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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

某国新大統領就任

2017-01-29 09:27:25 | 時事
 
 既にあちこちでさんざん論評されてはいるが。

 予想どおり、前任者とはまったく異なる政策を進めている。いい悪いは別として、人が換われば意見/考えが変わるのは当たり前。前任者と同じことをやっていては存在価値ないだろうし、同じことやるならば前の大統領が務めるのと同じになる。世論や野党、ましてやよその国の言いなりにはならないだろうし、なっていたら意味がない。
 無能と見なされないよう、前任の施策を覆すというのはよくあること。しかしいい施策なら、続けるべき。(とは言え次の民主党は、それをまたひっくり返せばいいのである意味やりやすいかもしれない)

 過激かどうかはともかく、この時代共和党から出てくる候補者ならある程度強硬なやり方をするに違いない。もし他の候補者であれば、という見方もあろうが、五十歩百歩ではないかと。
 まさか一人ですべてを考えているわけでもあるまい。大統領ともなれば、参謀役もいるだろうし、党の重鎮の意見も聞くことにはなろう。強力な黒子がいるのかもしれないし、ひょっとしたら何らかの団体がバックについているのかも。

 どんなに奇妙だろうと過激だろうと、彼は彼で「良かれ」と思って大真面目にやっているのだ。「正しい」と思ってやっているのであれば、たとえそれが幼い子供であっても、尊重しなければならないだろう。
 世界を、少なくともアメリカを、良くしようと考えている、はず。
 強気に見える本人が一番怖れているのは、信望を失ったり大失敗をやらかして失脚してしまうこと。それはやはり恥ずべきことであるから、ある意味慎重にことを進めるだろう。
 いずれにしても、ルールどおりに選ばれた大統領。法に則って従わざるをえないだろうし、それが民主主義。

 しかし世界中から何だかんだ言われて、並みの神経ではやっていけないだろう。そこは大変なところ。
 ただ、いちいちツイッターで反論するところなど見ると、僕やあなたよりも肝っ玉小さいのかもしれない。「ナメやがって」とイキがっているのは、弱っちい奴と相場は決まっている。少なくとも、臍下丹田に気持ちが収まっているようには見えない。(欧米人には難しいことだが)
 
 そうそう、テレビにも一緒に出ているあの息子さんも、あんな大人になってしまうのだろうか。

 〔ご本人の目に触れると気を悪くされるのであえて「某国」としましたが、バレバレですな〕

コメント
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