ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

日本の財政状態はガンではないが成人病だ、10年先で大変なことになる:野口悠紀雄氏

2012-02-20 10:33:16 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



「超整理法」などのベストセラーを出した野口悠紀雄氏が,今朝、たまたま見た朝日ニュースターの番組に出演しておられた。「消費税を増税しても日本の財政は改善出来ない。5%上げる話をするだけで大騒ぎである。最低30%上げないと日本の財政は成り立たなくなっている。最近ようやくインフレに持っていく以外ないと政府が思い始めた節がある。円安になれば輸入インフレになる。インフレならいいかと言うとそうではない。インフレと共に進む円安を歓迎する人がいるがそれは間違いだ。ガンだと言われると驚いて入院する。成人病だと、まあ、いいやと放置する。日本の財政が、大変だとただ騒いでいる。しかし、今は心配ない。ところが成人病と同じで、10年先に大変なことになる。子供や孫が困ることになる。」などと話しておられた。

読売朝刊に連載されている「時代の証言者」という優れ物のコラムがある。写真家の大石芳野さんが語るチエルノブイリ訪問記に「放射能、見えない怖さ」というくだりがある。「4号炉で働いていた。瓦礫の隙間に横たわっていたから助かった。急いで家に帰ってシャワーで全身をごしごし洗って、ウオッカをがぶがぶ飲んで消毒しようとした。でもダメで、今も入退院を繰り返している」とある労働者は答えた。「ごしごし洗っても役に立たないのではない?」と言ったら「だって。。。見えないじゃない。」と言った。「その言葉は何か私の心に強烈に入り込んで、今でも忘れられません。」と大石さんは「証言」しておられた。

「時代の証言者」に環境リスク研究の中西準子さんが「原発の問題から逃げない」のタイトルの中で「放射能汚染の正しい怖がり方」という勉強会があった。今、原子力のリスクを何のために受け容れるのか、分からなくなっている。みんなバランスのとり方が分からない。逃げずに危険を把握し、比べ、どうするかを選ぶ。そのための道具作りが、私の研究です。」と「証言」しておられた。中西準子さんシリーズは大石芳野さん共読み応えがあった。

昨今、新聞を読む人が減ったと言われる。現役を引退して通勤列車に乗らなくなって10年以上過ぎた。時に乗る電車でも新聞を読んでいる人は極めて稀だ。喫茶店でも新聞を昔ながら数紙置いている店が少なくなった。スポーツ紙を置いている店は多い。自宅で一般紙を購読する家庭も少なくなっているのであろう。一般紙の記者の中でネットでも最近記事を書いていますと現役の記者さんから今年いただいた年賀状にあった。ネット全盛の感は時代の流れとして避けようがないのだろう。古い人間と揶揄されそうだが、新聞の効用は厳然と存在していると思う。

ネット全盛ということでは、朝5時45分に放送が始まるテレビ東京系の「モーニングサテライト」で、このところ寒い日が続くこともあって、ネットスーパーの売り上げが急増しています、とイオンリテール、今野修さんという店長さんがテレビ局の取材に答えていた。客の中心は20~40代の子育て中の主婦だそうだ。ただ、最近、弁当などを頼むサラリーマンからの注文も増えていると紹介していた。今住んでいるマンションでも高齢化が進んでいる。足元が不安内だとこれから先、ネットスーパーは益々増えそうな予感がする。

「ワールドWaveMorning」にはまっているから「モーニングサテライト」を見る機会が残念ながらすくない。今朝の話題ではアメリカでシングルマザーが急増しているいると、ウオールストリートジャーナル【WSJ】紙からの記事として紹介していた。日本でも将来シングルマザーが増えるかもしれないなと思いながら見ていた。

今朝の話題では、激戦地「金門島」が、中国人の観光客で大人気だと紹介していた。馬英九政権以降、特に盛んになった。1958年当時、中共軍が撃ち込んだ砲弾は47万発、砲弾一個から60丁の包丁が作られるそうだ。砲弾で出来た包丁が一本1,200~1万5,000円でお土産に中国人が買って帰る。当時中国軍隊が10万金門島に駐留した。いま5,000人に減った。観光に力をいれないと島は食っていけないと島の住人が話す場面を写していた。

野口悠紀雄氏の話を聞いていて、具体的に目に見えない話になると日本人は特に苦手なんだなと思った。10年先の話になるとどう対応していいか混乱する。放射能も目に見えないという点では共通している。先のことは分からないと言うのは簡単だ。学校の教室でも子供達に現実の経済の話しを交えながら具体的に日本の将来についてもイメージ出来るように訓練してやって欲しい。(了)

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18日付けけWSJ紙電子版・19日付け朝日朝刊から3つの話題(学校で教えてくれない経済学)

