「中国の4~6期GDPは前期のマイナス16%から前年同期比プラス3.2%へ改善した。しかし小売りは1~3月期のマイナス19%から改善したが同3.9%と冴えない。16日、上海株価総合指数は4.5%急落した。米国6月の小売りはプラス7.5%へ改善したが米国の新規感染者数は増え続けている。新型コロナウイルスワクチン開発の話はあるが足元に米経済と結びつかない。16日、NY市場は方向乏しく、ダウは26,734ドル、135ドル、0.5%安、S&P500,3,215,0.3%安、ナスダック、10.473,0.7%安で取引を終えた。」と16日、WSJ紙電子版は伝えた。
16日,ロイター電子版は「16日、NYダウは一時280ドル以上値下がりした。あと新型コロナウイルスワクチン開発期待からから戻し田が135ドル安で取引を終えた。ダウ採用30種銘柄の内、アップル、387ドル、1.2%安、ダウを32ポイント押し下げ、ボーイング、178ドル、4.9%安、同62ポイント押し下げ、マイクロソフト、203ドル、同27ポイント押し下げが目だった。ナスダックは0.7%値下がりした。テスラ、1,500ドル、2.9%安、ツイッター、35ドル、1.1%安,バンカメ、23ドル、2.7%安がナスダックを押し下げた。」と伝えた。
ロイター電は「ツイッター株は、バイデン民主党米大統領選候補、オバマ前米大統領、マイク、」テスラCEOなどのアカウントがハッカー集団に乗っ取られる事件が発生のあと売られた。恐怖指数VIXは27.97とほぼ横ばい、米10年物国債利回りは0.6170%へ2.1%下落した。NY外為市場ではドル買い戻しの動きにより1ドル=107.28円、1ユーロ=122.12円、1英ポンド=134.64円で取引された。NY原油(WTI)はバレル40.71ドル、1.2%安、北海ブレント、同43.28ドル、1.2%安で取引された。NY金は債券利回り低下を受けてオンス1,795.40ドルへ1,800ドルを割った。」と伝えた。
17日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は「フランス各地で再び新型コロナウイルス感染者数が増加に転じた。マクロン仏大統領はマスク着用義務付けを8月1日から実施する予定だったが来週、7月20日に前倒しして実施すると発表した。スポツジムなど強制がむつかしい場所もあり具体的対応が決まっていない。医療施設では新型コロナ感染者数増加が見られ、今すぐにでもマスク直用義務付けを実施してほしいとある病院長が話した。」と伝えた。
ドイツZDFは「ドイツでは新型コロナウイルスの新規の感染者が人口10万人あたり50人感染が増加に転じた。PCR検査の迅速化が即求められている。」と伝えた。英BBCは「ブラジルで新型コロナ感染者数が200万と米国に次ぐ規模に急拡大してきた。死者数は7万5,000人を超えた。レストラン職員はマスク着用が義務付けられているが客にまで強制できない難しさがあるとの指摘もある。ブラジル国内ではボルソラノ大統領への非難の声が高まっている。」と伝えた。16日、ブルームバーグは「東京で16日、新規感染者数が286人達した。新宿にエピセンター(感染集積地)に出来つつある。」と伝えた。最近特に日本での新規コロナ感染再拡大に世界の関心が向き始めたようだ。(了)