ＮY株式市場、好調な米経済指標受けてダウ、過去最高値更新、一方、ＩMF、世界の外貨保有比率でドル60%割る、ユーロ21%、日本円6%と発表（学校で教えてくれない経済学）

米企業業績拡大、ワクチン接種進展、外出増加、バイデン追加経済対策による現金支給で3月米小売り高9.8%増加した。小売り項目では服・アクセサリーが18.3%増加した。米新規失業保険申請件数が先週の76.9万人が５６．６選手予想以上→先週の76.9万人が57．6万人へ予想以上に減った。一連の好調な米経済指数が相場を支え、15日、NY株式市場ではダウ、34,035ドル、305ドル、0.9%高、S&P500,4,170,1.1%高、ナスダック、14,038、1.3%高と3指標揃って値上がりした。長期債利回り低下で買い安心感からハイテク株が買われた。個別銘柄ではダウではアップル、1.9%高、ダウを16押し上げ、マイクロソフト、1.5%高、ダウを25押し上げた。ナスダックではアマゾン、1.38%高、グーグル、1.83%高、テスラ、0.9%高で取引を終えた。

恐怖指数VIXは16.57%、2.47%低下、米債券が買われ長期金利指標の米10年債利回りが1.574%へ3.78%低下した。利回り低下によりNY外為市場でドルが売られた。1ドル＝108.74円、1ユーロ＝149.81円、1英ポンド＝149.81円と円高が進んだ。為替関連のニュースでは14日、ロイター電は「IMF統計によれば世界の保有外貨に閉める米ドルの比率が1995年以来初めて60%を割った。ユーロが21.2%を占め6年来最高を記録した。日本円が20年来最高の6%を占めた」と伝えた。NY原油（WTI）がバレル63.34ドル、北海ブレント、同66.84ドルと堅調。NY金はオンス1，764.40ドル、ビットコインは6万3，525ドル、0.98%反発した。

16日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは15日、シカゴで警官が13歳の少年に発砲、死亡させたときの動画が配信された。連日警官による発砲事件が継続している。
警官は事件後2日間、休職している。」と伝えた。豪ABCは「インドで15日、過去24時間以内での新型コロナ感染者数が20万を超えた。感染者数累計が豪州総人口の半分を超える1,400万をこえた。沐浴にはマスクなく密集する。この先も感染者数は歯止めなく増えると見られる。」と伝えた。

16日朝放送の中国CCTVは「福島第一原発「処分水」海洋放出は一方的措置で許しがたいと中韓が共同声明を出した」と伝えた。15日、ヤフー電子版は「ソウル経済」は「昨年秋、韓国の科学専門家グループは「福島第一」処理水にはトリチウムが860テラベクレル含まれるが人体に与える影響はない。一方、2011年3月、原発爆発の際、空気中、海中に放出された放射性物質は77万テラベクレルだったとの報告書を韓国政府に出していたが公表しなかった。今回も「報告書を無視、国際海洋法裁提訴検討すると日本を激しく非難した。国際原子力員会の「処理水」は危険性はないとの見解も無視した。文政権は来年春の大統領野選挙を控えて福島第一「処理水」放出を政治的に最大限利用しようとしている。」と書いた。

英ＢＢＣは「フィリップ殿下の葬儀が参列者30名限定、マスク着用など厳しいコロナ感染対策のもと小規模で実施される」と伝えた。（了）