原油63ドル好感、NYダウ101ドル高ー学校で教えてくれない経済学

NY原油先物相場が７日連続で値下がりし、一時、3月22日来最安値のバレル63.76ドルをつけたことを好感して、9月12日のNYダウは101ドル上昇、11,497ドルで取引を終了した。しかし、「森は抜け出していない」として、投資家は警戒感を失っていないと今朝のWSJ紙は伝えている。

Goldman Sachs商品調査部門の意見として、7月14日につけた史上最高値からの15ドル急落、ここ１ヶ月で9.3%の値下がりは余りにもリスクの取り過ぎである。ここまで下がれば原油・ガソリンの末端での消費を刺激して原油需要はむしろ増えるだろう。2006年10～12月期の平均原油価格をバレル75ドルで据え置くと顧客宛レポートに記しているとWSJ紙は紹介している。

2日続いたOPEC総会最終日、「OPEC加盟国は、需要に合わせた生産に向けて適切な措置をとる」との文言を声明文の中に盛り込んだ。これは名目的な生産枠日量2,800万バレルに直接言及せず、これ以上の値下がりは断固防ぐとのメンバーの決意表明ではないかとの一部石油専門家のコメントをWSJ紙は紹介している。

わずか3年前、原油相場は30ドル台だった。それが40ドルに上がり、50，60、そしてついには78ドル目前まで急上昇した経緯がある。産油国にとって、国民生活レベルの向上、中でも政権安定のためにも虎の子の原油である。高くなりすぎても困るが値下がりが続けばなお困るというのが本音であろう。

非OPEC産油国でサウジアラビアと並んで世界の原油生産トップのロシアは一時破産寸前まで追い込まれていた。それが原油高騰とつれて上昇した天然ガス値上がりで、ロシアの財政状態は様変わりに良くなったようだ。世界金余り現象は、原油高の産物だが、巨額のオイルダラーが米国債券へ還流し、ドル相場安定にも貢献しているとの識者の指摘も多い。

一方、米石油エネルギー省は、9月12日、世界の原油需要は2006年は日量120万バレル、2007年は同170万バレル増加するとの見通しを発表した。それぞれ10万バレル当初の見通しを小幅下方修正したことは世界景気鈍化を予測して若干の手直しをしたのであろう。

原油需要の伸び率の鈍化は、先行き景気鈍化すると信号を送ったととることが出来る。米国景気の鈍化をきっかけに、世界同時不況につながって始めて、原油相場は値下がりするとかねてから指摘されていた。世界同時不景気になれば原油値下がりも手放しで喜べない。

のど元過ぎれば熱さ忘れる。特にその傾向は米国に強い。お金は一番臆病な生き物だ。NYダウは101ドル上げたが投資家は警戒体制を維持しているという。さすがである。（了）

江嵜企画代表・Ken

本山南シニアクラブ：敬老会

本山南シニアクラブ：敬老会が午後１時から開かれると
いう案内を受けたので出かけた。

今住んでいるところは東灘区住吉だが、この会には
おなじ東灘区ということで、筆者が従兄弟夫妻がお世話する
例の「『神戸ワイワイ会』のメンバーのよしみで参加している。

この会に「敬老会」なるものがあることも知らなかったが、
朝一番で公園の掃除、あとグランド・ゴルフ、一休みして
「敬老会」である。

会場はこの会恒例の福井池公園の中にある集会場で
朝から参加しているメンバーが既に席についていた。程なく
予定メンバーがそろい数えたら18名になっていた。

予定時間となり「敬老会」が始まった。会長の挨拶、
そのあとお祝いの金一封が渡された。帰宅して開けたら
近くのスーパー神戸コープの500円の買い物券が一枚
入っていた。

老人会の年会費は一人1,200円だから費用が足りるはずはない。
東灘区の老人会に神戸市から出している補助金から
捻出したのであろう。当然市民の税金だが老人に落とし前を
つけている役所独特のポーズなのだろう。

弁当、お菓子、饅頭と缶ビールが１人１缶配られた。
歓談のあと輪投げ、そのあとカラオケとお決まりのコースと
つづいたが所用がありカラオケ大会は失礼した。

いつものように会場の様子を即興でスケッチした。
コピーして参加者全員にお土産にお持ち帰りいただいた。（了）



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、１１月１日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3　　C0071 1905E　
株式会社 かんぽうサービス　℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14　肥後橋官報ビル６Ｆ（〒550-0002）

