「ミシガン大、7月米消費者信頼感指数が73.2と予想外に低下した。新型コロナウイルス感染拡大が進んでおり、消費者マインドを冷やした。17日、NY株式市場はダウ,26,671,
62ドル、0.2%安、一方、S&P500,3,224,0.3%高、ナスダック、10,503,0.3%高と小幅続伸した。欧州市場では独ワイルルドカード社破産申請が投資家に大きな傷跡を残した。」と17日、WSJ紙電子版が伝えた。
17日、ブルームバーグ電子版は「①米アリゾナ州で新型コロナ感染者数が2.7%増加した。フロリダは3.6%増へ平均の4.5%増から鈍化した。②NYデルガシオ市長は「動物園、植物園、映画上映は再開する。飲食店の店内飲食は禁止する。美術館、博物館、シヨッピングモールは再開を停止する」と第4段階対策に入ると述べた、③英ジョンソン首相は「8月1日から雇用主に「さらなる決定権」を委ねると述べた、④EU首脳は17日の会合で、2021年末をめどにワクチンの3億人分確保について協議した、⑤ゴールドマンサックス、エコノミストは「モデルナが27日までに現在進めている治験結果に3億人分のワクチン確保を当局に報告書を提出するとの情報を投資家は過小評価している。その他4研究所によるワクチン開発も進んでいると述べた、⑥東京で17日、新型コロナ感染者が新に293人と2日続けて一日当たり新規の感染者数が過去最高を記録したと小池東京都知事が述べた、⑦米消費者マインドが予想外に低下した。新規感染者拡大が影を落としている。」と伝えた。
17日、ロイター電子版は「NY市場では全般方向感の乏しい動きに終始した。ダウは下げ、ナスダック、S&Pは小幅に上げた。恐怖指数VIXは25.71と8.2%低下した。米10年物国債利回りは0.625%と小幅上昇した。NY外為市場では消費者信頼感指数低下でドルが売られた。1ドル=106.97円、1ユーロ=122.23円、1英ポンド=134.46円で取引された。NY原油(WTI)はバレル40.59ドル、北海ブレント、同43.09ドルと小幅下げた。NY金は買い戻され、オンス1,812.40ドルで取引された。個別銘柄の動きでは動画サイトNetflix株がコロナ後、定期契約者数の伸びが落ちるとの評価を受けて492ドル、6.5%安と急落した。アマゾンが2,961 ドルと失速、3,000ドルを割った。一方、新型コロナウイルス開発をはやしてモデルナ株が94.64ドル、15.7%高と急騰、上場来高値を更新した。」と伝えた。
18日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「ホワイトハウスが中国共産党員首脳の米国入国禁止措置を検討していると伝えられる。これを受けて中国報道官は「米国は世界人口の5分の1を占める国と敵対する愚かなことを始めた。」と述べた。米中対立は①新型コロナウイルス、②香港問題、③南シナ海と拡大している。さらに米国はファーウエイとの取引停止の動きまで始めた。ただ、中国共産党幹部の米国入国禁止はトランプ米大統領の手元に届いていないとの観測もありなお流動的だ。」と伝えた。香港TVBは「香港で17日、新たに新型コロナ感染者が増加、3人が死亡した。老人施設でのクラスタ―感染が起こった。高齢者は自宅に居てくださいと呼びかけを始めた。」と伝えた。(了)