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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

健康法あれこれ

2008-10-19 08:22:50 | 実用
 
 体調不良というのは、だいたいが風邪かおなか壊すか、だろうと思います。これからだんだん寒くなってくることですし、基本的ながらいくつか健康法をまとめておきます。
 もちろん僕が全部考えたわけではなく、よく知られているものもあります。

1.鼻で息を吸う
 息を吐く時は口からでもいいが、吸う時は鼻から吸うこと。雑菌を捕捉してくれるし、鼻腔で空気が暖められるため、体への負担が少なくて済む。口を開けて呼吸している人は、おそらく風邪ひきやすいと思う。口は閉じて(口の中の空間はできるだけ小さく)、温かく湿らせておくのが、ノドには一番いい。
 ついでながら、白人の鼻が高いのは、比較的寒い地方に住んできたため、冷たい外気をより暖めることができるよう、空気の通り道が細く長くなったんだそうだ。

2.洟をよくかむ
 洟(鼻水)をすすってゴクリと飲み込んでしまうのは、その中に含まれる雑菌やウイルスを体の中に入れてしまうことになる。ノドや気管支にも悪いし、おなかにも良くない(風邪からおなか壊すことはよくある)。授業中だろうが会議中だろうが、洟はティッシュできちんとかむのがいい。
 そもそも鼻水ってのは、雑菌等を捉えて外に出すのがその目的なのだから、中に入れるものではない。それは痰も同じ。できるだけ外に出す方がいい。(とは言ってもペッペ吐いてはいけない)

3.手を洗う
 洗うとはいっても、よほど汚れていたり油ベタベタしていたりしなければ、石鹸は使う必要はない。体の表面には〈常在菌〉という皮膚を守っている菌がいるし、皮脂というアブラ分もある。それらは必要なものだから、わざわざ石鹸なんかで落とさなくてもいい。流水で充分。
 手洗いソープのCMで、菌がこんなに少なくなりました、なんていう絵が出てくる時があるが、それって大事な常在菌や皮脂もなくなっているってことだからね。

4.朝晩水を飲む
 寝る前、そして起きたあとに、水を飲む。コップで1~2杯分だが、冷たい時はゆっくりと。
 ひと晩で500mLほどの水分が体から出て行くそうなので、血液ドロドロにならないためにも、寝る前は必要(脳梗塞や心筋梗塞の予防になる)。多少の満腹感も得られるので、眠りにも就きやすい。
 朝は朝で、失われた水分を補給するとともに、胃腸を刺激することでお通じが良くなるはず(特に女性にはいいかも)。

 以上、お役に立ちますれば。
 蛇足ながら、おととしの1月に「冬季下痢症にはヨーグルト」、去年1月には「カゼの治し方」という一文を載せたところ、それぞれGoogle検索で上位にランクされているようです。少しは役に立っているんだろうなあ。

 〔写真は、三重県「なばなの里」にて〕

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