2012-02-19 18:00:54 | 経済学
習近平中国国家副主席は、訪米中、リラックスムードを演出したと18日付けのWSJ紙電子版でJeremy Page記者が総括していた。同日のWSJ紙は別ページで,先のJeremy Page記者(ロスアンゼルス)、Nathan Hodge記者(ワシントン)、Brian Spegele記者(北京)連名で「習副主席は、今回の訪米は、フル・サクセス(何もかもうまく行った)と語った。しかし、彼自身のパーソナリティの内面はまれにしか見せなかった。この秋に中国トップの地位に着いた後、彼がどのように振る舞うかについては、予測出来ない。」と警戒的に書いていた。

人民日報はオバマ・習近平会談とアイオワでの1985年ホームステイした家族との団らんの様子を伝える写真を一面トップに掲載した。これは異例の出来事であると書いていた。ただ、胡錦涛主席の存在を考慮してのことだろうが、どちらかと言えば控え目な扱いだったと書いていた。伝えられるところ、訪米直前に、重慶での中国上層部での権力闘争に発展しかねない事件が発生した。軽率な判断は慎む必要があるが、習氏は、帰心矢の如し、ではないか、と勝手に想像している。

一方、アメリカ政府は、習副主席にバイデン副大統領を最後まで随行させるなど最大限の歓待をした。バイデン副大統領は「習副主席は、自分とも似ているが、他国の立ち場を理解しようとしている。米中両国の緊密な連携は極めて重要だ」と語ったと、先のロサンゼルスの高校で記者団に語ったとWSJ紙は書いていた。しかし、人権問題、シリア、イランを巡る国際政治、ヨーロッパ金融危機への取り組み、貿易問題、人民元問題などで具体的な進展があったのかどうかについては記述はなかった。表に出る記事は氷山の一角だから実態は知る由もない。

習近平副主席訪米中に、ドル円相場が大きく進展した1週間でもあった。「円高局面は終わったのか」のタイトルで2月15日付けWSJ紙日本版でTakashi Mochizuki記者が、複数の専門家の見方を紹介していた。ゴールド・マンサックス・アセット・マネジメントのジム・オニール会長は「日銀からの素晴らしい重要な動きだ」と語り「ドルは対円で今年末には1ドル=100円に上昇する可能性がある」と指摘したと紹介していた。

バークレイズ銀行、山本雅文氏は「日本の対外収支悪化が長期的トレンドになりつつある。米国経済が予想外に良好で、新規失業保険申請件数が1万5千件減り、1月の雇用が24万3千増えた。円売りを誘発する材料として十分だ」と語った。クレディスイス証券、深谷幸司氏は「日本政府は最早、円売り介入する必要はなくなった」と語ったと書いていた。

話は飛ぶ。「動く極東、人・モノ越境、ロシア耕す中国・韓国」の一面トップの見出しの朝日朝刊が駅の売店で目にとまり衝動買いした。同記事によれば、ウラジオストックで今年9月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれる。会場のル―スキー島と市街地を隔てる東ボスポラス海峡は、「アジアへの窓」として、トルコ・イスタンプールのボスポラス海峡にちなんでつけられた。19世紀から第2次世界大戦まで大変動が起きたロシア東部と中国東北地区、朝鮮半島、日本を含む地域がいま正に動きだしていると書いていた。

記事は2面全面にわたる。「極東地域の人口と面積、大陸から見た極東」と書いたページ最上段横一杯に広がった地図が気にいった。日本人は、日本列島から見る地図ばかり子供のころから刷り込まれている。ロシアサイドから見た韓国、ロシアから見た日本の姿をイメージする助けになる。日本の人口は1億2,705万、韓国4,887万、北朝鮮2,399万、中国・東北地方1億952万である。これに対して地図の手前、ロシア・極東連邦管区は630万しかいない。ここに将来のビズネスチャンスがある。

日本との関係では、このところ、ロシアの資源ビズネスが本格化しつつあると書いた。日本の原油輸入全体に占めるロシアの比率は06年1%だった。それが10年7%。液化天然ガスの輸入では、サハリン2の開発で10年のLNGの輸入は8.6%へ拡大した。シエ―ルガス開発進展でアメリカは天然ガス世界トップになった。アメリカ向けが多かったカタールが、ロシアの市場のヨーロッパでカタ―ルとの競合激化でロシアが極東に目を向け始めた背景があると指摘していた。

余計なことだと叱られるかもしれないが、教科書から時に離れて、ウオールストリートジャ―ナル英文でなくともせめて日本版やたまたま目にしたから言うわけではないが、19日付けの朝日朝刊で取り上げた最近のロシア極東の話題を教室の生徒に語りかけて欲しいと思う次第である。(了)

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NY原油(WTI)バレル103ドル、1ドル=79円、1ユーロ=104円、潮流に変化か?