G7・IMF会合を控えて狭いレンジでドル堅調ー学校で教えてくれない経済学

シンガポールで開催予定のG7とIMF会合を控えて、ドル買いの思惑からかこのところのドル相場は比較的堅調に推移している。９月１１日、NY為替市場では、１ユーロ＝1.2702ドル、１ドル＝117.65円前後小幅のレンジ内で取引された。

1972年のニクソンショック、1985年のプラザ合意のときのようなドル相場の流れを大きく変えるような動きが、今回の会合を契機に起きるのかについて専門家のコメントを聞いていてもいまひとつすっきり頭に入ってこない。結論は出ないのではなかろうか。

今朝のNY為替市場でも７月の米貿易統計や米小売高発表を見極めたいとコメントしているとWSJ紙も紹介している。72年や85年のときに見られたドル相場のゆがみを大きく是正しないと米国が成り立たなくなっているという切羽詰った雰囲気が全くない。

米国にはJawboningという言葉がある。来為替市場では俗に言う口先介入を意味するときにも使われるが本来政治の世界で使われる言葉である。米議会で法案が提出されると法案成立を目指してさかんに観測気球を新聞メディヤやロビストを介して票集めで自分有利に誘導する常套手段である。しかし、所詮は口先だけだから決定打にはならない。

米国は中国からの輸入が米貿易赤字の元凶であると一部の米国会議員は口にするがホワイトハウスが発言するケースが最近全く表には出なくなった。アジアで開かれるG7やIMF総会だから人民元切り上げが密かに議論されていてもおかしくないが果たしてどうか。

人民元切り上げになれば当然のことながら直接間接日本円の対ドル相場に影響する。ところが中国政府が日本円やアジアのその他の通貨を動かす幅で人民元の対ドルレートを大幅に修正するような動きをマーケットも表面的には全く見せていない。それどころか中国政府は、中国のやり方のどこがおかしいのだと堂々としている。

中国は安い値段で米国へ輸出する。しかし、結果として米国のインフレ進行を抑える効果があると指摘される。さらに、中国は米国へモノを売ることによって稼いだ１兆ドルという巨額の外貨を、米ドル債券買いの代金にそっくり使う。モノによる貢献に加えて、米国のお金のバランスの面でも、アメリカを助けているとの米国内の評価も出ている。

シンガポールG7を控えてお決まりの口先介入が主要国の政府高官から出始めた。１ドル＝115~117円。１ユーロ＝1.2580~1.2820ドルのレンジ内相場展開が予測される。泰山鳴動してねずみ一匹という言葉がある。抜くぞ抜くぞと見せかけて実は真剣でなく竹光だったという話は政治でも経済の世界でも最近特によく見られるようになった。それだけ先が読みにくい、方向性がつかみにくい時代になって来ているのかもしれない。（了）

江嵜企画代表・Ken

文武両道の方が解く腹診

「鍼灸斯界にもこんな男がいたのか」と思った

題して「鍼灸バカとバカ鍼灸師」と〇金先生が書いた鍼灸バカのほうです
もう一つ「鍼灸バカの懲りない面々」というのを書いたらどうだろうと思った

彼は文武両道ゆえに、彼に憧れる鍼灸師は多い
学者としても名を馳せ、毎週NHKにも出演する
博学多才で性格は素直ときて、歌や物真似も上手い

う～ん、語り尽くせないから、聞かすのは勿体ないが、こちら↓に来て（^^;



和方鍼灸友の会・講習会『診極図説』
・・・長野仁先生による新刊記念解説講座

今秋、六然社より発行予定の腹診医学書『診極図説』をテキストにした全２回の講座

１回目　
平成１８年１０月１８日（水）１６：１５～１８：１５
『診極図説』が書かれた当時の背景の解説と歴史的意義を解説

２回目
平成１８年１２月２０日（水）１６：１５～１８：１５
本をテキストとして配布し、実際に『診極図説』を読んでいきます

参加費
１５０００円（和方鍼灸友の会会員は１１０００円）
※書籍代５６００円含む

定員
４０名

会場
国立オリンピック記念青少年総合センター
東京都渋谷区代々木神園町３－１　HPはこちら

１回目　センター棟　５１４室
２回目　センター棟　１０６室


お申込み　六然社　　担当　山本
① メールはyuishouron@hotmail.co.jp
② Faxは　03-6279-5102

お振込みは郵便振替で、10月11日（水）までに
口座番号　00130-5-351212 和方鍼灸友の会


詳細はブログ【六然の小窓】をご覧ください

日本量子医学研究会講演＆シンポジウム

日 　時：2006年10月15日（日）
　　　　 　　10:00～17:30（予定）

参加費：当日会場にて受付
　　　　　　一般（非会員）・・・・・5千円

　　　　　　会員（研究会費）・・・・入会金1万円（入会時のみ）
　　　　　　年会費１万円（参加費込み）

場 　所：東京・町田市民ホール・第４会議室
　　　　　　東京都町田市森野2-2-36

会場地図（クリックで拡大）

　



