思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

オバマ大統領は、話し方がうまい?のではなく、理念、精神、内容が優れているのです。

2009-01-22 | 日記
マスコミではオバマ大統領のスピーチの仕方に感心し、それを学ぼう、とさかんに言われていますが、
オバマ氏が優れているのは、誰よりも強靭な【理念】であり、不退転の【精神】であり、そこから生まれる豊かな【内容】なのです。

それがあってはじめて「優れたスピーチの仕方」は意味をもち、価値が生じるのです。

元=優れた理念や精神や内容は、どのようにしたら生み出せるか?それこそが核心であるにも関わらず、仕方=やり方に感心する、というは、なんとも愚かで悲しい話です。

どうもわが日本では、理念や思想の持つ意味・価値が認識されず、ただやり方や損得だけに関心が集まるようです。

なんとしても、この逆立ちした想念を変えなければ、よき社会は開けないですね。

(※しかし、アメリカの主要ポストの多くをユダヤ人が占めているからとはいえ、無差別爆撃と殺戮を繰り返すイスラエル軍の行為を、「自衛のための行為は支持する」という詭弁で逃げるのにはガッカリですね。アメリカ大統領の限界なのでしょうか?さらに一歩踏み込んで思考し、発言すべきだと思います。)


武田康弘
コメント
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