春は別れの季節、とは言うけれど、この4月は大事な3人との哀しい別れがあった。
・一番のかわいい飲み友達
転勤で遠くへ行ってしまった。これが何とも哀しい。
・娘
県内ではあるが、一人暮らしを始めてしまい、家の中寂しくなった。
・会社の同僚
仕事上いろいろと助けてもらっていたしよく飲みにも行っていたが、東京本社に戻って行ってしまった。
娘はちょこちょこ帰ってくるだろうし、同僚とはお互い元気でいればまた会えるはず。ただ「かわいい飲み友達」Tさんとはもう再会できないかも知れない。とは言え、楽しい時間を一緒に過ごすことができたし、思い出は美しいままにでいいか、と。
…センチな気分に浸っている今日このごろ。
そうそう、Tさんにとりあえず“最後”のメールを送る際、冗談交じりに「素敵な人に出会えて〈いい人生〉でした」とひと言添える。
後日、地元の図書館をぶらぶらしていたら、大津秀一『「いい人生だった」と言える10の習慣』という本が目に入り、借りてみた。がん末期患者の最期を看取るお仕事だそうで、患者の、家族含めた周囲の人との関係修復が切々と綴られており、これまた泣けること泣けること。