92兆円)設立で合意したことを政治家、投資家共に歓迎した。NY市場ではダウが159ドル、0.6%高、26,840ドルで取引を終えた。ナスダックは反落した。②新型コロナウイルス感染者は一部フロリダで人口10万当たり400人と依然増加しているが全体の勢いは低下している、③米共和党は議会とホワイトハウスと会合で、新たな新型コロナ対策として現金支給、学校基金設立などの包括法案を米議会に提出で合意した。」と22日、WSJ紙電子版は伝えた。22日、NYタイムズ電子版は「①CDC(米疾病予防管理センター)は新型コロナ感染者、死亡者の実態は発表数字と比べ2~13倍多い、②EUが8,570億ドル包括救済基金設立で合意した。英国のEU離脱後のEU安定に寄与する、③米国で一日当たり新型コロナ感染者数が59,966人、32%増加、死者数が531人、64%増加した」と伝えた。
英フィナンシアルタイムズ電子版は「ポンぺオ米国務長官は英ジョンソン首相、ラード外相と22日会談、中国の緊張拡大行動を抑えるよう対中国制裁実施を要請した、②EU27国首脳は5日にわたるマラソン協議を経て7,500億ユーロ、コロナ救済基金で妥結した、③米共和党マコネル院内総務とホワイトハウスで会合、現金支給含め米国民にアドレナリンを注入する諸策で合意した。」と伝えた。ワシントンポスト紙電子版は「共和党はコロナ救済のために現金支給、中小企業支援策を議会提出するが具体的中身はなく期限も明記されていない。」と批判的に伝えた。
ロイター電子版は「22日NY市場で幅広い銘柄に買いが入りダウは26,840ドル、159ドル、0.6%値上りした。S&P500、3,257ポイント、0.2%高と小幅上げた。アップル、1.4%安、マイクソフト、1.4%安と売られたが、シェブロン、7.2%高、エクソン、5.1%高と石油株が値上がりした。一方、ナスダックは10,680ポイント、0.8%安で取引を終えた。主要株は軒並み利益確定で売られた。テスラ、4.5%安、ネットフレックス、2.5%安、FB,1.5%安 、アマゾン、1.8%安と揃って値下がりした。恐怖指数VIX,25.04と2.3%上昇、米10年物国債利回りは0.600%まで下落した。NY外為市場ではドルが終日売られた。1ドル=106.80円、一方、コロナ復興基金成立でユーロ、英ポンドが買晴れ1ユーロ=123.07円、1英ポンド=135.39円で取引された。NY原油(WTI)はバレル81.84ドル、2.3%高、北海ブレント、同44.26ドル、2.3%高で取引を終えた。EU基金設立は石油需要を下支える期待感が相場を支えた。NY金はオンス1,843.90ドルと4日続伸した。」と伝えた。
23日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「EU復興基金7,500億ユーロが妥結、EU27国に安堵が広がった。議長国ドイツのメルケル首相は「EU団結強化が確認された。」と話した。ハンガリー、オ―ストアが強く主張していた独立国の尊厳条項は見送られた。」と伝ええた。韓国KBSは「韓国訪問のエスパー米国防長官は「米軍の韓国撤退を否定する一方、中国包囲網で同盟国の結束の必要性と重大性を強調した。」と伝えた。(了)