思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

女性の活用=アベノミクス戦略?「活用」!?「もの」ではありませんよー愚か者の官府のみなさん。

2014-06-28 | 社会批評

政府は、労働力不足を補うために、女性の活用を! 成長戦略の柱の一つに!と宣言しています。

「活用」ですか、超上から目線ですね。否、イヤらしい目線です。

 企業や官僚政府が、女性を活用しよう! 活用すべし!

 ずいぶん調子のいい話ですね。

人は、ものでも、システムでもありませんよ。

 一人ひとりが「生きてあること」=それ自身が究極の価値です。

 主体者とは、一人ひとりの女であり男です。なにがしかの組織が主体者なのではありません。当たり前すぎる話です。

「私」が生きるのです。
「私」が善美に憧れ、真実を求めるのです。
「私」が勉強をするのです。
「私」が仕事をするのです。
「私」が活躍するのです。

「私」こそは、あらゆる価値を生みだす源泉です。

人は、ものやシステムとは違います。誰かに、何かに、「活用」されるために生きているのではありません。

威張り腐った政府関係者や官僚(税金から収入を得ている者たち→みなのサービスマンであるべき者たち)が、「女性を活用すべし」!!という、戯け者ども、ふざけるなよ!!

こういう「愚か者」で溢れているのがいまの日本です。パターン知と暗記バカの集まり=「東大病」の日本をチェンジしないと! 「考える」知的教育がいま何より求められます。

 「みなのサービスマンであるべき「政府」が取り組むべきは、一人ひとりが、女性が、活躍できる条件を整備する努力です。」

答えを書いてしまいましたが、官僚や政府のみなさん(税金で暮しているみなさん)、そのように思想と言葉を訂正しないといけません。


武田康弘

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「タカ派議員こそ平和ボケ」ーー安倍首相の叔父・西村正雄さん、死の直前に厳しく警告。

2014-06-28 | 社会批評

 2006年の8月1日に急死したした西村正雄さん(安倍晋三の叔父・みづほホールディングス会長など銀行トップを歴任)は、死の4日前に東京新聞のインタビューを受け、戦争を肯定する「靖国神社」を厳しく批判しました。

 「タカ派的なことを言って喜んでいる若い政治家は、戦争の悲惨を知らないから、平和でボケている。

 「ドイツの元大統領ワイツゼッカー氏の『過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる』ということばを大切にしなければならない。」

 「満州事変(1931年)以降は明らかに侵略戦争。この歴史的事実を踏まえてケジメをつけなければ絶対にいけない。」などと話し、

 3日後7月31日に、言い忘れたことを文章にしましょう、と、東京新聞にファクスを送り、その翌日に急死したとのことです。死の前日の遺言となりました。


 今日、安倍首相は、まったく聞く耳を持たず、強引極まりない手法で、自身の想念を実行に移しています。


       2006年8月19日の東京新聞(コピーして取っておいたものです)

 

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