思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

今更ながらですが、人間の活動は、すべて「性的」な力を土台としています。

2015-11-14 | 恋知(哲学)

簡明な真実を見ないふりをする人が多く、「性的」であると言って非難する言い方が流行っていますが、性的な臭いがする、と非難するならば、何かしら魅力ある営なみは、芸術はもちろん学問も仕事もすべて「性的」であると言って非難されることになります。

魅力あると感じるあらゆる物品・事象・営み、そして人間存在は、すべて「性的」です。

こんな当たり前のことすら分からない人が多く、自分は性的でないイコール正常といわんばかりの言説で溢れます。呆れ返ります。それは、わたしは灰色でなんの魅力もありません、と言っているのと同義です。

その昔、フロイトがあんまりほんとうのことを言うので、ウィーンでは貴婦人!?たちが「なんてイヤらしい!」と非難しました、わたしはイヤらしくないのよ(笑)と。こういう自己欺瞞=お笑いレベルの話が今日も続く。 ああ、恥ずかしい限り。

 
 クリムト (ウィーンの孤高の天才)


武田康弘

コメント (1)
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