①グーグルが自宅勤務を2021年7月まで延長を決めた、②モデルナワクチンが3万人治験で第一段階をクリアした、③週明け27日、NY市場でダウ、S&P500,ナスダックが共に値上がりした、④NY金が一時、オンス1,941.65ドルと2003年来の高値を記録した、⑤米ドルが対ユーロで2年来の安値、1ユーロ=1.17ドルまで下落した」と27日、WSJ紙電子版が伝えた。
27日、ロイター電子版は「27日、NYダウは、26,584ドル、114ドル、0.4%高、S&P500,3,239,0.7%高、ナスダック、10,536,1.7%高と揃って値上がりした。アップルが379.24ドルと2.4%高、ダウ指数を59ポイント押し上げた。ナスダック採用銘柄、ネットフリックス、495.65ドル、3.2%高、テスラ、1,539.60ドル、8.7%高がナスダック高をリードした。
恐怖指数VIXは24.81へ4.0% 下落、米10年物債利回りは0.6120%へ3.9%上昇した。ただ、コロナ感染拡大が沈静化しないことから米経済回復は一段と遅れるとの懸念が強まり金融緩和は続くとしてドルが売られた。1ドル=105.42円、1ユーロ=123.84円、1英ポンド=135.65円で取引された。NY原油(WTI)はバレル41.62ドル、北海ブレント、同43.98ドルと小幅上げた。一方、NY金はオンス1,932.20ドルで取引を終えた。銀は同24.54ドルと7.4%急騰した。欧米の金融緩和政策が長期化するとの思惑と米中対立の再燃でリスク資産として特に金市場に資金が流れた。」と伝えた。
27日、ワシントンポスト電子版は「①米議会共和党は米失業者支援金を現行の週600ドルの7月期限切れに対処する。同制度は残すが1兆ドルの包括コロナ救済予算の配分を見直す方向で週200ドルに減額で調整する、②マイアミで新規コロナ感染者が急増、米大リーグ、マリナーズ選手13人に陽性が確認された。2日間の試合延期を決めた、③世界の新規コロナ感染者数が、162万人、同死者数が65万人を超えた」と伝えた。
27日、ブルームバーグ電子版は「①香港で新規のコロナ感染者数が13%増加、飲食店内の飲食禁止を決めた。インドネシアで感染者が10万人を突破した。②米FRBの金融緩和でドル安、金価格が上昇した。金はオンス2,000ドルを目指す勢い」と伝えた。27日、NYタイムズ紙電子版は「①米議会共和党は失業者救済資金を週200ドルに減額他のコロナ救済に回すことを決めた、②香港で新たに新規のコロナ感染者が145人確認された。③米新規のコロナ感染者数が54,212人、13%増、同死者数が440人、同27%増加した」と伝えた。
27日のNHKニュース電子版は「日本取引所グループ(JPX)は貴金属や農産品の商品先物取引を東京商品取引所から大阪取引所に27日から移管した。原油やと電力取引は東京に残す。大阪には既に株先物はある。貴金属や農産物先物取引が1口座で出来ることになった。大阪の活性化にも繫がる。特に金先物取引増加に期待している。」と伝えた。(了)