「米カリフォルニア州は13日、レストランの室内での飲食禁止、劇場、美術館閉鎖を発表した。同州のコロナ入院患者数が過去最高に達した。ロサンゼルス市が新学期をオンライン授業でスタートすると発表した。経済活動再開がroll-back(後退)するとの懸念から、13日のNY株式市場は、一時500ドル以上上げてスタートしたダウは取引終了にかけて急落、前日比ほぼ横ばいの10ドル高で取引を終えた。米中関係が再び悪化するとの思惑も株価急落に影響した。S&P500は3,155,0.9%安、ナスダックは10,390と先週末比2.1%安と急落した。ナスダック採用銘柄のテスラは一時16%高と急騰したが3%安の1,497ドルで取引を終えた。アマゾン、3,104ドル、3%安、ツイッター、4.5%安、フェイスブック、2.5%安と直近急騰銘柄が経済活動再開見直しの動き警戒で売られた。」と伝えた。
13日、ブルームバーグ電子版は「①ポンぺオ米国務長官は、13日、中国の南シナ海の権利主張は「不法」と語り、米政権として公式に初めて中国を非難した。中国は「米国は対立の種を巻こうとしている」と非難した、②米カリフォルニア州で新型コロナウイルスによる入院患者数が過去最多を記録した。店内での飲食が禁止された。バー、映画館、美術館、学校閉鎖が発表された。米経済活動再開計画が後退する可能性が出てきた、③WHOの感染対策
を統括するマイク・ライアン氏は「ワクチンが近い将来、全員に利用できるとの想定や向う数ケ月で新型コロナウイルスを撲滅できるとの見方は非現実的だ。」と語った。④米国で13日、新型コロナ感染者数が6万4,605人、2.0%増加、過去最大の増加率1.9%を超えた。感染者数は334万人を超えたジョンズホプキンス大が発表した。」と伝えた。
13日、ロイター電子版は「13日、NY市場ではカリフォルニア州で新型コロナ入院患者が過去最大を記録、経済再開計画が後退するとの懸念から株価は急落した。恐怖指数VIXは32.19ポイントへ18.0%急上昇した。債券が買われ米10年債利回りは0.6200%へ下落した。NY外為市場では小動き。1ドル=107.30円、1ユーロ=121.75円、1英ポンド=134.77円でと取引された。NY原油(WTI)はバレル40.10ドル、北海ブレント、同42.22ドルと小幅に下げた。OPECがさらなる減産を実施しないと発表した。NY金はオンス1,814.10ドルと小幅高、高値圏を維持した。」と伝えた。
14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「米カリフルニア州で店内飲食禁止を13日実施と発表した。全米39州で新型コロナ感染者が新たに増加した。フロリダで1万6,000人の新たな感染者が出た。既に4,520人がコロナで死亡した。ワクチン、治療薬は手元にない。学校閉鎖を再開する州が出てきた。」と伝えた。香港TVBは「香港で民主派による予備選挙が行われ61万人が参加した。林香港行政長官は「政権転覆罪に値する」と非難した。」と伝えた。ドイツZDFは「EU首脳が5ケ月振りに13日集まった。トルコ問題、香港問題を協議した。具体的進展はなかった。」と伝えた。韓国KBSは「来年から最低賃金を1.5%増で実施を決めた。過去最大は1987年の2.8%増だった。」と伝えた。(了)