eSSay

エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

正面の理 側面の情 背面の恐怖

2016-10-23 09:27:26 | エッセイ
 
 どういう因果か、薬の会社で長いこと品質の責任者をやっています。関連する書類の最後には必ず捺印かサインをすることになっており、もちろん僕だけが責任背負っているわけではないものの、なかなかの重責を担っています。つい最近も難しい問題が出てきて、頭の痛いところ。
 いつの間にか会社の中でも古株になってきて、口にしたひと言も重くとられてしまいます。一方では嫌われているのかも知れませんし、陰では揶揄の対象にもなっているかも知れません。

 きょう紹介するのは中坊公平という、もう亡くなった弁護士の言葉。部下含め、対人関係の要を示したもの。
 まずはまともに当たってみて、ダメなら情に訴えるという方法。そして最後は「ただじゃおかんぞ」というような凄味も持っていないとナメられる、ということを言いたいらしい。なかなかいい言葉なので、特に部下の扱いに困っている人は是非。
 ついでながら、人に動いてもらいたいのであれば、ご存じデール・カーネギーの『人を動かす』(創元社)は読んでおきたいところ。

 今はかなり健康ですが、小さい頃はよく熱を出して寝込んでいました。それこそ薬とは長い付き合いですので、こういう立場になったのも何かの縁なのかも。
 そうそう、昨年に続いて来週「大井川マラソン」に参加します。無事完走(完歩)できますやら。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする