これだけネットが発達した現在、いわゆる〈フェイクニュース〉も事実/真実に混じってたくさん流布している。
まあそういうものもないと面白くないし、昔っから根も葉もない噂というのはこの世に付き物。今後増えることはあっても、なくなることはないだろう。
実際問題、たとえばいい加減な健康情報で健康を害することだってあるだろうし、悪意ある噂話でいじめになることもあるだろう。また場合によっては、悪い奴に命を取られることだって、実際に起きていることだし。
これだけAIも発達した現在、ネット上の記載が真実なのかフェイクなのか、判別するのもある程度可能なのではないか。
例えば嘘やフェイクならば“F”、事実/真実ならば“T”、という判定が出てもいい。あ、事実や虚偽かはともかく、単純な意見または予想という“O”というのも必要だろう。
ネットに掲載された文章や画像に対し、F/T/Oの表示、あるいは赤/青/黄の色付でもいいかも。さらに進めば、一文ごとにそういう表示ができるかもしれない。
あるいは(今はなくなったけれど)Googleのページランクのような棒グラフで示すこともできる。左にF、右にTとして、右に伸びるほど信憑性が高いというような。
さらにさらに、Fばっかり発信している人の記事は、ビッグデータから削除あるいは“排除”されてしまうのかもしれない。
あともう一つ。事実ではないけども世の中に必要だってことは、高度な判断で以って“T”にしてもいいかもしれない。たとえば「サンタクロースはいる」ってこと。
…どうでしょう。ところでこの文章自体は、おそらく“O”に分類されるのでしょうな。