最後の最後に国名が呼ばれ、ロシアW杯本大会で日本はH組に。フランスやスペイン辺りとやってもらいたかったが、くじ運良かったのか悪かったのか、地味なグループである。豪州や韓国、イランに比べたら楽なようだけど、海外ではあまり注目集めないような気もする。
いずれにしても、強豪国と当たるまで勝ち進んでほしい。ただ、タッチラインに出る回数が、Jリーグでは多過ぎる。その都度集中が途切れるし、見ていてつまらない。あとトラップが大きいのも目立つ。強いチーム相手では、すぐボールを取られてしまうはず。
しかしイタリアやオランダが出ないのも寂しい限り。FIFAランキング55位の日本が出るのも申し訳ないほど。
ところで本大会の参加国が、今の32から48になるそうだ。実力差ありすぎで間延びした“消化試合”が増えそうだし緊張感減るし、僕は反対。
J1リーグはフロンターレが涙の逆転初優勝。特にファンでもないけれど中村憲剛ほか、おめでとう! 小林悠も、いいストライカーになった。もうじき始まるE-1でも活躍してほしい。
一方、最後2試合引き分けに終わったアントラーズ。しぶとくタイトルを獲ってきたかのチームとしては、らしさがなかった。長いサッカーの歴史では、こんなこともあるのだろう。試合後のインタビューを受けていた昌子源は、逃げずに応対していたし立派。(この選手はいい面構えをしている)
さて我らがエスパルスは、最終戦で勝ってようやく残留を決める始末。けが人が多かったせいもあるらしいが、J2から上がってきた年に残留争いしている時点で「負け」だろうと思っている。今度落ちればサポーターやめようかと思っていたほど。
片やプロ野球。10ゲーム差あろうがなかろうが、ハンデ付けられるとは言え日本シリーズに出られるってのはやはり変だ。勝ち点1、得失点差1のギリギリの勝負をしているJリーグに比べ、何とも締まりのないこと。
CSで観客増えるらしいが、「一投一打に賭ける」野球の精神にも反するのではかいか。
JリーグにしろW杯にしろ、闘いはまだまだ続きます。関係者の皆さん、大変でしょうが力を尽くしてください。僕も応援しています。