(学校で教えてくれない経済学)
ワ―ルドWaveMorningを見ることから一日が始まる。25日朝放送ではメルケル首相の携帯電話がアメリカ政府により盗聴されていたことがトップニュースだった。ドイツZDFは「メルケル首相は友人をスパイした行為に強く抗議した。」と伝えた。現地24日開かれたEU首脳会議でもアメリカのスパイ行為が取り上げられた。メルケル首相は東ドイツ出身である。EUバローゾ委員長は「東ドイツでは全ての市民の行動をスパイしていた。」とアメリカの行動を厳しい口調で非難していた。24日付けのWSJ紙の一面トップに「Spy Charges Fuel Outrages in Europe(スパイ批難、ヨーロッパで加熱)」の大見出しが躍っていた。フランスF2は昨日に続きアメリカのスパイ活動を取り上げ「アメリカとの信頼関係が失われる。」と伝えた。24日放送の米ABCは「アメリカはスパイをしていない。これからもしない。」とホワイトハウス報道官が語る様子を画面に写していた。今まではスパイしていたことを事実上認めたことを意味している。
中国CCTVは25日朝放送で昨日同様、中国艦隊が紅組青組に分かれて実践訓練したと詳細に伝えていた。特にミサイル防衛能力の高さを強調していた。英BBCは65歳以上の高齢者で働く人口が2008年以降年を追って増えていると伝えていた。「お金が必要なんですよ。働いておれば、自分で好きな買い物もできる。年金だけでは心もとない。孫にもいろいろ買ってやれるしね。とにかく働いている事が楽しい。」と。いろいろなひとから取材していたが「楽しんで働いている。」と語る人が多かった。イギリスでは2050年に65歳以上の人口が今の倍になる。一方、低所得層の人口も増えている。「これからのイギリスはあらゆる年齢の人、低所得層にも働き場を用意しなければならない」と放送を結んでいた。
一方、24日、NY市場では、NYダウは、前日比95ドル高、15,509ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル97.11ドル、NY金ス場はトロイオンス1,350.20ドルで取引された。NY外国為替市場では、1ドル=97.41~45円、1ユーロ=134.35~41円だった。NY債券市場は小動きで10年物国債利回りは2.52% 台で横ばいだった。25日朝6時台放送の米ブルームバーグ・ニュースは「FRBによる量的緩和縮小が来年の春まで先延ばしされるとの思惑が相場を支えた。決算発表が始まったが予想を上回る企業決算を発表した企業の株価が上げた。」と解説していた。政府機関閉鎖、財政赤字上限引き上げてふさぎ込んでいた市場からリスクを負担しようとする空気が出て来ていると解説していた。
ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA、大宮弘幸氏は「7~9月期の米企業決算発表が山場を迎えた。一株当たり利益が予想を上回る企業が多い。増配、自社株買い企業株が買われている。原油相場がシエールガス増産でバレル100ドルを割った。つれて一時全米平均でガロン3ドル60セントが3ドル30セントへ下がった。クリスマスシーズンを控えてガソリン相場の値下がりは個人消費下支えに好材料だ。」と解説した。明るいニュースのみに目を向けているのは気になるがくよくよしていてもはじまらない。(了)
ワ―ルドWaveMorningを見ることから一日が始まる。25日朝放送ではメルケル首相の携帯電話がアメリカ政府により盗聴されていたことがトップニュースだった。ドイツZDFは「メルケル首相は友人をスパイした行為に強く抗議した。」と伝えた。現地24日開かれたEU首脳会議でもアメリカのスパイ行為が取り上げられた。メルケル首相は東ドイツ出身である。EUバローゾ委員長は「東ドイツでは全ての市民の行動をスパイしていた。」とアメリカの行動を厳しい口調で非難していた。24日付けのWSJ紙の一面トップに「Spy Charges Fuel Outrages in Europe(スパイ批難、ヨーロッパで加熱)」の大見出しが躍っていた。フランスF2は昨日に続きアメリカのスパイ活動を取り上げ「アメリカとの信頼関係が失われる。」と伝えた。24日放送の米ABCは「アメリカはスパイをしていない。これからもしない。」とホワイトハウス報道官が語る様子を画面に写していた。今まではスパイしていたことを事実上認めたことを意味している。
中国CCTVは25日朝放送で昨日同様、中国艦隊が紅組青組に分かれて実践訓練したと詳細に伝えていた。特にミサイル防衛能力の高さを強調していた。英BBCは65歳以上の高齢者で働く人口が2008年以降年を追って増えていると伝えていた。「お金が必要なんですよ。働いておれば、自分で好きな買い物もできる。年金だけでは心もとない。孫にもいろいろ買ってやれるしね。とにかく働いている事が楽しい。」と。いろいろなひとから取材していたが「楽しんで働いている。」と語る人が多かった。イギリスでは2050年に65歳以上の人口が今の倍になる。一方、低所得層の人口も増えている。「これからのイギリスはあらゆる年齢の人、低所得層にも働き場を用意しなければならない」と放送を結んでいた。
一方、24日、NY市場では、NYダウは、前日比95ドル高、15,509ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル97.11ドル、NY金ス場はトロイオンス1,350.20ドルで取引された。NY外国為替市場では、1ドル=97.41~45円、1ユーロ=134.35~41円だった。NY債券市場は小動きで10年物国債利回りは2.52% 台で横ばいだった。25日朝6時台放送の米ブルームバーグ・ニュースは「FRBによる量的緩和縮小が来年の春まで先延ばしされるとの思惑が相場を支えた。決算発表が始まったが予想を上回る企業決算を発表した企業の株価が上げた。」と解説していた。政府機関閉鎖、財政赤字上限引き上げてふさぎ込んでいた市場からリスクを負担しようとする空気が出て来ていると解説していた。
ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券CMA、大宮弘幸氏は「7~9月期の米企業決算発表が山場を迎えた。一株当たり利益が予想を上回る企業が多い。増配、自社株買い企業株が買われている。原油相場がシエールガス増産でバレル100ドルを割った。つれて一時全米平均でガロン3ドル60セントが3ドル30セントへ下がった。クリスマスシーズンを控えてガソリン相場の値下がりは個人消費下支えに好材料だ。」と解説した。明るいニュースのみに目を向けているのは気になるがくよくよしていてもはじまらない。(了)