当日は、プロ仕様の虹彩分析システムを搭載した撮影カメラ（開発中）を設置します
希望者は無料で虹彩を撮影し、写真を持ち帰ることができます
（撮影は参加者のみ）


虹彩分析ソフト（開発中）




虹彩分析システム（開発中）





連絡先
日本量子医学研究会事務局（量子医学なかむらクリニック）
〒229-0004　神奈川県相模原市古淵2-16-9-501
Tel 042-730-5473
Fax 042-730-5474
メール zvk11421@nifty.com


お申込み
この下の画像をクリックすると拡大されますので、それを印刷し、必要事項をご記入の上、Faｘにてお申込みください

勿論、メールでもOKです

　





講演とシンポジウムの内容

第８回日本量子医学研究会大会長　ヒロ歯科　高澤博幸

改善の見込みのない保険医療制度の下で、日本の医療がどこに希望を見出すかを考えた時、私は境界なきチーム医療であると思っています。
それは、量子医学の特徴である、経験学的な分野と科学的な分野の統合であり、境界を越えて、語り合い理解することの出来る人々が集う場が必要です。
今回は、さまざまな治療家、指導者の方々に日本の医療の近未来像を語りあっていただけることを期待しています。


大会プログラム

10:00　開会の辞

10:05　会員発表１、２、（各25分）

11:00　特別講演１
『季節による体と心の変化』　長谷川淨潤先生（NPO法人「氣道」協会代表）

12:30　昼休み

13:30　特別講演２
『人体惑星理論と隠れ脳梗塞』　新城三六先生（新城針灸治療院院長）

15:00　公開シンポジュウム
『近未来の日本の歯科医療における量子医学の方向性を語り合う』
座長　高澤博幸先生（歯科）

パネリスト（50音順）
・ 新城三六先生（鍼灸）
・ 菅谷尚和先生（民間療法）
・ 中村元信先生（予防医学・形成外科）
・ 長谷川淨潤先生（整体）
・ 檜田健幸先生（歯科技工）
・ 福岡博史先生（歯科）
・ 藤巻経乗先生（頭蓋仙骨療法）
・ 奥寺ゆみ先生（東洋体育）
・ 松本英聖先生（ホリスティック医学）

全てのプログラムを終了後、会場を移動して親睦会（費用別途）

原油60ドル割れが心配で、OPEC生産枠据え置きかー学校で教えてくれない経済学

ウイーンで週明け開催予定のイラクを除く１１ヶ国OPEC総会で、現在の生産枠日量2,800万バレルを据え置くとの観測が出て来ていると今朝のWSJ紙は伝えている。

NY原油先物（WTI）相場は、先週末1.07ドル値下がりして、バレル66．25ドルで取引された。5ヶ月前は、過去最高値のバレル78ドルを更新し、80ドル、いや100ドルになると連日騒がれていた。様変わりである。

イスラエル・ヒズボラ紛争やイラク核問題をめぐる国連での討議の行方が依然霧の中と伝えられ、ハリケーンが米大陸を横目に見ながら大西洋を北上している。にもかかわらず、冬場に備えて暖房用油の供給不足を騒ぐ声さえ聞こえてこない。

NY原油先物相場が史上高値を更新していたころは、中東が戦争前夜の雰囲気で、夏場のドライブシーズンインを材料に供給不足をはやしていた。ところが、ハリケーンシーズンインでは、今年は大型ハリケーンは少ないとの気象情報も流された。

夏が終われば当然のことながら冬が来る。冬場は暖房用油のシーズンインだから石油の需給はほっておいても逼迫する。ところが今年の冬は暖冬だから灯油の消費は増えないだろうとの予測が出はじめた。非OPEC生産国が、2007年には、日量200万バレル増産するとの弱気情報も流れている。

相場の世界では、ブルとベアがいて、それぞれが自分有利にゲームを展開している。理屈はなんとでも付けられるから、ブルの旗色がここ数週間今ひとつなので、OPECが、生産上限枠維持にこだわっているとの情報を流して、60ドル割れを阻止する狙いが丸見えだ。

