(学校で教えてくれない経済学)
「アップルが先行き景気減速を念頭に、3日、研究開発部門を除き大幅人員整理すると発表した。3日、株価は138.88ドル、4.24%安、年初来22%下落。②英中銀は3日、0.75%利上げ、13年振りの水準の年3.0%とすると発表した。英国は既にリセッション入りしているがインフレ抑制を優先した。③NY株は米FRB利上げを受けて米債券が下落、利回りが上昇、株価3指標共値下がりした。」と3日、ブルームバーグ電子版が伝えた。3日、WSJ紙電子版は「①米リセッション入り予測から配車サービスLyft,電子取引最大手Stripeが大型layoff(一時解雇)、アマゾンが向こう数か月新規採用を停止すると発表した。3日、アマゾン株は89.30ドル、3.06%安で取引を終えた。②英中銀が0.75%利上げ、年3.0%と発表した。英ポンド、英債券が共に値下がり(利回りは上昇)した。③ロシアの攻撃でウクライナ、ザポリ―ジア原発の電源があと15日で切れるとウクライナ政府が発表した。④NY株がハイテク株中心に値下がりした。市場は4日発表の10月米雇用統計を注目している。」と伝えた。3日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は「テスラのマスク氏はツイッターの人員を50%削減する。」と3日、発表した。」と伝えた。
3日、NY市場でダウは32,001ドル、146ドル、0.46%安、S&P500は3,719と39ポイント、ナスダックが10,342と181ポイント、1.73%安で取引を終えた。個別では住宅ローン金利、自動車ローン金利上昇で減収のビザカードが194.75ドル、3.09%安、住宅最大手、ホームデポが281.50ドル、2.50%安、一方、受注回復を材料に唯一値上りしたボーイングが156.75ドル、6.34%高、1銘柄でダウを61ポイント押し上げた。恐怖指数VIXは31.79と0.79%低下、米10年債利回りは4.149%へ0.61%上昇した。NY外為市場では1ドル=148.17円、1ユーロ=144.46円、1英ポンド=165.42円。日本円、ユーロ、英ポンドが対ドルで値下がりした。NY原油(WTI)はバレル88.98ドル、北海ブレントは同94.57ドルで取引。NY金はオンス1,632.50ドル、ビットコインは2万218ドルで取引された。
4日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ドイツショルツ首相はフオルクスワーゲン、肥料大手の化学メーカーBASFなどドイツ産業界代表団と共に3日、中国へ出発した。独国内ではイデオロギー国家に集中的依存すべきでないとの批判が強い。G7外相会議がドイツ保養地、バイセンハウスで対ロシア制裁など協議が始まった。なぜいま中国訪問なのかと批判が高まっている。前政権はエネルギーでロシア、貿易面で中国依存度を高めた。ショルツ独首相は3期目就任後初となる習近平主席との会談が予定されている。ショルツ首相の対応が注目される。」と伝えた。英BBCは「英中銀は金利を年3.0%へ引き上げた。ガス代、家賃、日用品が上がる中での大幅利上げとなった。英国は既にリセッションにはいりゼロ成長が続いている。英ポンドが売られた。」と伝えた。インドNDTVは「カーン前パキスタン首相が暴漢に撃たれ負傷する暗殺事件が起こった。現政権反対デモ中だった。」と伝えた。日本人の特徴をひとつ挙げろと言われたら「様子を見る」国民だと言えるだろう。様々な情報が乱れ飛ぶ中、日本はどう行動するかが日々問はれている。(了)