ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

テニス肘の治し方 (8/25の臨床実践塾の準備)

2019-08-16 08:26:19 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




指で示した部位が痛むと言う 



「テニス肘」とは、肘に力を入れる動作で肘が痛むのを総称して「テニス肘」と呼んでいるようです。
中年以降に多いとされるところがポイントかと思います。

日本整形外科学会のHPには、
【一般的には、年齢とともに肘の腱がいたんで起こります。病態や原因については十分にはわかっていませんが、主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると考えられています。 この短橈側手根伸筋は手首(手関節)を伸ばす働きをしています。
①長橈側手根伸筋:手首(手関節)を伸ばす働きをします。
②短橈側手根伸筋:同様に手首を伸ばす働きをします。
③総指伸筋:指を伸ばす働きをします。】

と書かれています。

現代医学には、「経絡」なんて概念がないので、そのような解説になると思いますが、鍼灸師なら、その症状は臓腑の異変によるものだと考えると思います。
もちろん私もそう考えます。

上の写真を見てください。
肘の内側で、心経の経絡に痛みが出ています。
そして、日本整形外科学会のHPには、
「中高年以降のテニス愛好家に生じやすい」とも書かれています。

それら「年齢の関係」「心経の走行」という2つのことから、
「心臓の異変」と考えたほうがいいのではないでしょうか。
テニス肘に関しては、過去にもこのブログで書いた記憶があるのですが、鍼灸師なら、比較的簡単に治してしまうと思います。

写真の患者さんも、テニスはしないのですが、「テニス肘」を信じていて、しきりに「テニス肘」を強調していました。
この方が前回来たのは去年です。
もちろんその時は「テニス肘」などはありませんでした。

ですから、
「テニス肘と言うより、心臓からの症状ですよ、これは」と言うと、

「いや、テニス肘と言われましたよ」と言います。

「ま、治ればいいか」と治療を始めました。

回旋鍼と足関三穴で治療してから、
「はい。先ほどの痛みを確認してみてください」と言うと、左右の肘を触ったりしていましたが、なにも言わなくなってしまいました。
押しても痛みがなかったのです。

そこで、スタッフを呼び、
「痛みのあった肘の辺りを指差してくれない。ネタに使いたいので」と、写真のように指をさしてもらい、
「顔は写りませんので写真を撮りますね」と、写真を撮りました。
その後、他の症状の為に経絡治療などを行ないました。

現代医学は、どちらかと言うとアナログ的な考え方ですので、「テニス肘」なら、肘に関係する筋肉や腱、関節等を重視します。
しかし、人間の体は、アナログだけではないので、東洋医学の「目に見えない、画像化できない動きや働き」も考えたほうが賢明ではないかと考えます。

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ダイコンスープが蕁麻疹を撃退か、一方、世界同時株安は来るべきリセッション入りのシグナルかと14日付けワシントンポスト紙電子版(学校で教えてくれない経済学)

2019-08-16 06:32:21 | 経済学
愛読者の多くの皆様からお見舞い、激励、心温まるアドバイスをいただきこの場を借りて再度感謝申し上げます。「米つきバッタの様に毎日送って来なくていい。毎日送らなくてはならないと言う強迫観念が知らず知らずのうちに疲労を蓄積させていたに違いない。今はゆっくり完治のために養生しなさい。元気になれば月一回でもいい。江嵜レポートを心待ちにしている。」という愛読者のお一人からのメールが正直一番、嬉しかった。全ては8月28日(水)予定の神戸市内のS病院によるMRI検査待ちの状態にある。

鍼灸のS先生のアドバイスで先月末から始めたダイコンスープの効果か、3ケ月以上好き勝手に体全体、ところ厭わず暴れまわっていた蕁麻疹がまるで自らの使命が終わったかのようにピタッと鉾を収めた。S病院皮膚科のI先生は「蕁麻疹はまた必ず出てきます」という診たてを変えておられない。油断は出来ないが蕁麻疹は睡眠時間をまず奪う。体力の消耗を加速化させた。時にダイコンスープはどうして作るのか。大きめの鍋に昆布を4,5枚敷く。水を鍋7分目に入れる。その上にダイコン一本を輪切りにして出来た10枚ほどを入れ、とろとろとじっくり1時間半で出来上がる。S先生はその程度なら筆者も対応できると見越してのアドバイスだったが、ネットの世界ではダイコンスープの脅威的効果は既に皆様ご承知おきの世界だという話もあり、こと台所では無精者の筆者の背中をポンと押していただいた結果が蕁麻疹退散の現実である。現状、カラ咳と痰が切れない。結構うるさいが蕁麻疹に比べたら十分しのげる。近くのK先生の処方で回復待ちの状態だ。週明け8月19日(月)朝一番で特別に時間を取ってK先生に診察いただけるのは誠にありがたい。

愛読者の中から「何もかもいっぺんにやめてしまうのはよくないよ。」というご意見を結構多く頂いた。ボケ防止もかねて英フィナンシアルタイムズ紙、ワシントンポスト紙、NYタイムズ紙、WSJ紙、ブルームバーグ電子版には体調が許す範囲だが目を通している。その中で8月14日付のワシントンポスト紙が多くのスペースを割いて今回の世界同時株安は半端でないと珍しく具体的に国名を挙げて警告した。米10年債の利回りが同2年債の利回りを下回った。これが世界同時リセッション入りのシグナルだ。2008年の時もそうだった。

同記事によれば「9ケ国が既にリセッション入りしている。中国とドイツが同日同時に減速報道した。特に中国の製造業指数が17年ぶりに過去最低を記録した。アルゼンチン、ロシア国内のトラブル拡大は要注意だ。「山火事が多発しているが消防士がいない」という現実が問題だ。トランプ大統領は一部品目の関税上げ時期を伸ばしたが中国は反応しない。ドイツ経済は自動車生産に過度に依存しているが自動車生産が回復する見込みはない。一方、ドイツ連邦政府は財政支援策を用意する予定はない。英国は年初から減速しているが合意無きEU離脱で確実にリセッション入りする。イタリアは欧州最大の債務国だがコンテ内閣総辞職寸前だ。アジアではシンガポール、韓国経済は米中戦争の影響をもろに受ける。」と書いた。16日NYダウは前日800ドル下げた後99ドルだけ戻した。相場は物知りだ。(了)

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