(学校で教えてくれない経済学)
「米中間選挙で上院で民主党48、共和党49まで確定した。残り3州は今週末に決まるアリゾナ、ネバダ2州、12月6日の再選挙待ちのジョージア計3州の結果次第
。全議席改選の下院は共和党が206議席確保した。218で多数となる。」と10日、WP(ワシントンポスト)紙電子版が伝えた。10日、WSJ紙電子版は「10日、10月の米CPI(消費者物価指数)が前年同月比7.7%増、コア指数(エネルギー・食品除外)6.3%増を受けて、12月米FOMCでは利上げ幅が0.50%に収まるとの市場の見方から、10日のNY株式市場はダウ、2.7%高、S&P500は5.5%高、ナスダックは7.3%高と大幅反発して取引を終えた。NY外為市場で米債券が上昇、米10年債利回りが3.8%台まで低下した。NY外為市場で一時、1ドル=141円台を記録した。」と伝えた。10日、ブルームバーグ電子版は「①NY株高の中でアップルの時価総額が2兆3,400億ドルと過去最高を記録した。一方、香港ハンセン指数含めアジア株がつれ高した。②中国で新型コロナ感染者数が10日、1万人を超えた。」と伝えた。
10日、NY市場でダウは33,715ドルとここ2年半で1日当たり最大の上げ幅、1,201ドル、3.70%高、S&P500は3,956と207ポイント、5.54%高、ナスダックは11,114と760ポイント、7.35%高で取引を終えた。個別銘柄では住宅関連のホームデポが311.70ドル、8.70%高、1銘柄でダウを164ポイント押し上げた。マイクロソフトが242.98ドル、8.23%高、ダウを121押し上げた。恐怖指数VIXは23.53と9.81%低下、米10年債利回りは3.811
%台へ低下した。NY外為市場では1ドル=141.81円、1ユーロ=144.44円、1英ポンド=165.51円と主要3通貨に対して円高が進んだ。NY原油(WTI)はバレル86.66ドル、北海ブレント、同93.35ドルへ小幅値下がりした。NY金はオンス1,756.40ドルと小幅高、ビットコインは1万7,457ドルと前日大幅安のあとも小幅続落した。「ビットコイン大幅安は暗号資産世界最大のバイナンスが資金不足に陥った2位のFTX社買収計画停止を決めたことが背景にある)とブルームバーグが伝えた。
11日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「11月15,16日、インドネシアバリ島でG20開催前日の14日にバイデン大統領と習主席会談を予定していると10日ホワイトハウスが発表した。台湾問題含めて話し合うと見られる。」と伝えた。中国CCTVは「中国は1つの中国政策は不変だ。台湾は断固守る。②第5回国際輸入博覧会に127の国と地域、2800企業が参加した。中国の開放政策の証である。」と伝えた。フランス2は「3週間イタリア沖に放置されていた難民子供57人含む230人の受け入れを仏政府は決めた。比率はフランス3分の1、ドイツが3分の2となる。」と伝えた。カタールアルジャジーラは「イランはIAEA核査察団を受け入れると正式発表した。一方、イランは核超音速ミサイル開発に成功した。」と伝えた。日本では法務大臣が「法務省と外務省は票とお金に関係ない。死刑執行の時にハンを押すだけだ。」と語ったことが問題化している。大臣に限らない。ノホホーンと暮らしている日本人が増えた今の日本を象徴する出来事だ。(了)