原油相場を殺すには刃物は要らない。かねてから世界的な景気のスローダウンにより世界の原油消費が落ち込む以外、原油高騰を阻止する道はないと指摘されていた。米国景気の先行き懸念で、世界的な景気鈍化の気配を察した臆病な投機資金が、水鳥と同じで、石油市場から資金の一部を引き揚げているのであろう。

相場が上がりたがっているときには、好材料には敏感だが、悪材料には鈍感である。相場が下がりたがっているときは、全く逆で、好材料を無視して悪材料になびきやすい。現在の原油相場の地合いは、相場自身が下がりたがっているものと思われる。

過ぎたれば及ばざるが如しである。相場はつづまるところ需給で決まる。供給不安を煽って相場を上げてきた。供給不安が景気鈍化で沈静化すれば相場は下がる。OPECが60ドル割れを心配しはじめたということは、60ドル原油が一番居心地がいいのかもしれない。（了）

江嵜企画代表・Ken

診断即治療＆虹彩・食事療法と経済学＆スケッチ

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　　治療技術の向上に役立つ本　　　　読めば未来が見えてくる本
　　　　　　　　

神戸住吉ジュンク堂にて

図書館で借りた『作家が死ぬと時代が変わる』（粕谷一希著）
（日本経済新聞発行）が最近読んだ本では稀に面白かったので
是非座右においておこうとおもい近くのジュンク堂住吉店へ
出かけた。

これこれの本はありますかとあらかじめ用意した
メモを店員に見せるとお調べしますからしばらく
お待ちくださいと窓際の「椅子」に案内してくれた。

ジュンク堂書店は設立が1963年6月とあるから40数年の歴史が
あり、神戸では三宮店が規模も大きい。JR住吉駅ビルに
にある住吉店は出来て５～６年と思うが足場がいいので
結構繁盛しているようだ。

窓際の「椅子」とは、当社ご自慢の「座り読みスペース」である。
立ち読みを逆手にとってであろうか、客に、座らせてじっくり本を
選んでいただくためだと当社HPでその趣旨を解説している。

住吉店のスペースは大阪灘波店や神戸三宮店に比べれば
はるかに狭い。ただ、どこの書店でもそうだろうが、取り寄せを迅速に
やってくれるので1~2日待てば読みたい本が手元に届く。

入れ替わり立ちか替わり客が出いりする。粘って立ち読みする
必要がないからか、客の回転はすこぶる早いことに改めて気がついた。

ご婦人が相対的に多く、年齢層も若い気がする。
子供を連れた母親が前を通り過ぎてお目当てのコーナーの
前で止まった。

しばらく待つ間の時間が惜しくなり例によって店内を
急いでスケッチした。（了）



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、１１月１日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3　　C0071 1905E　
株式会社 かんぽうサービス　℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14　肥後橋官報ビル６Ｆ（〒550-0002）

多賀フォー (彦根城に隣接した宿)・・・（５）

連載（１）（２）（３）（４）（５）（６）



親睦会が済んで、ホテルへチェックイン後、再び居酒屋へ行きワイワイ

彦根へ行く時には、お店が少ないので、よ～く調べたほうがいいよ

ほんとに少ないんですから・・・、きっと探すのに苦労するので、絶対にホテルのカウンターで訪ねてから出かけたほうがいい

和方鍼灸友の会は、段取りがいいので、「予約」まで済ませてありました

和方鍼灸友の会の宴会部長に「感謝！」です　<(_ _)>


泊まったホテルは「彦根キャッスルホテル」




ホテルの前が彦根城で、天気は快晴、気分は上々・・・、とは言いにくいほど呑んだ「ゲプ！」




お城がきれいので望遠でアップ

私は夕べのビールで、胃からゲップ、・・・失礼！

あれー？

７月は上海～杭州、８月は南京に実践塾、９月は多賀フォーと、準備に忙しい予定が並んでいたので、散歩へ行く時間もなかったし、ビールも解禁にしたら、

下腹が・・・

なので、一昨日は久々にウォーキング

十三経由で梅田のミンデンを目指した　（^^;　

目に飛び込んでくる淀川の風景が、懐かしいような、楽しいような




あれー？
な、なんだー？
ちょっと前には、柵が立てられていたのに？
誰？作っては壊し、壊しては作るの無駄遣いをするのは　(￣ヘ￣＋)




これは↓、７月３０日に撮影した写真で、記事はこちら




でも、階段を上る楽しみが帰ってきたようで、内心嬉しい　ヽ(^o^)丿