ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY株、小幅高、FOMC議事録見て、当面は金融引き締めはなしと投資家は判断とWSJ紙電子版、一方、大阪、兵庫で変異ウイルス感染者急増も高齢者宛てのワクチン接種連絡当局からなし

2021-04-08 08:19:49 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米FOMCの3月開催議事録が7日発表され「長期金利の上昇は景気回復を見越した動きである。米雇用状況は改善は確かに見られるがコロナ以前の状態に遠く及ばない。雇用回復のための政策継続が必要だ。直ちにインフレを懸念する状況にない。Tapering(債券購入削減)は当面ない。」と投資家は確認、7日のNY市場はダウ、33,446ドル16ドル、0.05%高、S&P500、4,079,0.15%高、ナスダック、13,658,0.07%安と小幅の値動きで取引を終えた。米10年債利回りが1.669%と0.8%増とほぼ横ばいの動きに上昇勢いが鈍り、恐怖指数VIXは17.17%、5.2%減と大幅に低下した。NY外為市場では1ドル=109.82ドル、1ユーロ=130.35円、1英ポンド=150.81円でいずれも小動き。NY原油(WTI)はバレル59.69ドドル、0.3%安、ビットコイン、5万5,887ドル、0.3%安で取引された。NY市場の個別では、ダウでは目立った動き無く、ナスダックでは動画配信のスナップチャットが60.23ドル、5.9%高が目立った。

7日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「①イエレン米財務長官は法人税増税はお互いの利益なる。世界的な観点から法人税の最低限度を設けることが求められると発言した、②米FRBは3月のFOMC会合議事録で債券購入計画縮小は現時点では行わないと確認した、③英政府は、アストラゼネカワクチンの29歳未満への接種は見送ると発表した、④パンデミック(コロナ世界的大流行)下での勝利者や富裕層への増税をIMFは支持した」と伝えた。7日、ブルームバーグ電子版は「①世界銅生産国トップのチリが銅鉱山の開発増産を積極的に進めている、②豚肉需要が世界的に増加、豚肉相場が2014年来の高値を記録した、③メルセデスベンツの売れ行きが米国で好調に推移している、④法人実効税率増税と法人税増税に向けて法人税の最低水準設定をG20の会合で米国が提案した」と伝えた。

7日、WSJ紙電子版は「①中国での墓参3連休で1億200万人が国内を移動した。中国政府は1億3,000万人分のワクチン供給と発表した、②16日予定の日米首脳会談を前にして茂木外相は中国政府によるウイグル及び香港での人権問題に懸念を表明した、③韓国ソウル、プサン市長選挙で野党が圧勝、韓国国内での保守勢力の復活が明らかになった、④米主要ハイテク企業は深刻な反動体不足にもかかわらず巨額の利益を出した」と伝えた。

一方、兵庫県は7日、新型コロナ感染者数が276人と発表した。大阪府は719人と発表した。いずれも蔓延防止重点地域に指定された直後での増加である。変異ウイルスによる感染が大部分を占めると発表された。米国、英国はじめ欧米各国ではワクチン接種が社会問題にまで発展、政府は政治生命をかけてワクチン供給に奔走しているように伝えられる。筆者は絵にかいたような高齢者の一人であるがワクチン接種に関して何ひとつアナウンスがない。河野ワクチン担当相は7日、全国194都道府県に50万件のワクチンを高齢者に優先的に配布すると発表したと伝えられる。日本全国で65歳以上の高齢者は3,000万を優に超える。
睡眠を十分とり免疫力を付け変異ウイルスにかからないように自己防衛するしかない。(了)

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