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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

J総括2016

2016-12-11 11:12:03 | サッカー
 怒涛のJリーグ・チャンピオンシップにJ1昇格プレーオフに、と立て続けに終わり、今年の日本サッカーも天皇杯を残すのみとなった。
 この3月の時点で、松木安太郎氏は広島、ガ大阪、浦和、鹿島を優勝候補に挙げており、また中山雅史氏は鹿島を挙げていた。見事的中といったところである。

 「ジーコスピリット」の鹿島アントラーズはさすがと言うべきか、浦和レッズがふがいないと言うか。槙野にしろ柏木にしろ、前々から人目を意識しすぎた甘っちょろい/カッコつけた所があって、ギリギリの勝負の世界では負けるのも仕方ないなあ、と思っている(ファンの方には申し訳ないが)。鹿島の柴崎や小笠原の顔つきを、見てみるがいい。
 CSではまだタイトルのない川崎を応援していたが、小林悠の欠場が痛かった。もし出ていれば、と言うと「たられば」になってしまうが、見てみたかったなあ。
 そうそう、CS決勝第2戦。テレビ欄の文章を縦に読むと「歴史に残る熱戦を」となっていたようだ(既に皆さんご存じのとおり)。どうもそのとおりになったような。
 さて鹿島。年間勝ち点3位ながら、クラブW杯初戦ではオークランドシティに見事逆転勝ちして、その実力を遺憾なく発揮してくれた。去年の広島も良かったが、今回の鹿島もなかなか。このまま決勝まで行ってほしいところ。
 クラブW杯は、ほとんどレアル・マドリードで決まりのような気もする。勝ち負けはともかく、素晴らしいプレーに酔い痴れたい。

 我らが清水エスパルスが1年でJ1に復帰したのも嬉しい限り。J2の戦いに苦しんで、チームとしてひと回り大きくなったであろうことを期待している。来期はまた苦戦も予想されるが、また降格することのないよう、できれば優勝争いまでしてほしいところ。
 セレッソ大阪が復帰したのも喜ばしい。柿谷に山口蛍に、いいメンバー揃っているし。あの桜色のユニホームが、またJ1の舞台で見られる。

 そう言えば、あの鹿島サポーターの「おーお・おおお」「うーアントラーズ」というのはリズミカルでいい。あれで相手チームもかなり威圧されていることだろう。清水のサンバのリズム「オオオーオオオオオー」というのもなかなか。
 それから、チーム名を連呼する場合、例えば磐田や名古屋だと「ジュビーロいわた」「なごーやグランパス」と間延びするのに対し、セ大阪だと「セレッソおおさか」と一番ゴロがいいようだ。まあどうでもいいことだが。
 



 
 
コメント
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