思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

哲学とは、広義の「実存主義」のことです。

2009-01-02 | 日記
以下は、昨日の「白樺ML」の一部です。


新年を迎えました。いかがお過ごしですか。

・・・・・・さて、恋知(哲学)とは、自分自身の存在と生活を見つめ、そこから善美への希求を持つものなので、広義の「実存主義」です。国家の権威や経済的支配力を「はるか下に見下ろすもの」(ソクラテス)と言われるのは、その意味です。わたしとあなたの生を超える価値はない、これが絶対の前提ですから、哲学する人は、どのような権威や権力や金力にも頭を下げません。頭を下げるのは、人間的な柔らかい心が生む善美にです。生き生きとした輝き、子どものように自由で楽しい生を永続させようとするのが、哲学の意図なのです。

今年も、「ソクラテス教室」、「愉しい哲学の会」、(「とわの会」)、「民知の会」の発展のために、ぜひみなさんの力を貸してください。よろしくお願いします。


武田康弘
コメント
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