト4入りで明石商業率いる狭間善徳監督の采配如何と、監督の采配にも注目が集まっているの特徴だ。

ヤフーのブログで明石商業、狭間善徳監督をクリックした。93年9月に明徳義塾中学の監督に就任、過去、全国中等野球大会軟式大会で4度全国優勝している。その実績を買われて地元明石に戻ってきた。明石商業のグランド整備から始まった。全国有数高と敢えて練習試合を申し入れた。子供たちは、強豪校のスパイクがきれいに磨かれ揃えて並べてあるのを目にする。相手チームの人の話を聞いてこい。グランド整備を見てこい。全てがそこから始まった。「わしは運転をしてどこまでもつれてってやる。そこで負けてもええんや」と言うのが狭間監督の口癖だったと元明石商業野球部の選手は話す。

明石市立明石商業高等学校。この夏ベスト4に残ったうち唯一の公立学校である。予算の工面は最大の難関だ。子供の就職先を決めてやるのも欠かせぬ監督の仕事の重要な部分を占める。試合だけに勝てば仕事が務まるプロ野球の監督とそのあたりが全く違う。2010年夏、兵庫大会準々決勝で、市川高校に4-5で負けて、監督が大泣きした。「お前らを勝たせてやりたかった」と男泣きしたと当時の野球部の選手は書き残している。今年の夏の兵庫大会は初めて決勝まで進んだ。優勝候補筆頭の神戸国際大学付属高校相手に9回表まで1-0で負けていた。テレビ観戦したが4-1で逆転勝利して今年春夏連続兵庫代表になった。下馬評では明石商業のベスト4はなかった。狭間監督は「怖いです。」と笑顔で勝利者インタビューに答えていた。

ベスト4チームに限らず今年の夏の甲子園では中学校で軟式野球出身者が多い。優勝候補筆頭の星稜の奥川がそうだ。奥川投手は一日丸々休ませてベスト4に望む。明石商業の中森は「子供に聞いたら優勝したいと言うとるんで逆算して中森の登板を決める。」と狭間監督は明快に説明した。監督自身、中等野球で4回全国制覇している。こちら神戸は時々小雨。甲子園も午前中は天気は持つというのが気象庁の予報だ。たかが野球、されど野球との明言を徳島池田、蔦監督は残した。明石商業の狭間監督の采配が今から楽しみでならない。(了)

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