思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

静岡地裁ー袴田さんの無罪を確証。証拠のねつ造=警察庁と検察庁による国家犯罪をどう裁くのか?

2014-03-28 | 社会批評

(警察庁のある中央合同庁舎第2号館)

ウソの証拠品をわざわざつくり、それによって無実の人に罪を着せ、死刑判決を引き出す。これは、批判のことばもないほどの恐ろしい罪であり、「許しがたい悪」というほかありません。

主権者から税金で雇われている役人(警察官、検察官)が、意図的に証拠をねつ造して市民を犯罪者に仕立て上げる。なんという国なのか。

通常の犯罪を超えた恐ろしいことをした人間(警察官、検察官)の責任を追及しないという官僚政府だからこそ、このような冤罪が後を絶たず、

最近の出来事に限っても、村木さん事件(検察官がフロッピーディスクを改ざんして証拠をねつ造)や、小沢事件(政治的な陰謀)や、検察庁の組織的裏金づくりを内部告発した大阪高検の検事正を逮捕する事件など、警察や検察による組織犯罪の恐ろしさには、誰しもが公共的怒りを覚えるはずです。

警察庁、検察庁の組織と人事を根本的に見直さなければなりません。第三者機関による解体的改組が必要です。

無実の袴田さんは、毎日、死刑執行の日の恐怖と闘いながら48年間、ああ!なんということか。警察と検察は、この悪=罪をどうあがなうのか。彼らに人間の心はあるのか。

(※無実の久間さんの死刑執行!日本テレビが報道 も見てください)

武田康弘

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