政府は、労働力不足を補うために、女性の活用を! 成長戦略の柱の一つに!と宣言しています。
「活用」ですか、超上から目線ですね。否、イヤらしい目線です。
企業や官僚政府が、女性を活用しよう! 活用すべし!
ずいぶん調子のいい話ですね。
人は、ものでも、システムでもありませんよ。
一人ひとりが「生きてあること」=それ自身が究極の価値です。
主体者とは、一人ひとりの女であり男です。なにがしかの組織が主体者なのではありません。当たり前すぎる話です。
「私」が生きるのです。
「私」が善美に憧れ、真実を求めるのです。
「私」が勉強をするのです。
「私」が仕事をするのです。
「私」が活躍するのです。
「私」こそは、あらゆる価値を生みだす源泉です。
人は、ものやシステムとは違います。誰かに、何かに、「活用」されるために生きているのではありません。
威張り腐った政府関係者や官僚(税金から収入を得ている者たち→みなのサービスマンであるべき者たち)が、「女性を活用すべし」!!という、戯け者ども、ふざけるなよ!!
こういう「愚か者」で溢れているのがいまの日本です。パターン知と暗記バカの集まり=「東大病」の日本をチェンジしないと! 「考える」知的教育がいま何より求められます。
「みなのサービスマンであるべき「政府」が取り組むべきは、一人ひとりが、女性が、活躍できる条件を整備する努力です。」
答えを書いてしまいましたが、官僚や政府のみなさん(税金で暮しているみなさん)、そのように思想と言葉を訂正しないといけません。
武田康弘