2012-02-18 10:40:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


窓から見える隣の神戸市立住吉幼稚園の庭が今年初めて雪化粧した。兵庫県豊岡では積雪1メートルだったそうだ。日本各地でも大雪が伝えられる。かれこれ60数年前の古い話になるが、子供の頃、神戸でも雪合戦を楽しんだ頃が懐かしい。

「ワールドWaveMorning」を見ることから一日が始まる。今朝の二ユースではフランスF2が、フランスフランが使える最後の2月17日、銀行にユーロと交換するため出来た長い列を写していた。おじいちゃんやおばあちゃんが残していたフランを持ってきた人、昔のオ―バ―のポケットからたまたま出て来たという人、はてまた、昔の通貨を趣味で集めるために現場で買い取っているという人など様々だった。

フランス中央銀行の話では、ユーロとの交換は来週月曜日まで受けつけます。郵便ポストに投函していただいても結構ですとPRしていた。政府の係員の話では、30億フラン、約5億ユーロ(日本円換算:520億円)が、結局未回収になる見込みといい、その分フランス政府は助かる。アメリカ、日本、中国などからの観光客が持ち帰った通貨が、その中に多く含まれているのではないかと話していた。

フランスF2が、いよいよカーニバルのシーズン、一着600ユーロ(約6万2,000円の衣裳はどこで作られているかご存知ですかと問いかけ、実はイタリアの離れ小島にある女性刑務所なんですよ、と謎解きのような話を紹介していた。麻薬容疑や売春斡旋などで服役している人が多い。出所したら刑務所で身に付けた技術を生かすわ、と語る人、以前別の刑務所にいたが、そこは24時間監視され放しだったのよ、と語る様子を紹介していた。刑務官が、再服役の比率がここは平均の半分以下です。出所後の自立を助けている、とカーニバル衣装作りの効用を披歴していた。

ドイツZDFがウルフドイツ大統領辞任をトップで伝えていた。自ら任命したメルケル首相に打撃となると見られている。就任後20ケ月,最も短命な大統領になったと解説していた。中国CCTVは、国連でのシリア制裁決議案が賛成多数で可決されたが、中国とロシアは共に反対したと伝え、「中国は歴史の評価に耐えるものである。」と中国外務省報道官談話を紹介していた。決議案に反対したロシアは「ロシアの立場が考慮されていなかったからだ。」と決議案可決の後の記者会見で語ったと中国CCTVが紹介していた。カタール、アルジャジ―ラは、シリア、イラク、インドネシアそれぞれのロシア大使館前でロシアに抗議するシリア人デモ隊の様子を写していた。

一方、17日のNY株式市場では、薄商いの中、NYダウは前日比45ドル高、12,949ドルで取引を終了した。ブルームバーグに出演したあるトレーダーは「ギリシャ問題で、実行する、いや、やらない、約束を守る、いや、守らないの繰り返しで、人々は心配することに疲れたからだ」とインタビューに答えていた。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、原久充氏は「ギリシア支援で楽観論がこの日の株価を支えた。2月20日(月)はプレジデント祝祭日でお休み、週明けユーロ財務相会議を見極めたい空気から株価は伸び悩んだ。ドル、ユーロが共に買われ、円安が進んだ。25日には1月の米新築住宅販売高発表、メキシコでのG20会合を控えている。」などと慎重な言い回しだった。

17日のNY原油(WTI)はバレル93セント高、103.24ドル、NY金先物相場はトロイオンス2.30ドル安、1,724.50ドルで取引された。17日付けのCNBC Asia電子版は「アジアに脅威なのは、ギリシアでなく原油高騰だ」というタイトルで記事を載せていた。世界の原油輸入量は、豪、NZ含めたアジアが32%、北米26%、欧州17%その他25%である。GDPに占めるエネルギーコストはアジアは7%,米国5%とアジアが高い。原油高騰は避けられないとすれば経済成長に最も打撃を受けるのはアジアだ,と警告していた。

日本では円高は悪、円安は善と言われてきた。原油が上がれば天然ガスも当然連れ高する。為替相場は誰にも予測できないが、資源の99%を海外に依存している日本は自国通貨が売られる円安は市民の生活費を直撃するだろう。原油高、円売りに備えておきたい。(了)

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神戸元町に出来た教会(スケッチ&コメント)

