ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

中国、米中貿易戦争エスカレート一時停止、トランプ追加関税に報復せずと発表、NY市場好感して続伸(学校で教えてくれない経済学)(番外編)、

2019-08-30 08:36:08 | 経済学
50年近い前の古い話で恐縮だが、早版のワシントンポスト紙を買いに夜10時過ぎになるとワシントンに隣接するジョージア州、フォールスチャーチからマイカーで片道40分ほどかけてワシントンDC市内まで毎日出かけていた。今では口にする人もいないが、ワシントンには日本人も疎らだった。当時日本と米国は日米繊維交渉の最中だった。化繊協会といっても土木関係の団体かと「河川」協会と書くのですかと聞かれたこともあった。「河川」ではなく「化繊」である。「化繊」は化学繊維の略。化学繊維は英語名でChemicalFiber 。当時米国では人造繊維、ManmadeFibreという人が多かった。神様が造り給うた綿、シルク,麻などの天然繊維に対して、文字通り人間様が造った繊維という意味で生れた言葉である。

当時化繊協会の会長は旭化成社長の宮崎輝氏が努めておられた。おそらく氏が、化繊協会の事務局首脳に、ワシントンポスト紙に日米繊維交渉の記事が掲載されていないかを確認するよう指示されたと思われる。宮崎会長は、仲間内では、親しみを込めて、輝(かがやき)さん、輝さんと、呼ばれていた。年端も行かない筆者に、時に直接、電話をかけてこられた。「今、夜中だったな、すまん、すまん」といいながら「情報は全て自分に送れ。加工は不要だ。」と言うのが宮崎会長の口癖だった。ワシントンDCと東京の時差は14時間ある。平たく言えば夜昼真逆である。電話は寝床そばに置いてあった。ベルが鳴ると飛び起きた。今や懐かしい思い出となった。

閑話休題。時代は変わり電子版が自由に読める。29日付のワシントンポスト(WP)紙電子版は①ジョンソン、英議会閉鎖の暴挙、閣僚辞任相次ぐ、②バイデン、昔の武勇伝、裏目に、③米ストア、Costco開店初日、なだれ込んだ客同士が商品の奪い合い、怒号渦巻く、④中国政府、米追加関税に報復せず、9月に米中貿易協議再開と特別声明、NY市場大幅続伸、⑤フロリダ州、スコット知事、29日、FOXテレビ出演「教師に銃を持たせよとのトランプ大統領に異論」などの記事が出ていた。特にWP紙は「中国政府が米中貿易戦争エスカーレートを終えると声明を出した」記事と「トランプ大統領のおひざ元、フロリダ州の現知事がトランプ氏が2020年大統領選挙の争点の一つとなっている米国内で銃乱射事件多発を受けて銃規制問題でトランプ大統領支持のFOXニュースにスコット知事が生出演しトランプ氏の「教師に銃を」に異論を唱えた意味は大きい」の2つの記事にぺージを割いた。

29日付WSJ紙電子版も中国が米中貿易戦争エスカレートに一呼吸入れ9月協議再開と伝えた後29日のNY市場でダウ、326ドル、1.3%高、26、362ドル、ナスダック、1.5%高、7,973、S&P500,1.3%高、2,924と続伸と書いた。WSJ紙は同じくフロントページで「中国30歳以下の若者は給料丸ごと消費に使う。親や祖父母世代と消費スタイルが全く異なる。中国政府は若者世代の過剰消費を憂慮し始めた」と紹介していた。米中貿易戦争一時休戦の気配や先の米ストア、Costco上海1号店オープンの怒号と喧騒を伝える記事は誠に興味深い。NY株高、債券利回り上昇で1ドル=106.53円とドルは底堅い展開が続いている。(了)

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