「①米新規の新型コロナ感染者数が400万人に接近した。②コロナ感染拡大で米新規失業保険申請者件数が140万件と前週の131万件から増加した。③米中対立がエスカレートしてきた。米ポンぺオ国務長官は23日、中国人民に中国共産党体制からチェンジするよう呼びかけた。23日、NYダウは26,652ドル、353ドル、1.3%下落した。ハイテク株の値下がりが目立った。」と23日、WSJ紙電子版が伝えた。23日、NYタイムズ電子版は「ヒューストン中国領事館閉鎖やその他さまざまな米国の対中国規制の後、中国政権は、経済回復に悪影響を与えたり世界から中国が孤立しないよう慎重に行動している。」と伝えた。
23日、英フィナンシアルタイムズ電子版は「①米政府の雇用刺激策にも関らず米国の雇用回復が足踏みしている。米新規失業保険申請件数が140万件に増加した、②米10年債利回りが0.5810%へ急落は米緩和政策が長期化を示唆している、③米フロリダ州のコロナ死者数が過去最大を記録した、④スパーマーケットはコロナ感染拡大でe-コマースを拡大したがコスト増に苦慮している、⑤米国による中国領事館閉鎖は米中関係悪化を加速化を象徴する出来事、⑥電気自動車の普及は従来型ガソリンスタンドにとって生存危機」と伝えた。
23日、ロイター電子版は「①失業保険申請件数が140万件へ増加、米国のコロナ感染者が140万を突破した、②米議会でコロナ救済対策から給与減税が外されて失業者給与拡大を中心に協議が進んでいる,③米国によるヒューストン中国総領事館閉鎖措置に対して中国政府は断固米国に報復すると報道官は述べた。④アメリカン航空はコロナ感染者の再拡大を受けて、増便再開を当面見送りを決めた。」と伝えた。
ロイター電は「NY市場でダウは一時400ドル以上値下がりした。ナスダックは10,461ポイントへ2.3%と大幅値下がりした。ハイテク銘柄の値下がりが目立った。ダウではアップルが371.38ドル、4.6%安、1銘柄でダウ指数を120押し下げた。マイクロソフト、202.54ドル、4.4%安、同62ポイント押し下げた。一方、ナスダック採用銘柄では、テスラ、1,513.07ドル、5.0%安、ネットフリックス、477.58ドル、2.7%安、グーグル、1,515.68ドル、3.4%安、アマゾン、2,986ドル、3.7%安、3,000ドルを割った」と伝えた。
23日、ロイター電は「恐怖指数VIXが26.08へ7.2%増加。米債券が買われ米10年債利回りが0.5810%へ低下した。NY外為市場でドルが対円、対ユーロ共に売られた。1ドル=106.85円、1ユーロ=123.85円、1英ポンド=136.08円で取引された。NY原油(WTI)はバレル41.00ドル、2.2%安、北海ブレント、同43.26ドル、2.3%で取引された。NY金はオンス1,897.65ドルまで買われたがあと反落、同1,883.60ドルで取引を終えた。」と伝えた。日本円で金は1グラム7,000円をつけた。プラチナはオンス958ドル、グラム3,300円まで回復したが依然として金相場の半分以下の値段に低迷している。相場は全てではないが、人間の体で言えば脈拍、血圧のようなもので健康状態を垣間見せてくれる。(了)