2012-02-18 09:05:12 | スケッチ


神戸元町に出来た教会

江嵜企画代表・Ken



ぶらり雨上がりの神戸を散策、お馴染の神戸大丸9階に
あるイタリアレストラン、「ラ・パキア」でキ―オを
飲みたくなって立ち寄った。

たまたま座った席から、おやっと思う建物が窓越しに
目に入った。絵ごころを刺激されて手許のスケッチ
ブックに描きとめた。

出口でキ―オがうまかった、と馴染のバ―テンに話したら
新しく教会が出来て、それが窓から見えるんで、喜んでるん
ですよ、というのである。これですか?と、とれとれの
スケッチを見せたら、それです、それです、と言った。

帰りを急いでいたのでこの日は立ち寄らなかったが、
教会の中は、豪華なシャンゼリゼもあり、見事ですよ、
と教えてくれた。

バレンタインも終わり、デパートは閑散としていた。
これ又たまたまだったが9階の催し会場で、日本画、
洋画、彫刻などの作品のチャリティ―バザーをやっていた。

お決まりのコースだが、7階へ下り、アートギャラリーで
「ねこを描く」、高橋行雄展が21日まで開かれていて
約30点の作品を堪能した。

高橋行雄画伯は、1976年フランスで認められ、
「猫の絵描き」として世界各国に紹介されていると
いうことを恥ずかしながら、当のギャラリ―で
初めて知った。

例の更地で猫に餌をやるひとに相変わらず悩まされて
いる身分ではあるが、猫もまたよし、スケッチの題材に
十分なると、思い直させてくれた展覧会だった。(了)


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米経済統計好感、NYダウ123ドル高、4年振り高値12,904ドル(学校で教えてくれない経済学)

2012-02-17 12:10:34 | 経済学
アメリカ経済の改善を裏付けるデータが相次ぎ発表され、2月16日のNY株式市場で、NYダウは前日比123ドル高、12,904ドルで取引された。16日付けのWSJ紙電子版は、「投資家の気持ちがヨーロッパ離れを始めた」と書いた。先週1週間の米新規失業保険申請件数がここ4年で最低を記録、フィラデルフィア連銀による1月の地区製造業指数が改善し予想を上回った、1月の米新規住宅着工件数、許可件数共に改善した、さらにGMが創業来の収益を発表したと景気のいいデータを並べて、この日の株価上昇を説明していた。

一方、今朝放送の「ワールドWaveMorning」でドイツZDFが、米GMは、創業来最高の決算を発表したが、ドイツ国内では3,000人が解雇されたオペルの経営不振が続いていると伝えていた。フランスF2は,習近平中国国家副主席のアイオア訪問の様子を詳しく伝えたあと、中国での労働コスト急上昇で、現実に、アメリカの賃金が中国より15%高くなったと語る米ウイスコンシン州の女性工員の話を交えながら、アメリカ企業にアメリカ本土回帰の動きが見られるとレポートしていた。

香港ATVは、訪問先のアイオアで、習近平副主席は、人権問題での中米の意見相違は自然なことであり、アメリカは中国の人権政策を尊重して欲しいと力説した。同じ時間、オバマ米大統領は遊説先で演説し、「中国は貿易ルールを守らない。巨額の補助金を企業に与えているのはおかしい」と語ったと報道していた。習近平副主席は、オバマ大統領との会談の後の最初の訪問先にアメリカの中西部穀倉地帯センターのアイオアを選び34億ドル規模の大豆商談を成立させた。今回の習訪米で、米中間で、日本円換算2兆円規模の商談がまとまると見られている。

オバマ米大統領も11月の大統領選挙を控えている。習近平副主席の方も秋の中国国家主席就任をより確かなものにするためアメリカ訪問の成果を謳い上げたい。習近平訪米中の様子を中国CCTVは、暖かい拍手で迎えられた、口火を切り、「両国のパートナーシップは大勢の流れだ。両国は新たなスタートラインに立った。対話が大事だ。チベットは中国の一部だと認めて欲しい。国際問題で協力することは互いの利益だ。」などと習近平副主席は友好団の前で語ったと紹介していた。

他方、「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、長谷川誠氏は「雇用と住宅の2本柱が改善した。加えてギリシャ支援策が正式にまとまる見通しと伝えられたこと、GMの好決算も重なり、株価を押し上げた。ただ、GMはヨーロッパ金融不安からヨーロッパ部門の赤字が響いて、昨年10~12月の決算は減益だった。NY外国為替市場では日銀の金融緩和サプライズの余韻でドル買い・円売りの流れが続いている」などと解説していた。16日のNY原油【WTI】相場はバレル51セント高、102.31ドル、NY金先もン相場はトロイオンス50セント高、1,726.80ドルで取引された。

