柏レイソルがJ2優勝に続いてJ1でも優勝。去年、J2から上がって来たばかりのセレッソが3位だったという例はあるけれど、見事見事。
久しぶりにワクワクしながらテレビを見た。あのビスマルクにプレースタイルが似ているレアンドロもうまかったし(おそらくMVP)、何より若手が活き活きしていた。ついこの間まで顔も知らなかった酒井とか田中とか、すっかりおなじみになってしまった。
1995年のJ初参戦の頃はカレッカ頼みだったようだが、若手の育成(ガンバやサンフレッチェと同様、レイソルの下部組織は定評ある)とネルシーニョ監督の戦術・采配とがうまくかみ合った成果だろうと思う。
J1初制覇ということで選手の喜びようは初々しかったし、控えの選手含めて皆いい顔していた。うらやましい限り。
一方こちら地元のエスパルスは、最後3連敗して10位。主力メンバーが抜け体制変わったとはいえ、最低でも賞金もらえる7位は行ってほしかったところ。逆転負けも多かったし終盤で連敗するし、見ていて「情けない」「甘っちょろい」と感じることもしばしば。
ナビスコ杯や天皇杯で優勝し、アジアカップウィナーズカップも制しているけれど、リーグ戦は1999年に1stステージ(前期)優勝しているだけ。まだ年間チャンピオンにはなっていない。
もっと厳しさを身につけなければ“王者”にはなれないだろうし“歓喜”を味わうこともできないだろうと思う。(生きてるうちにあるかなあ)
さてレイソル。8日木曜日からのクラブW杯にも初出場する。地元開催だし、この勢いで3位以上を目指してほしい。(またテレビにかじり付くことに)
〔写真は、asahi.comより〕