思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

堺屋太一さん、橋下市長をたしなめて下さいー狂気の「君が代条例」

2012-01-19 | 社会批評

「君が代」は明治天皇に捧げられた歌で、天皇賛歌ですので、天皇家の人々は歌いません。また、現天皇の明仁さんは、東京都教育委員(当時)の将棋指し米長邦雄さんに対して、「強制にならないように」と釘を刺しました。

明治天皇賛歌は、そのまま天皇家の歌にしておけばよいものを、1999年に法律で国歌としてしまったために、日本国民の不幸の種になりました。「桜」か「故郷」を国歌にしておけば、このような不幸は起こらなかったのです。

それは、さておき、15年戦争のシンボルにまでなってしまった「君が代」(これは天皇家にとっても迷惑)に拒絶反応をもつ教職員の思想・信条を「条例」で縛るという愚行(「憲法」および「世界人権宣言」に反する行為)を防ぐために、良識人の一代表である堺屋太一さんにはぜひ頑張ってもらいたいと思います。大阪改革のための委員を引き受けられたのですから、よろしくお願いします。

わたしが橋下さんの教育思想を真正面から批判すると彼は頑なになるでしょうから、近くにいる堺屋太一さんが意見するのが最善だと思います。


武田康弘
コメント (2)
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