16日のNY外国為替市場で、ドルが引き続き買われ、1ドル=78.83~91円、1ユーロ=103.53~58円で取り引きされた。このままドルが買われ、円が売られるかどうかについては見方が分かれていると16日付けのWSJ紙電子版は書いていた。米失業率は8%台と高水準にある。米FRBが前回の米FOMC議事録で追加緩和の必要性が指摘されていたことが分かった。ユーロ危機はまだ雲がかかったままだ。アメリカは札びらを印刷し続ける。ドルがこのまま買い上げられるかは不透明だとする見方が多い。その一方、ドル円相場は、1998年8月は1ドル=147円、2002年2月は1ドル=134円だった。ドルはここ14年売られ続け、日本円は買われ続けた。アメリカに改善の兆しが見られる。一方、日本では問題が山積していると指摘する一部専門家の見方を紹介していた。

その他の「ワールドWaveMorning」では、カタ―ル、アルジャジ―ラが、反体制派の情報だと前置きして、16日も65名が死亡したと伝えた。この日は、シリア元空軍学校長が特別出演して「シリア軍の士気が急激に落ちて来ている。戦車の中の兵士は逃走出来ないように鎖でつながれている。ロケット弾で2ケ月以上砲撃しているが町が陥落していない。軍の命令に従わない兵士は処刑されている。シリア軍兵士の士気の低下は明らかだ」などと語った。ロシアが全く動かないことでロシアは厳しい立場に置かれているなどと解説していた。

問題は日本である。今30歳の人は30年先に60歳になる。その時、彼らはどうして生きていくのか。いま60歳の人の意見も貴重である。しかし、いま30歳の人、いや今年新成人式を迎えた20歳、いや、今年生まれた0歳の子供立ちが大人になるときのことをイメージして、いまこそ日本の政治家は日々行動してほしい。(了)

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「オバマはオブラートに包んで中国を非難した。習近平は如才なく振る舞った」:16日放送・香港ATV

2012-02-16 10:43:41 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


オバマ、習近平会談が15日、ホワイトハウスで開かれ「オバマはオブラートに包んで人権、貿易問題に対する中国のやり方に反対した。これに対して、習は如才なくふるまった」などと香港ATVは解説していた。中国CCTVは「中米の利益は世界の利益である。中米の相互発展を期待する。中国はアメリカとのパートナー関係を貫く。アメリカと中国との信頼関係は強いと習副主席は語った。」などと紹介し、人権、貿易問題で意見を交わしたことについては一言も触れなかった。

豪ABCはオバマ、習会談を「オバマは、人権問題はアメリカの責任である。貿易で中国はルールを守るべきだ。軍事面での中国の動きを懸念する。」などと語ったと伝え、「先日、シリア問題で国連安保理事会での中国の拒否権発動を激しく非難したクリントン国務長官は、米中会談のあとの習訪米歓迎レセプションでは習副主席と和やかに談笑していた」などと紹介していた。

カタ―ル、アルジャジ―ラは「シリア、アサド大統領は新憲法草案作成に着手した」と紹介した後、イランがウラン濃縮のための遠心分離機開発に成功した。「イランは核開発のチャンスを逃すことはできない」などとイラン、アフマドネジャロ大統領が語ったと紹介していた。15日のNY原油先物市場では、WTI先物相場がバレル1.06ドル高102.80ドルへ反発した。NY金先物相場は、トロイオンス10.40ドル高、1,726.30ドルで取引された。16日7時36分着信のCNBC Asia Pcific電子版は「イラン原油供給不安からブレントオイルが6ケ月来の高値をつけた。一方、EU財務相会議が再度延期され、欧州金融不安が再燃、世界景気悪化懸念から銅相場は4営業日連続で安値を更新した」などと書いていた。

15日付けのWSJ紙電子版は、ギリシャ支援に関連して一部欧州民間金融機関がギリシャ政府への国債削減交渉延期を決めたと伝え、ギリシャは3月20日控えた国債償還を控えて窮地に立たされていると書いていた。16日朝の「ワールドWaveMorning」紹介のドイツZDFは「ギリシャの対応にみんなが神経をすり減らしている。緊縮政策実施にギリシャ議会が誓約書に署名したが、誰もがギリシャを信用していない。ギリシャ財政破綻の選択肢は残されたままだ。」などと解説していた。

「ワールドWaveMorning」(世界の窓)は「いまユーロ圏で何が起こっているのか?」を特集、ゲストに中央大学、中田素香教授、BNPパリバ証券、中空麻美氏が出演しさまざまな角度からギリシャ支援、ヨーロッパ金融危機を語っていた。それではギリシャを破たんさせるのかとなると、中空氏は「アイルランド、ポルトガルと支援を必要としている国が控えている。ギリシャを破たんさせれば大混乱が起こるから出来ない」と明言していた。

