①コロナ感染拡大、②7月米コンファレンスボード、指数が92.6へ低下した。期待値も92.6へ先月から14.6低下した、③4~6期の企業決算も冴えない。全般、利益確定売りが出て、28日、NYダウは、26,379ドル、205ドル、0.8%安はじめS&P500,ナスダック揃って値下がりした。4~6期の既存店売上が23.9%減のマクドナルド株は196.24ドル、2.5%安、アップル、373.01ドル、1.6%安と2銘柄でダウ指数を75ポイント押し下げた。コロナ禍を受けたスターバックスは74.64ドルと2.4%安、1~6期の売り上げが34%減のグッチは1.2%下げた。一方、米国防生産法によるワクチン開発支援で7.65億ドルの政府借り入れ発表のコダック株は7.94ドルと201%急騰した。ただ、同株は40%下げていた。一方、コロナワクチン開発が前進と伝えられたモデルナは81.49ドル、2.0%値上りした。」と28日、ブルームバーグ電子版は伝えた。
28日、ブルームバーグ電子版は「①ファウチ米アレルギー感染症研究センター長は「晩秋までにワクチンの答えが出る」と述べる一方、米大リーグ、マリナーズの選手12人、コーチ2人陽性確認で「シーズン続行が危うくなった」と語った。トランプ米大統領はファウチ氏の発言を批判した。②クオモNY知事は入境時の隔離義務付けにイリノイ州含む3州、ワシントンDC,自治領プエルコを新たにリストに追加した、③28日、米国の新型コロナの新たな感染者数は59,779人、9%増と鎮静化したが、死者数は7,696人、49%増加した。世界の感染者数は1,650万人、死者数は56万5,000人を突破した。」と伝えた。
28日、ロイター電子版は「米株は利益確定売りで反落した。恐怖指数VIX葉25.59と4.9%下落、米10年債利回りは0.5790%と続落した。NY外為市場では、ドルが続落した。1ドル=105.09円、1ユーロ=123.13円、1英ポンド=135.91円で取り引きされた。NY原油(WTI)はバレル40.97ドル、1.5%安、北海ブレント、同43.58ドルと0.7%下げた。夏休み需要シーズン入りも新型コロナ感染拡大、自宅待機でガソリン相場は続落、上値は重たい。NY金は前日の急騰の流れから一時、オンス1,974.40ドルまで上げた後、さらに上値を追うには余程の材料が必要だとして利益確定の売りを出した」と書いた。
近着、8月4日号のニューズウイーク誌日本版は「トランプの姪、メアリ―・トランプの書いた暴露本「Too Much and Never Enough」は直訳すれば「うんざりなのにやめられない」みたいな意味で、副題に「世界で最も危険な男」と決めつけている。(中略)トランプが、いくら負けても勝ち残れるのは、彼の妄想を大事に育ててきた人たちが彼を守るためならなんでもするからだ。彼自身は空っぽだ。だから操るのは簡単だが、途中で放り出すわけにはいかない。(中略)彼らはなぜ、ドナルドの肥大したエゴを守るために嘘をつき続けるのか。自分たちの壮大な誤りを認めたくないからだ。著者、メアリートランプが親族でありながらドナルド帝国の外にいた。だから帝国に入り込み、離れられなくなった人たちの醜態がよく見える。」と司法ジャーナリスト、ダ-リア・リスウイックが書評に書いていた。(了)