官僚のトップであった前川さんが言ったことは全部ウソというのが安倍首相・菅官房長官など政府官邸サイド。
官僚機構と官邸機構。同じ「行政」(「立法」「司法」と共に国家権力の三権の一つ)の中で矛盾し敵対しているのですから、
立法府=国会で、証人喚問をする必要が出てきました。
前川さんや現職文部官僚たちの言っていることと、首相など官邸サイドが言っていることのどちらが正しいのか。
おなじ行政府同士では白黒つけられませんから、国権の最高機関である国会の場で、きちんと証言してもらわなければなりません。
逃げることは完全なる責任放棄で、公務員法に反し、辞職 (前川さんはすでに辞していますが)以外にはなくなります。
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員=「日本国憲法の哲学的土台」を講義)