15日のNY株式市場は、NYダウは前日比97ドル安、12,780ドル、ハイテク銘柄が主力のナスダック株も値下がりした。「ワールドWaveMorning」に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイだ―恵子氏は「好材料出尽くしで利益確定の売りが出て下げた。一方、イラン懸念と原油在庫減少を材料に原油が上げ、一方、アップル株が3.3%下げたことが株価引き下げをリードした。買い控えの兆候が出はじめたのかもしれない。」などと語っていた。

15日のNY外国為替市場では、ギリシャ不安再燃で、ユーロが売られ、1ユーロ=1.30ドル台まで急落した。対円では、1ユーロ=102.45~48円でユーロが下げた。ドル相場は対円では、1ドル=78.40~41円と、日銀の金融緩和を受けて、このところドル買い・円売りの流れが続いている。為替はプロのエコノミストの墓場と俗に言われる。1ドル=50円と叫んだ某エコノミストもおられる。ところが、これ以上のドル安・円高はないとする見方も一部に出て来た。原油が上がり、円相場が値下がりすると狂乱物価が日本に訪れる。

中国とアメリカの関係は夫婦関係のようなものだと誰かが解説していた。今朝の香港ATVが「オバマはオブラートに包んで中国を非難した。習金平は如才なく振る舞った」と伝えた。「言い得て妙」とは、こういう表現のことを言うのではないかと、勝手に感心した次第である。(了)

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国債の格付けは美人投票と同じで、どれだけ美しいかではない:14日放送の英BBC

2012-02-15 11:30:42 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


世界の二ュ-スをNHK/BSテレビで見ることから一日が始まる。今朝のニュースでは、Facebookという文明の利器が開発されたことで、店の売り上げが3割、4割増えたと驚くあるアメリカ人菓子店の店長の話や、当のFacebookを開発したマーク・ザッカ―バーグ氏が母校ハーバード大学を訪問,後輩を激励する様子を米ABCが報道していた。

ただ、物事には陰と光がある。Facebookは、書いて字の如く顔が画面に出る。生年月日など個人情報もオープンになる。アメリカでの話だが、離婚増加に寄与していると「ワールドWaveMorning](世界の扉)で紹介していた。米株式市場でFacebookが近々上場それることから、時価総額が日本円で8兆円規模になることもあり、どこの株式市場に上場されるかを巡って水面下で激しい競争が進んでいると紹介していた。

今朝の世界のニュースでは、今年秋には、中国の新たな指導者となると見られる習近平副主席のワシントン訪問の様子を、フランスF2,ドイツ、英BBC,ドイツZDF,香港ATV,シンガポールCNA、豪州ABCなど多くのメディアが時間を割いて紹介していた。その中でフランスF2が「謎の人物」という取り上げ方をしていた。豪ABCが解説した中では「アメリカは、中国の本音を知ろうとしている。しかし、発言の90%は実行されていないことが過去の統計には出ている」というくだりが一番面白かった。

「中国の本音は、習近平が現実に権力の座についてはじめてわかる」と解説していた。ボクシングでいうジャブの交換の段階では本当のことはわからないということなのであろう。オバマ米大統領は11月に選挙を控えている。イラン問題にしろシリア問題にしろイスラエルに甘い顔を見せられない。バーレーンでの連日のデモも気がかりだ。ホルムズ海峡へ航空母艦、アブラハム・リンカーンを14日乗りいれた。まさか、習近平訪米に合わせた動きではなかろうが、米大統領選挙になるとアメリカは何でもありになるから警戒するに越したことはないだろう。

ホワイトハウス前ではチベット系アメリカ人が「オバマは、習近平に人権問題について圧力をかけろ」とプラカードを掲げてアッピールしていた。米中首脳会談で実際何が話し合われたのか知る由もない。表に出て来た言葉は、①貿易問題、②人権問題が話し合われたことになっていた。シリア、イラン、北朝鮮、東シナ海、足元では緊急を要するユーロ支援を巡る中国のスタンスを見極めたい。問題が山積している。習近平副主席は「置かれている立場が違う。アメリカは立場の違いを認めるべきだ」と強く主張したと香港ATVが紹介していた。

シンガポールCNAは温家宝首相がEUのバンロンパイ大統領と会ったと伝え、温氏首相はEUと中国は互恵の関係にある。EUを支援したいと強調した。しかし、具体的にどのような支援をするかについては全く触れなかったと紹介していた。いつからいくら支援すると発表する時期にいまだ至っていないと中国政府はEUの現状をクールに観察している。

