（学校で教えてくれない経済学）
「世界の人口が2012年から10年間で10億人増加、今年11月15日に80億人に達したと国連が発表した。人口は今後も増え続け2080年に104億でピークをつける。2023年に中国、インド2国で世界人口で35%を占める。共に14億台。2023年にインドが中国を抜き1位となる。アフリカ全体で現在14億人が2050年に24億に達し世界で4人に1人がアフリカ人となる。2022年の人口はアメリカ3億3,800万、インドネシア、２億7,000万、パキスタン、2億3，500万、日本は1億1，500万人とNYタイムズ電子版が伝えた。
14日、ＮＹタイムズは「①対面で5年振りに米中首脳間で会談が、Ｇ20会合の前日の14日、インドネシア、バリ島で開かれ、戦争を回避すること、気候温暖化に向けて取り組むことで一致した。バイデン、習両首脳は暖かい口調で握手を交わした。」と伝えた。14日、ブルームバーグ電子版は「14日の米中首脳会談でウクライナでの核兵器使用とその脅しに反対することで一致した。ブリンケン米国務長官を中国に派遣、気候変動問題、経済安定、食糧不足問題を協議するとホワイトハウスが発表した。」と伝えた。
14日、NY市場でダウは33,536ドル、211ドル、0.63%安、S&P500は35ポイント、0.98%安、ナスダックは11,196と127ポイント、1.12%安で取引を終えた。個別銘柄ではアマゾンが数千人をレイオフ、新規採用凍結を発表、98.49ドル、2.03%安で取引を終えた。ホームデポが306.92ドル、2.55%安、1銘柄でダウを52ポイント押し下げた。恐怖指数VIXは23.73と5.37%増、米10年債利回りは3.863%と3.8%台を維持。NY外為市場では1ドル＝140.10円、1ユーロ＝144.62円、1英ポンド=164.69円で取引。NY原油（WTI）はバレル85.33ドル、0.13%高、北海ブレント、同92.51ドル、3.63%安で取引された。NY金はオンス1，773.70ドル、0.08%安、ビットコインは1万6,684ドル、2.03%高で取引された。
15日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「14日、米中両首脳がバリ島で率直な意見交換をした。ウクライナ戦争で米中共に核兵器を受け入れない小さな前進があった。ショルツ独首相はマレ―シアとの関係強化を両国政府で確認した。中国依存度を減らしアジア全体に拡大する狙いがある。」と伝えた。シンガポールCNAは「米中首脳が14日、バリ島で会談した。米中の衝突は回避された模様だ。」と伝えた。中国CCTVは「バリ島で14日、米中首脳が対面で会談した。台湾問題は中国にとって核心的利益である。中国自身の問題だ。」と伝えた。米ABCは「ペンス前副大統領と独占インタビューをペンス氏の自宅で行った。ペンス氏は2021年1月6日、トランプ大統領の指示に背いた。自身と家族に危険が迫ったが逃れた。」話した。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「米露が密かにウクライナでの露の核使用阻止で動いていたことが分かった。」と伝えた。翻って今、日々情報が氾濫している。しかし、何が偽情報（Fake）でどこまでが事実か定かでない。日付けだけ正しい情報だと言う人もおられる。政治が絡むと益々バイアスがかかる。14日バイデン習対面会談が行われた。概ね好意的に受け入れられていたとの印象を受けた。（了）
