今年も許せんことが多々あった。
上から目線でマウンティングしてくる奴、グチグチと文句ばかり言う奴、下っ端なのに偉そうに物言う奴、いつも吠えかかってくる近所の犬、…。
でもでも、いちいちそういうのに付き合ってもいられない。こちらの血圧上がるし、頭の片隅にあるだけでゆっくり家でもくつろぐことができなくなってしまう。「許せん許さん」と思うよりは「許す許す」と考えた方が、きっといいに違いない。
カトリック系の幼稚園に通っていたころ、「ゆるせばあなたもゆるされる」という言葉を意味がよくわからないまま唱えていた。しかし年取ってくるとよくわかるようになる。
僕だけでなく他の人からも「許せん」と思われているような奴/犬ってのは、僕が何か仕返ししなくても、はやり憐れな目に遭うはずだし事実そのとおりになっている。どうせロクな死に方はしないだろうし、自業自得とはいえ、かわいそうと言えばかわいそう。
(いや僕だって、誰かから「許せん」と思われているの、かも)
そうそう、気分がクサクサして寝つき悪かった時、ふと斎藤一人さんや小林正観さんの言う「ありがたいありがたい」を唱えるようにしたところ、スッと寝付けるようになり、今も続けているところ。
とは言え、政治家や権力者の不正は許しちゃいけないの、だろうな。