ギリシャ支援関連では、ギリシャ議会がギリシャの緊縮財政法案可決を受けてユーロ圏財務相会議を予定していたが、電話会談のみで延期されたというニュ-スが流れた。これを嫌気して 、14日 NY株式市場は、前日比80ドル近く値下がりした。あと緊縮法案が正式に署名されたと伝えられ、引けにかけて値を戻し、NYダウは前日比4ドル高、12,878ドルで取引を終了した。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ギリシャ支援報道に振り回される展開が続いている。NY外国為替市場では、日銀が金融緩和策を発表したことを受けてドル買い・円売りが進んだ。今後注目すべきポイントは、米FOMC議事録の中身だ。アメリカの今後の金融政策を知る手掛かりになるだろう」などと解説していた。NY外国為替市場では、1ドル=78.39~41円、1ユーロ=102.88~93円で取引された。NY原油【WTI】はバレル17セント安、100.74ドル、NY金相場は、トロイオンス7.10ドル安、1,715.90ドルで取引された。

英BBCがムーディーズが欧洲8ケ国の格下げを実施したことを取り上げ、「国債の格付けは、美人投票と同じで、どれだけ美しいかではなく、他と比較して格付けしているにすぎない。イギリス国債が安定からネガティブに格下げされたが大したことではない。」と専門家の見方を紹介していたのが面白かった。鉄の女、サッチャ―元首相の映画が大ヒットしているそうだ。ジョンブル精神がやせ我慢でなければよろこばしい。

外交の舞台ではブラフ(威嚇)はつきものである。日本人が特に外交ベタといわれるのは日本の政治家は、ブラフ一つ出来ないからだろうと勝手に思っている。(了)

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世界は激しく動く、そのたびに、日本はひたすら内向きへ動く(学校で教えてくれない経済学)

2012-02-14 13:02:47 | 経済学
「鉄の女、アンゲラ・メルケル、ドイツ首相」と題して、13日朝7時台の「ワールドWaveMorning」が「世界の扉」コーナーで、ベルリンから大滝昭彦特派員の解説を交えて、特集していた。メルケルは、ギリシャが破たんし、果てはユーロ離脱となればポルトガル、スペイン、イタリアまで波及する。結果としてドイツのためにならないと訴える。これに対して、ドイツ国民はどのように受け止めているか。仮にギリシャ支援に失敗すれば、メルケルは一気に国民の支持を失いかねないことだけは確かであろう、と結んでいた。

メルケル首相は、2月6日、ドイツZDFとフランスF2との共同記者会見の席で、サルコジ仏大統領と並んで記者の質問を受け「サルコジ大統領をフランス次期大統領として支持する」と明言した。現時点ではサルコジ氏は立候補を表明していない。下馬評では社会党オランダ候補が大きくリードしている。オランダ氏に代わればギリシャ問題の解決のみならずユーロ危機そのものの打開策も振り出しに戻る可能性を秘めているからであろう。

当のギリシャ議会は、12日、一連の緊縮法案を300議席の内,棄権27、反対74、賛成199で可決した。ところが、現地12日放送のドイツZDFは、ギリシャ、アテネでは数万人の反対デモで、火をつけられたとある女性店主が「国を憎む」と語る場面を写していた。その一方、ギリシャ議会での法案通過を、国際社会はポジティブに受け止めていると解説していた。14日、ブリュッセルでEU首脳会議が予定されており、ギリシャ議会通過を受けて、ギリシャ支援策についての協議が予定されており、事態は流動的である。

12日のNY株式市場は、ギリシャ議会がギリシャ緊縮法案を通過したこと好感、ヨーロッパ市場も株価が値上がりしたことを受けて、NYダウは、先週末比72ドル高,12,874ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、呉田真二氏は「オバマ米大統領が予算教書を発表し、赤字削減を前面に出さず、むしろ景気に配慮したスタンスを取ったことを好感した。しかし、ギリシャ政府と民間債権者との協議がまとまらないとのニュースが流れ、株価、ユーロ相場ともに伸び悩んだ」などと解説していた。NY原油【WTI】はバレル2.24ドル高、100.91ドル、NY金先物相場はトロイオンス1,723ドルで取引された。

13日付けのWSJ紙電子版は「Further Hurdles Ahead for Greece」のタイトルで、ギリシャ問題はギリシャ議会が緊縮法案通過の最初のハードルは越えた。しかし、この先EU各国の議会承認、4月のギリシャ選挙含め今後さまざまな困難なハードルが控えている」と詳細レポートをまとめていた。13日付けのWSJ紙は別ページで、ムディ―ズがイタリア、ポルトガル、スロバキアなど計6ケ国の国債の一段階格下げを発表したと書いていた。NY外国為替市場では、1ユーロ=102.31~36ドルで取引されたが13日午前の東京市場ではユーロが売られ、1ユーロ=102円切れ寸前で取引されている。ドル円相場は、NY市場で、1ドル=77.57~59で取引され、東京市場でもNY水準で取引されている。

