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Two Violinns & Piano演奏会風景at 「里夢」、阪急六甲(スケッチ&コメント)

2019-08-04 15:43:43 | スケッチ



Two Violinns & Piano演奏会風景

江嵜企画代表・Ken



ヴァイオリニストの尼崎有実子さんから8月3日(土曜日)午後3時から神戸、阪急六甲の「里夢(Satom)」でヴァイオリンとピアノ演奏会があります。お時間許せばお運びくださいと声をかけていただき楽しみにして出かけた。

阪神御影からバスで阪急六甲まで15分程度で着く。最寄駅からかなり急な登坂だが徒歩7~8分で「里夢」に開演30分前に着いた。会場の様子をいつものようにスケッチした。50人はゆったり入る会場は開演時間にはほぼ満席になった。余談ながら代@2,000円は魅力的だ。

この日は尼崎有実子さん、加茂夏来さんのヴァイオリンと川崎さやかさんのピアノ演奏である。第一部はヴアイオリンとピアノ、第二部はお二人のヴァイオリンとピアノの合奏だった。

尼崎有実子さんから「酷暑のなか私どもの演奏会にお運び下りありがとうございます。席の後ろに冷たいものを用意しました。演奏中でもこうして話している間もご遠慮なさらず水分を補給してください。ばたっと席で倒れると困りますから」とユーモアたっぷりに冒頭挨拶された。

演奏者3人は京都市立大学音楽部卒業生で気心も合う。見事なハーモニーでの熱演を堪能した。尼崎さんは今年9月にボロ―ニアフィルハーモニー交響楽団来日オペラに参加する。研修のため5月に同管弦楽団に研修留学したと紹介された。

演奏と演奏の間に尼崎さんの語りが入る。聞いていて作曲者や曲の紹介が筆者のような音楽の素人にも言葉選びしてわかり易くワンポイントで解説されるのがいい。ご本人に確かめたことはないがご自身が語りを楽しんでおられる節があると勝手に想像している。

第一部はクライスラー(1875~1962)の愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリン3曲から始まった。モンティ(1868~1922)のチャㇽダッシュ、ラマニノフ(1873~1943)のヴォカリーズと一気に演奏した。

尼崎さんから「少しお眠むになられたかも知れませんのでここで日本の歌、「夏は来ぬ」、「夏の思い出」を演奏します。皆様是非お声を出して歌って下さい」と会場に呼びかけた。筆者も仲間に入れてもらって歌った。
ヴィヴァㇽディ(1678~1741)四季より「夏」第3楽章の演奏で一気に盛り上がり第一部を終わった。

15分の休憩のあと第二部は尼崎、加茂お二人によるヴァイオリン、モーツアルト(1756~1791)、アヴェ
ヴエルム・コルプスの演奏から始まった。サンサーンス(1835~1921)の「白鳥」、チャイコフスキー(1840~1893)「クルミ割り人形」より「行進曲」、「あし笛の踊り」、「花のワルツ」とおなじみの曲の演奏で盛り上がった。

尼崎さんは次にショスタコーヴィッの演奏に移りますと前置きし「どんなイメージを持たれますか」と声をかけた。「彼はロシア革命に深く関与した。革命家としてもよく知られています。革命のための曲が多数あります。ところがクライエントの注文を受けて仕事として残した曲が次に演奏する3曲です。わかり易い作品です。」と紹介して演奏に入った。

5つの小品の中から、1、「プレリュード」、4、「ワルツ」、5、「ポルカ」の演奏を楽しんだ。一番はロシア映画音楽、5番はアニメやバレーに演奏されるそうだ。そしてしんがりにはブラームス(1833~1899)、「ハンガリー舞曲5番」でプログラムで用意された演奏は終わった。

拍手が収まったところでそれでは最後に「浜邊の歌」を演奏します。尼崎さんは「皆さんもご一緒に歌ってください」と声をかけた。

会場を出たときは5時近くになっていた。戸外ではなお強い日差しが照り付けていた。JR六甲道駅まで徒歩で、あと一駅先の住吉で下車、帰路についた。暑さを忘れさせてくれる爽やかな演奏会に声をかけていただいた尼崎有実子さんにひたすら感謝である。(了)

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