思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

『生徒がくれた卒業証書―土肥信雄のたたかい』 澤宮優著(旬報社)

2010-07-04 | 書評


『生徒がくれた卒業証書―土肥信雄のたたかい』 澤宮優著(旬報社)
2010年7月1日刊 1575円



わたしは、東京都教育委員会のすさまじいまでの強権。戦前の国家主義となんら変わらぬ思想・態度を知り、公共的な憤りが腹の底からフツフツと湧いてきました。

民主主義の原理について何も理解していない都教委の役人たちを、東京都民は税金で雇っている。高給を与え、威張り散らす特権を与えて。

高潔で誰からも愛される校長先生を弾圧し、言論の自由を奪う。まるで北朝鮮のよう。

これほどまでに堕落した東京都の教育現場を見ると、都立高校の卒業生であり、1969年に高校改革の先頭に立って民主的改革を成就させたわたしは、呆れ返り、言葉を失います。

しかし逆に、パワーが湧き上がってもきます。個々人から立ち昇る〈魅力〉を奪う国家主義をその根元から断つための思想の闘いに、また新たなエネルギーが充填されました。

みなさん、ぜひ、ご一読を。


武田康弘
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競輪も競馬も競艇も、サッカーくじも、みんな賭け事ですよね

2010-07-04 | 社会批評

人類の歴史始まって以来、「賭け事」はずっと続いてきたとのこと。

日本では、政府が認めた賭け事以外は禁止ですから、野球賭博は重罪で、職も奪われ、社会的にも抹殺されるのです。

でも、オグリキャップの死は、とても悲しまれ、競馬などには、天皇賞という賞まであります。

賭け事は、よい事であり、また、悪い事でもある、となりますね。


ところで、「競輪・競馬・競艇」などの収益は、ガラス張りになっているのでしょうね。
「宝くじ」は問題大ありで、「仕分け」でいろいろ指摘されていましたが、なんだか、あちこち怪しそうな気もします。
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