テレビを見ていると、その背後にあるイデオロギーがよく分かります。
すべて勝ち負け、どんな愚か者でも分かる勝った負けたのオンパレード。
学問や芸術も、〇〇賞を取れた、逃した、という話題ばかりなり~。
自分の目で、自分の心で、自分の意志で、自分のフィロソフィで見るという人間の人間的生の基本がなく、TVはただのバカ騒ぎ。
外的価値のみを追いかける生、みな同じ価値観で生きる人たち、このような集団同調の生は、【内的世界=真善美への憧れと沈思】がつくる人間的精神とは無縁です。
ハチやアリのような《昆虫的属性》をもつ存在に陥る勧め??
そこにはフィロソフィの営みによる内的世界の豊穣がありません。外に見えるものしか見えないのでは、人間固有の生がない証拠です。内的世界を生むフィロソフィの営みがなければ、人間は、機械的存在に陥ります。
TV番組の大部分は、昆虫的属性をもつ人間を培養するシャーレとなっていますが、それは視聴者との共犯でしょう。
全体一致、ニッポンチャチャチャの愚か極まる右派政治(ばかの集合)、儀式・様式しかなく中身のない皇室の伝統という「明治政府がつくった靖国思想=国家宗教」(明仁さんや美智子さんらも嫌う)を喧伝する「日本会議」なる右翼団体(イカレタ新興宗教)さえ批判できぬようでは、もうわが日本も終わってしまいそう。
団子集団、一億総〇〇という呆れる愚かさに縛られたままでいいはずがありません。
勝ち負け主義に代表される外的価値に金縛りにされている心=精神ほど哀れなものはありません。
それでは人間としての生とは言えないでしょう。
安倍サイドからの声、いやいや、日本人は、人間である前に日本人の自覚(???)を持つべきだ!(安倍首相の自著にそう記載されています)。
君らはもう終わっていますね~~~違憲政治屋さんとそれを支える愚かなTV。
武田康弘