その他の13日の「ワールドWaveMorning」では、カタール、アルジャジ―ラが朝6時トップの放送で「シリア反体制派に対する人道犯罪」として国際裁判所に提訴すると世界人権高等弁務官が語った。ロシアラズロフ外相は「現在検討中であるが、いくつかの説明すべき要件を残している」などと語った。中国政府スポークスマンは「強い責任と関心を持って検討する」などと語ったと紹介していた。中国の人権問題については今朝の豪ABCは、ガ―ディアン氏の記者のレポートして、「チベット、アバ県で19歳の青年僧が中国の人権被害に抗議して焼身自殺した。これで自殺者は5人目。連日デモが続いている」などと報道していた。反政府デモはシリアに次いで今朝はバ―レンでも予定されていると伝えられる。

中国ということでは、12日、習近平副主席がワシントン入りし、5日間のアメリカ訪問がはじまった。先の人権問題もさることながら、米中間では米大統領選挙を控えて米貿易赤字、人民元問題、ヨーロッパ金融危機での中国の役割、シリア問題、対イラン制裁、北朝鮮新政権移行後の対応、アジア太平洋に軸足を移した米国との間で問題が山積している。

日本では「維新の会」の勉強会に3,000人以上の応募者があったと報じられる。これは既成政党に対する失望、嫌気がさして自然発生的に起こった振り子現象であろう。世界のどこの国からも相手にされない。失礼ながら維新の会だけが脚光を浴びる日本の現実が不幸である。(了)

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第16回西宮交流デ―風景(スケッチ&コメント)

2012-02-14 12:58:56 | スケッチ


第16回西宮交流デ―風景

江嵜企画代表・Ken



JR西宮駅南すぐ傍にあるフレンテ西宮5Fで、日本画教室の仲間のUさんのお嬢さんが
第2部プログラム最後にお馴染の二胡奏者の沈さん、今回はオカリナとの三重奏に出演する
と聞いて、日本橋から日本画教室を中座して駆けつけた。

第1部は10時30分から「にしのみや留学生日本語スピーチ大会」も午後1時45分からの
第2部、韓国の男性バラードも終っていた。そのあとのマジックショ―途中からの催しを楽しんだ。
ハワイアンミュージックで踊る現代フラダンスと打楽器と詠唱に合わせて踊るフラダンスの
様子などをスケッチした。

フランダンスの後は、キューバン・サルサというYUMIKOさんとおっしゃる日本人とキューバ人の
IVANYさんのダイナミックかつパンフレットが謳うセクシーなダンスに会場はやんやの喝さいを
送っていた。観客に声をかけて有志がステージに上がり、即興のサルサレッスンを受けていた。

プログラム最後にピアニスト、梅村知加さんが登場した。沈さんとのコンビは既にお馴染だが、
「ラストエンペラー」「いい日旅だち」などの演奏があった。この日は男性、オカリナソリスト、
岡島さんの演奏が花を添えた。不覚にもお名前を聞き逃したが、女性、フリ―アナウンサーによる
「最後だとわかっていたら」という詩の朗読があり、お開きとなった。東日本大震災で命を落と
された多くの方々への鎮魂の詩だった。

明日のことは誰にも分からない。毎日毎日を大切に生きることの大切さを忘れていることを
訴えた詩が強く印象に残った。(了)


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立ち雛:色紙(扇面)(スケッチ&コメント)

2012-02-13 04:18:05 | スケッチ


立ち雛:色紙(扇面)

江嵜企画代表・Ken



「初心者のための節句の絵」のタイトルで、日本画家の猪熊佳子先生が
2月12日と26日の2回講座を開くと、高島屋友の会、事務局カウンターで
見つけた。次回「端午の節句」の講座も用意されていると知った。

こうした試みによって、一人でも多くの人に日本画に興味を持って
もらえれば、日本画を学ぶ人間の一人としても、嬉しい限りだと、
勝手に喜んでいる次第である。

猪熊佳子先生は「三月の節句のお祝いに立ち雛を描いてみませんか?」と
呼びかけておられた。本ちゃんの日本画はそうはいかないが、色紙であれば
自己流でなんとかいけそうなので、猪熊先生が描かれた絵を手本にして、
自宅に持ち帰り仕上げた。

実はここ一ケ月プリンターが不調で往生していた。かかりつけのパソコンの
先生に「往診」いただいて、晴れて送ることが出来るようになりホッとしている。

たかがパソコン、されどパソコン。パソコンが不調だと体の調子までおかしく
なるから怖い。(了)

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